ヨルゲン・ランダースのレビュー一覧

  • 2052 今後40年のグローバル予測
     順当に予測される未来といった感じ。特に提言といった難しい話はないので、軽く読めます。
     内容自体には新味はありません。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    40年後は、見える最長のスパン
    悲観的というか、現実から外挿すると考えると、説得性あり。
    最後の個人的にどうするといいか、は悲観的なのか楽観的なのかよくわからないが、バーチャルを楽しめるようにしておこう、インドアな趣味を持とうということになるらしい。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    まず、日本。
    今後労働人口が減少し、GDPは減少する。成長戦略の見直しが必要。売上増を目指すのではなく、利益率の確保を追求する?国内ではモノが売れない、所得が伸びない中でどうするか。ただ、近年は消費量が伸びていたって事実は知らなかった。
    次に気候。
    温暖化が進むことで、海面が上昇し、幾つかの地域では...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    近未来シミュレーション本。2052年の世界が統計に基づく著者の冷静な目で描かれている。地球温暖化、人口問題、経済成長の限界、食料問題、地域格差など、現在そこにある問題はこれからどうなっていくのか。今を変える力を持つ大人たちやこれからを担う10代のみなさんに是非読んでほしい。おすすめ。かつての1999...続きを読む
  • 成長の限界 人類の選択
    工業化社会になって人類はいかに地球という「資産」を加速度的に食いつぶしながら、物質的な豊かさを求めて「成長」と「発展」を追い続けるのか?

    40年ほど前にこのような警鐘があったのだが。この間、物質的な豊かさは増えたにもかかわらず、その反面、精神的な豊かさは置き去りになったようにも思える。

    福島第一...続きを読む
  • 成長の限界 人類の選択
    農業革命は前進とは限らない。人口増加に対応するための必要な生き方だった。

    産業革命によって、環境破壊が進んだ。

    次には持続可能性革命が必要。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    40年まえの1972年の「成長の限界」の著者の一人による、40年後の未来予測。
    「成長の限界」とその続編が、複数のシナリオを示しながら、「まだ間に合う」かもしれない可能性と行動を呼びかけるものであったのに対して、今回は、基本的にはもっともありそうな未来の予測。

    本全体を通じて、人類の未来に対して悲...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    2052年の世界の姿を現在の様々な事実から描いているためリアリティも有りとても面白い。長いスパンでの予想になるため全てが正しいかは誰も分からないが未来を考えるための示唆を与えてくれる。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    「成長の限界」という本が出て約40年。
    そこから約40年後の2052年の世界で
    消費(経済)はどう変わるか、消費(経済)はどのような
    社会や自然環境でなされるのかを予測した本。

    世界は成長が経済的利益をもたらすという信念で、今後も経済を推し進めようとする。アジアを成長の原動力にして世界経済を立て直...続きを読む
  • 成長の限界 人類の選択
    基本的に前二作と内容、主張は変わらない。
    図表は前よりも格段に見やすく量も多いので、
    前二作を飛ばして本書だけ読むのもありかなと思う。

    オゾン層の話が前作から続けて出ていたが、
    10年間でそれに匹敵するような大きさの問題の進展が無かったともとれる。

    この本の予測を悲観的にとらえる必要は無い。
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  • 2052 今後40年のグローバル予測
    未来予想やシナリオに関する複数のレビューをまとめ、最後に未来をよりよく生きるためにアドバイスが書かれている。あまり将来のことを考えて今を生きてはいなかったので、1つの指針となりそうだ。将来は自分だけではなく子供たち下の世代もあるので。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    グロークライン=人口減の恩恵
    GDPは減るが、人口も減るので、一人あたりGDPは増える。

    修正資本主義=政府のウエイトが大きい、
    アメリカよりヨーロッパ、更に中国。
    全体の幸福が個人の幸福より尊重される。そうしないと持続可能な社会は出来ない。

    気候変動は少なくとも2040年までは深刻ではない。
    ...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    これからの40年で世界がどうなるかを推測している。警告の書。
    既に地球は需要超過(オーバーシュート)の状態に陥っている。つまり、既に持続不可能な状態である。一方で、民主主義は短期志向である上に、「問題の発見と認知」には時間がかかり、さらに「解決策の発見と適用」にも時間がかかる。将来は、資源枯渇や環境...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    うなずける部分と、バランスを欠いた主張とが半々。それでも1つの意見としては面白いと思う。...なんて思ってたら、最後の一節『どうか私の予測が当たらないように...』のくだりで無性に腹が立った。この著者とは友達になれないだろう。アタマに来て、何だか逆の意味でPowerをもらった!!
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    【あくまで予想】
    予想はあくまで予想で、未来は誰にもわかりません。しかも、40年も先の話です。1年先であれば何となくわかるかもしれませんが、40年先の予想は不可能です。

    人の予想に乗っかるより、自ら考えて思うところを自分なりに予想する方が重要に感じます。

    ただ、予想という表現は適切ではないと考え...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    40年後の世界の予測。当たって欲しくない内容も多い。太陽黒点活動の影響が抜けているのと、中国が何れにしても世界一の大国になるという予測は感情的には受け入れるのがしんどい。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    資源、エネルギーなどについて未来を予測している。動的平衡の中では単純に予測する事は出来ないが、傾向として分かりやすいものは参考になりそう。政治にも物理限界を考慮した政策が求められるようになると言う。
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    今後の地球においては、地球環境が人類にとって著しく悪化をを辿っていくと予測しており、お金の使い道がその環境対策に割かれる割合が増える。
    人口増加における食料の問題などの人類的な問題ではなく、環境問題が全ての元凶になり得ると予測している。
    お金を環境対策に多く割かざるを得なくなり、経済の発展を促進する...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    1972年の「成長の限界」から40年。当時の著者の一人、ヨルゲン・ランダースによる最新の未来予測。40年を振り返りつつ、今後の40年=2052年までの世界がどうなるか。

    「成長の限界」が世界に与えたインパクトの大きさから考えると、著者らが当時30歳前後だった事に驚かされる。

    「成長の限界」と「2...続きを読む
  • 2052 今後40年のグローバル予測
    1972『成長の限界』から40年をもとに2052までの40年を予測。人間が地球の限界に適応するプロセスは既に始まっているが、温室効果ガスに対しては遅すぎた。21世紀後半以降の気候変動が手に負えなくなる可能性が高い。

    今の大人にとっては、そのまま続く世界。次の世代が、どううけとめ、どう行動するか。