古代から現代思想家まで、各哲学者の思想の内容を図や写真を駆使して、なるたけわかりやすく掲載されている。
すべてを読む必要はないが、気になった哲学書の項目を読み進めていく事典のような用い方がいいのではなかろうか。
古代の孔子やギリシャ哲学者から、アダム・スミス、ホッブス、マルクス等、現代思想では、ミッシェル・フーコーは勿論のこと、バルト、科学の考えに大きなインパクト与えたトマス・クーンやデリダ、クリステヴァ、サイード、最新では、ジジェクまで取り上げている。
何故か、ドゥルーズは、取り上げられていない。