バイロン・シャープのレビュー一覧
-
前著と比べて実践的な内容
前著に出てきたキーワードの復習に加え、CEPなどの新しい要素、新ブランドの新規市場でのブランディング、Eコマース、高級ブランドについても語られている。
もしかしたらこっちだけでもいいかも?と思った瞬間もあったけど前著のほうが詳しく語られている部分もあるので両方読むべきPosted by ブクログ -
難しかったけど参考になるところが多かった。
・ダブルジョバティの法則
・ブランドは顧客を共有し合ってる
・ロイヤル顧客はライトユーザーにもなるし、ライトユーザーはロイヤル顧客にもなる
など他にもたくさんあるが、マーケティングで見落としガチなところの視点を増やせた。Posted by ブクログ -
売上(シェア)は顧客数×平均購入回数に分解できるが、マーケッターとして目指すべきことはシンプルだ。
①ダブルジョパティの法則
・シェアを上げるためには顧客数を増やさないといけない。
その際に離反率を下げようとするのは間違いだ。
また平均購入回数も増やそうとするのもうまくいかない。
CRMなどのロイ...続きを読むPosted by ブクログ -
今までのマーケティングで良しとされてることを全否定してくるような本。
最近流行りのSNSマーケティングとは離れてるのかな?共通点あるのかなぁと不思議に思った
最近はSNSの普及によってマーケティングも変わってきてるから、直近の筆者の見解が気になる
pgが出してる製品に言えることなのだろうなと感じたPosted by ブクログ -
学術的な内容。
マーケターの常識とは反する部分もありつつ、体験的に納得することも多い。
ただし学術的が故に抽象度も高く、現実のビジネスに実装する場合にはマーケティング戦略の超上流、方針レベルにしか影響を与えづらい。Posted by ブクログ -
エビデンスに基づいてマーケティングを行う。一見当たり前のようで、多くのマーケターができていないという事実にまず驚いた。
ダブルジョパディ、アベイラビリティなど数多くの使える理論が学べた。実際の仕事で使い始めている。
じゃあどうしたら?という点は下巻に記載されている。Posted by ブクログ -
コトラー派の理屈を数字で論破、確かに実務的な感触に合う、ただじゃあ具体的にどうすればの部分がわからないPosted by ブクログ
-
マスマーケティングに携わる者として必読の書だと思ったし、P&Gマーケの方にとってバイブルともなっているのうなづける。
盲目的にCRMに取組、流行りの、顧客ID統合によるセグメンテーションした1to1マーケに対して、データに基づく懐疑的な視点がとても勉強になる。
電通博報堂をはじめ、TVCMを中心とし...続きを読むPosted by ブクログ -
ブランディングに関する、新たな視点が得られた。
差別化、ロイヤリティなど、マーケティングでよく語られる観点を、事例をもとに批判的に考察している。
事例が、日用品や食料品など、そもそも差別化が難しいものが多く取り上げられており、そこまで普遍的な法則とは言えないのでは、と感じた。Posted by ブクログ -
既存のコトラー等の理論をひっくり返す『ブランディングの科学』の続編。
翻訳のせいでしかたないが示されているデータがやや古めなことと、データは示されるものの理論の解説がやや抽象的なところ、あと索引がないのが残念。
ただ、バイロン・シャープは避けて通れないと思うので、押さえておきたい。Posted by ブクログ -
『確率思考の戦略論』(森岡・今西著)に出てきた確率モデルの一種、ディリクレNBDモデルについて記述されている本だったので読みました。
一般的なマーケティングの書籍は、ロジックを組み立てあらゆる事例を参考にしてマーケティングを読み解いていくことが多いですが
一方で、本書は市場シェアや購入頻度など実...続きを読むPosted by ブクログ -
FMCGや耐久消費財を中心的な題材としているものの、情報財のマーケティングを考える上でも示唆が豊富な一冊。
「間口か奥行きか」の議論に対し、「ブランドは浸透率を大幅に改善できた場合のみに、ロイヤルティを満足できるレベルまで高めることができる」という刺激的な一石を投じる。
ダブルジョパディの法則、...続きを読むPosted by ブクログ -
コトラーに慣れ親しんだわたし(ブランドマーケター )感覚からすると、ん?と思うことがありつつ、今の時代に沿った考え方もあり、学ぶ事が多い内容でした。Posted by ブクログ
-
既存のブランディング・マーケティングの常識をデータや数字を使い否定していく一冊。その中でも著者が注目するマーケティング法則もいくつか紹介されている。各章ごと、まとまりごとに結論や要点ををまとめた文を挿れてくれているので読み進めて理解できなかった部分はそこで改めて読むこともできる。具体的なデータや数字...続きを読むPosted by ブクログ
-
学術的で難しい内容。
少し恣意性の高いデータからではあるが、自分の消費行動から照らし合わせても納得できる部分は多数あった。
マーケティングは本当に難しい、と感じる一冊。
答えのない文系寄りの学術書は統計学的なアプローチが主になり、そのデータの取り方は無限にあると思われるため、恣意性が働くことは仕方が...続きを読むPosted by ブクログ -
オンライン、新商品、高級品などダブルジョパディが起こらなそうなカテゴリーでもやはり同じ法則が成り立つことを説明している。納得できたし、ちょっと違う世界が見えた感じもした。この続編ではメンタルアベイラビリティとフィジカルアベイラビリティという言葉を用いて、ではどうするか?も言及されている。が、弱いブラ...続きを読むPosted by ブクログ
-
全体的に難しい。
でも、きちんと読めばなんとなく理解でき、知らないことも多かった。
コカコーラのヘビーユーザーが、年に3回しか買わないのには驚いた。Posted by ブクログ -
前作と併せて読むと理解が深まった。
■重要なキーワードやマーケティングの法則
メンタルアベイラビリティ
消費者のブランドにかかわるすべての記憶のことで、ブランドロゴやパッケージの形やブランドカラーなどのブランドの構成要素から、なぜ・いつ・どこで・誰と・何と一緒に買う・使うのかというようなブラン...続きを読むPosted by ブクログ -
調査結果から傾向を見出しそれを一般化していく試みが行われている。
読みやすいテキストではないが既存のペルソナとかターゲティングとか意味ないよという話は面白い。Posted by ブクログ -
1.前著「ブランディングの科学」を読んでおり、続きが気になったから
人口減少を迎えている日本にとって、新市場の開拓は非常に難しい問題となっている中で、どのようなやり方で新市場を開拓していくのかを参考にする
2.ブランドは浸透率によって生み出されるものである。近年は、ロイヤルティを高めることこそマー...続きを読むPosted by ブクログ