貴水玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あっという間に全巻読破。久々に読書&ドラマのような展開で5巻とも楽しく読めた。
「義母と娘のブルース」に出てくる義母のようなザ真堅物な梓咲が、きらら保育園で出会った子供たち・同僚たちとの交流、トラブルを経て徐々に成長していくストーリー。
子供ってかわいいんだろうけど、ワガママですぐ泣くし子育ても大変そう…。どんどんと母になっていく周りの友人を見てそんなイメージを持ってたけど、保育士という立場、しかも無理な人事により急に保育士になったコワモテの梓咲の奮闘っぷりに励まされる気持ちでした。
彼方・めぐるとの出会いを通じた成長も、見ていてキュンキュンしました。
これで完結なのが寂しい!!!!
時期 -
Posted by ブクログ
ネタバレ保育士は心を伝える仕事。
感情を明らかにすることが苦手な梓咲が、人事から異動を命じられた先は社内保育ルーム。保育士の資格は持っているが、子どもたちに対してずれた対応をしてしまう。人事部長には嫌味を言われ、子どもや保護者とは打ち解けられず、トラブルに見舞われた梓咲は——。
ありとあらゆる資格を持ち、両親から見放されていたため異母弟を7歳から自分の手で面倒を見ていた、表情が動かずに能面の「お面女」と呼ばれる、でもかわいいものが好き。なかなか要素がてんこ盛りの主人公である。同僚のゆき先生、コネで出世している久能部長、世界を渡り歩いている弟など周りのキャラクターもなかなか個性が強い。保護者の面々も