あらすじ
感情が表に出ないことを揶揄され「お面女」と陰で呼ばれる面井梓咲(おもいあずさ)はある日、社内保育ルームへ異動を命じられることに。感情豊かな子どもたちに戸惑うなか、ひょんなことからイケメンと人気のシングルファーザー・柚原彼方(ゆはらかなた)と急接近していく。一方、保育ルームではギャルママ・津谷日菜子(つやひなこ)の娘が脱走してしまうトラブルが発生し……!?
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Posted by ブクログ
久能部長をコテンパンにやっつけたところがスカッとしました!
マニアックな資格がたくさん出てきて読んでいて面白いです。ゆき先生みたいな先生、いたらたくさん甘えちゃうんだろうな…
Posted by ブクログ
これ結構好き。内容的には突飛な感じではないけど、ほのぼのしていてしっかり内容がまとまっている。シリーズ化されているのかしら?実際の保育の現場とは少し違くて誇張されている感じもあるけど、全然問題ない。面白かった。
→シリーズ化されてました。
Posted by ブクログ
保育士は心を伝える仕事。
感情を明らかにすることが苦手な梓咲が、人事から異動を命じられた先は社内保育ルーム。保育士の資格は持っているが、子どもたちに対してずれた対応をしてしまう。人事部長には嫌味を言われ、子どもや保護者とは打ち解けられず、トラブルに見舞われた梓咲は——。
ありとあらゆる資格を持ち、両親から見放されていたため異母弟を7歳から自分の手で面倒を見ていた、表情が動かずに能面の「お面女」と呼ばれる、でもかわいいものが好き。なかなか要素がてんこ盛りの主人公である。同僚のゆき先生、コネで出世している久能部長、世界を渡り歩いている弟など周りのキャラクターもなかなか個性が強い。保護者の面々もシングルファーザー、ブラジル人、事情のありそうなギャルママなど、いそうでいなさそうで、やっぱりいそうな人が集まっている。
慣れない仕事に奮闘する主人公の姿に共感し、人情にホロリとし、最後は悪役をやっつけてスカッとできるので、ドラマ化したら面白いかもしれない。