ヨルゲン・ランダースのレビュー一覧

  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

     順当に予測される未来といった感じ。特に提言といった難しい話はないので、軽く読めます。
     内容自体には新味はありません。

    0
    2013年07月25日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    40年後は、見える最長のスパン
    悲観的というか、現実から外挿すると考えると、説得性あり。
    最後の個人的にどうするといいか、は悲観的なのか楽観的なのかよくわからないが、バーチャルを楽しめるようにしておこう、インドアな趣味を持とうということになるらしい。

    0
    2013年06月10日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、日本。
    今後労働人口が減少し、GDPは減少する。成長戦略の見直しが必要。売上増を目指すのではなく、利益率の確保を追求する?国内ではモノが売れない、所得が伸びない中でどうするか。ただ、近年は消費量が伸びていたって事実は知らなかった。
    次に気候。
    温暖化が進むことで、海面が上昇し、幾つかの地域では住めなくなる。そして流氷が溶けることで塩分濃度が薄まり海流に影響が出たり、天気に影響がでたり、干ばつや洪水がおこったり。土木業は仕事がありそう。あと50年で2度気温が上昇したら大変だ。貝とかも貝殻作れなくなるなんて。
    次にエネルギー。
    原子力や化石燃料は無くなるかな。太陽光発電とか技術進歩でなんとか

    1
    2013年05月31日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    近未来シミュレーション本。2052年の世界が統計に基づく著者の冷静な目で描かれている。地球温暖化、人口問題、経済成長の限界、食料問題、地域格差など、現在そこにある問題はこれからどうなっていくのか。今を変える力を持つ大人たちやこれからを担う10代のみなさんに是非読んでほしい。おすすめ。かつての1999年終末予想よりも実現性があり恐ろしい。

    0
    2013年05月30日
  • 成長の限界 人類の選択

    Posted by ブクログ

    工業化社会になって人類はいかに地球という「資産」を加速度的に食いつぶしながら、物質的な豊かさを求めて「成長」と「発展」を追い続けるのか?

    40年ほど前にこのような警鐘があったのだが。この間、物質的な豊かさは増えたにもかかわらず、その反面、精神的な豊かさは置き去りになったようにも思える。

    福島第一原子力発電所の事故を経験して、日本はこれからどういう豊かさを求めて行くのだろう・・・?

    0
    2012年01月13日
  • 成長の限界 人類の選択

    Posted by ブクログ

    農業革命は前進とは限らない。人口増加に対応するための必要な生き方だった。

    産業革命によって、環境破壊が進んだ。

    次には持続可能性革命が必要。

    0
    2019年01月16日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    40年まえの1972年の「成長の限界」の著者の一人による、40年後の未来予測。
    「成長の限界」とその続編が、複数のシナリオを示しながら、「まだ間に合う」かもしれない可能性と行動を呼びかけるものであったのに対して、今回は、基本的にはもっともありそうな未来の予測。

    本全体を通じて、人類の未来に対して悲観的なトーンである。未来を変えるために行動する、というよりそうした状況を受け止め、それに適応していく感じ。

    著者は、この数十年間、地球と人類の未来を案じ続けていたのだが、悲惨な未来を受け入れことで、なんだか肩の荷がおりたというか、諦観がひしひしと伝わってくる。

    ティク・ナット・ハンの本で、すべて

    0
    2017年05月01日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    2052年の世界の姿を現在の様々な事実から描いているためリアリティも有りとても面白い。長いスパンでの予想になるため全てが正しいかは誰も分からないが未来を考えるための示唆を与えてくれる。

    0
    2016年01月24日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    「成長の限界」という本が出て約40年。
    そこから約40年後の2052年の世界で
    消費(経済)はどう変わるか、消費(経済)はどのような
    社会や自然環境でなされるのかを予測した本。

    世界は成長が経済的利益をもたらすという信念で、今後も経済を推し進めようとする。アジアを成長の原動力にして世界経済を立て直そうとする西洋人やそれを求めるアジアの政府。だが都市化による出生率の低下により人口は2040年頃に頭打ちとなり、GDPは望むほどあがらない。
    自然環境や社会にとって、持続可能な経済は上記の信念や主流からはほど遠く、持続可能な幸福、つまり生存可能な経済への転換が求められていく。

    自体は思わしくない。

    0
    2015年07月28日
  • 成長の限界 人類の選択

    Posted by ブクログ

    基本的に前二作と内容、主張は変わらない。
    図表は前よりも格段に見やすく量も多いので、
    前二作を飛ばして本書だけ読むのもありかなと思う。

    オゾン層の話が前作から続けて出ていたが、
    10年間でそれに匹敵するような大きさの問題の進展が無かったともとれる。

    この本の予測を悲観的にとらえる必要は無い。
    ただ、何事にも限界があるということを忘れずに、
    日々出来ることをやっていこうと思う。

    0
    2014年09月20日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    未来予想やシナリオに関する複数のレビューをまとめ、最後に未来をよりよく生きるためにアドバイスが書かれている。あまり将来のことを考えて今を生きてはいなかったので、1つの指針となりそうだ。将来は自分だけではなく子供たち下の世代もあるので。

    0
    2014年04月20日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    グロークライン=人口減の恩恵
    GDPは減るが、人口も減るので、一人あたりGDPは増える。

    修正資本主義=政府のウエイトが大きい、
    アメリカよりヨーロッパ、更に中国。
    全体の幸福が個人の幸福より尊重される。そうしないと持続可能な社会は出来ない。

    気候変動は少なくとも2040年までは深刻ではない。
    その後は暴走を始める。

    サービス業や介護の仕事が嫌なら、省エネ関連または再生可能エネルギーの分野で働くこと。
    北京語習うこと。

    化石燃料を扱う会社の株価は、将来急落する。

    都市化が進み、出生率が低下する。世界人口は2040年直後にピークをむかえる。
    経済の成熟、社会不安の高まり、異常気象による

    0
    2014年04月10日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これからの40年で世界がどうなるかを推測している。警告の書。
    既に地球は需要超過(オーバーシュート)の状態に陥っている。つまり、既に持続不可能な状態である。一方で、民主主義は短期志向である上に、「問題の発見と認知」には時間がかかり、さらに「解決策の発見と適用」にも時間がかかる。将来は、資源枯渇や環境汚染、気候変動や不公平といった問題を解決するために、より多くの投資が必要になり、生産性の伸びは鈍化する。多くの先進国では、経済成長は滞り、失業と不公平はますます拡大するだろう。
    最終章に、20の個人的アドバイスが載っている。面白いと思った5つが以下。

    (5)生物多様性に興味があるなら、今のうちに行

    0
    2013年10月06日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    うなずける部分と、バランスを欠いた主張とが半々。それでも1つの意見としては面白いと思う。...なんて思ってたら、最後の一節『どうか私の予測が当たらないように...』のくだりで無性に腹が立った。この著者とは友達になれないだろう。アタマに来て、何だか逆の意味でPowerをもらった!!

    0
    2013年09月07日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    【あくまで予想】
    予想はあくまで予想で、未来は誰にもわかりません。しかも、40年も先の話です。1年先であれば何となくわかるかもしれませんが、40年先の予想は不可能です。

    人の予想に乗っかるより、自ら考えて思うところを自分なりに予想する方が重要に感じます。

    ただ、予想という表現は適切ではないと考えます。予想となると当たる当たらないという、運まかせになってしまいます。運まかせではなく、そこを目指すというかたちで能動的に考えるべきです。

    どの本かは忘れました(しかも、文面も異なると思います)が、
    「人生は自分が判断したことが、後に正しかったと言えるように努力することである。それが人生である。」

    0
    2013年09月03日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    40年後の世界の予測。当たって欲しくない内容も多い。太陽黒点活動の影響が抜けているのと、中国が何れにしても世界一の大国になるという予測は感情的には受け入れるのがしんどい。

    0
    2013年08月15日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    資源、エネルギーなどについて未来を予測している。動的平衡の中では単純に予測する事は出来ないが、傾向として分かりやすいものは参考になりそう。政治にも物理限界を考慮した政策が求められるようになると言う。

    0
    2013年07月03日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    今後の地球においては、地球環境が人類にとって著しく悪化をを辿っていくと予測しており、お金の使い道がその環境対策に割かれる割合が増える。
    人口増加における食料の問題などの人類的な問題ではなく、環境問題が全ての元凶になり得ると予測している。
    お金を環境対策に多く割かざるを得なくなり、経済の発展を促進することが出来ず、人口も増えるため、必然的に水準を維持することが難しくなってくる。
    といったことが何度も何度も書かれている。
    読みにくいし、ページ数を稼ぐためとしか思えない内容も多いので、テレビドラマじゃないんだからもっと簡潔にするべき。

    0
    2013年06月16日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1972年の「成長の限界」から40年。当時の著者の一人、ヨルゲン・ランダースによる最新の未来予測。40年を振り返りつつ、今後の40年=2052年までの世界がどうなるか。

    「成長の限界」が世界に与えたインパクトの大きさから考えると、著者らが当時30歳前後だった事に驚かされる。

    「成長の限界」と「2052」との違いは、前者がシナリオ分析であるのに対し、今回ランダースが行ったのは、彼が最もありうると考える未来予測である事だ。

    そしてその結論は、本人は「悲観的」と表現しているが、「成長の限界」での帰結から比べると、幾分穏やかに修正されているとも言える。

    「成長の限界」では、21世紀の前半には人

    0
    2013年05月28日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

    Posted by ブクログ

    1972『成長の限界』から40年をもとに2052までの40年を予測。人間が地球の限界に適応するプロセスは既に始まっているが、温室効果ガスに対しては遅すぎた。21世紀後半以降の気候変動が手に負えなくなる可能性が高い。

    今の大人にとっては、そのまま続く世界。次の世代が、どううけとめ、どう行動するか。

    0
    2013年11月04日