椎原崇のレビュー一覧
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・人は、人生のフェーズが変わった時、「今までうまくいっていたやり方」を捨てなければならない。
→今までの成功体験が、次のステップの足かせになるから。
そのために、今までの「反対」「そっちじゃない方」を選ぶ勇気が必要。
・「やるべきこと」と「やらなくていいこと」
「成功や成果」を求めるときは「何をやるか」を考え、
「自分とは何か」や「幸せとは」を考えるときは「何をやらないか」を考える
→「自分らしさ」が見えてきて「自分の戦う土俵」がはっきりしてくる。
その際の判断基準は
「嫌だ」はやめた方がいい
「怖い」はやった方がいい
・「私が空気を吸うようにできることって何だろう?」→自分の強み・収入 -
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なんとなく漠然とした不安があり、この本を手に取ってみた。
今の自分が知りたかったことが書かれていて、期待していた以上に良書だった。
読み終えた今、急に自分のことが愛おしく感じられるようになった。
自己肯定感を高めたい人にオススメ!
「目の前の問題はだいたい偽物だから、解決してもまた似たような問題が発生する」という話には目から鱗だった。
確かに、どんな問題の先にも本当の目的があり、問題自体はその目的を達成するための一つの手段でしかないということに気付いた。
本当の目的は何なのか?本当は何を望んでいるのか?それを達成するために今できることは何か?
…ということを今後は考えていきたい。 -
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ネタバレ久しぶりの星5!
新世代の自己啓発本、新しいパラダイムに向かっているこの社会を生きる上で大切なことを教えてくれている。
読み始めていて浮かんだのは、シルクドソレイユの話。
サーカス低迷期に今までのサーカス概念を全てひっくり返すところからやり方を考えていった手法を思い出した。
「空気を吸うように出来ること」は天分を見つける上で重要な視点だ。
進化→辛化→深化→真化の4サイクルも今の自分にとても響いた。
自分の葛藤や悩みに名前をつけて客観視する方法は、当事者研究のそれとほとんど重なる。
サーカス再建の話も当事者研究もそれぞれ知っていたが、それはその場限りの話でなく自分にも転用できると感じ -
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濃い。
文章はとても軽いタッチでとても読みやすいけれど、中身は濃い。
これ一冊でご飯何杯でも食べられます。
初めての著書だから、言いたいことが全部入っている感じ。
カウンセリング
マーケティング
生きていく上での心の持ちかた
人間関係を良くする方法
お金を得る方法
自分らしさの見つけかた…
加筆すれば、1章ずつ別々の本として出版することもできるぐらい内容が充実している。
言葉を絞って、本当に大事な要素を的確に表現しているからとてもわかりやすい。
とくに最終章は、なぜだか涙が出てきた。
カウンセリングの本って、被害者視点の切り口が多いけど、最終章では、加害者視点で語られて、しかもその「本当 -
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毎月コツコツ貯金はしていても、子供の教育費や老後のお金のことを考えると、不安ばかりが募っていました。この本は「やる気が1%でも続けられる」ことをテーマにしていて、無理なくできる節約や投資の習慣づくりのヒントがたくさんあって助かりました。特に、やる気やモチベーションが続かなくても、小さなことからゆるく始めて、生活環境を整えることで習慣化しやすいという考え方が、忙しい自分にはぴったりです。将来への不安にどう対処すればいいか迷っていたのですが、この本のおかげで具体的に一歩を踏み出せそうです。生活に役立つ実践的なノウハウが豊富で、家計管理や資産形成に悩む同世代の人にもおすすめしたい一冊です。
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野球選手はソプラノ歌手に嫉妬しない。
嫉妬するのは、自分の中にその要素があるから。
だから、嫉妬は自分の方向性や可能性に気づくチャンスでもある。
目の前の問題は10割ダミー。
自分が本当に求めている“目的”が何なのかがわかれば、目の前に起きている状況の原因が見えてくる。
嫌な人や苦手な人には会わない。幸せな人生を生きるのに最も大事なことは、あなたを幸せにさせてくれる人たちに囲まれていること。あなたを幸せに導いてくれる人たちの中に身を置いていること。
ダメな自分にこそ、エネルギーが詰まっている。
思い出すだけで涙が出てくること、悲しくなるくらい自分に禁止していること、
どんなダメな自分も、 -
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ネタバレこの本での主題は3つ。
①今うまくいっていることが正しいとは限らない。成長の足かせになることもある。
②捨てることは大事だが、自分らしさは捨ててはいけない。
③人は常に成長していて、スランプも成長の証。
うまくいかないとき、その原因が、自分がいいと思った拘りや、手放せない自分の経験であることが多い。
人は何かを習得しようとすると、どんどん専門的になる。
専門的になると、こだわりが生まれ、さらにそれを磨き、スキルアップしようとする。
ただ、上に行けばいくほど必要となるのは、スキルではなく、「あなたらしさ」だ。と筆者は説く。
インターネットが普及し、知識などの平均値がどんどん高くなっているよう