朝里樹のレビュー一覧

  • 日本異類図典

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    朝里 樹
    (あさざと いつき、1990年4月18日 - )は、日本の作家・怪異妖怪愛好家[1]。北海道小樽市出身[2][3]。男性。「スーパー在野人」と称している[4]。法政大学文学部卒業[2]。大学時代の専攻は日本文学であった[2]。公務員として勤務する傍ら、在野で怪異・妖怪に関する情報の収集・研究を行う[2]。
    同人出版していた『日本現代怪異事典』が人気を博し、笠間書院編集者より出版を打診され商業出版された。

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    2026年03月18日
  • 怪しい古典文学 日本の美しい怪異の世界

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    日本の古典文学に散見される怪しい話、妖怪や幽霊の登場する話を紹介した本です。古事記に始まり、竹取物語や日本霊異記、東海道四谷怪談から耳袋まで、有名どころが並んでいます。その手の話が好きな人には知った話ばかりかもしれませんが、こうしてわかりやすく手短に紹介されるととっつきやすくていいかも。

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    2026年08月26日
  • 水木しげると京極夏彦 時代を超える「妖怪」の魅力

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    ネタバレ

    水木しげると京極夏彦が好きな人は楽しめる本。

    昨今の妖怪ブームを牽引してくれているお二方がそれぞれどのような手法で妖怪というものを表現しているのか、
    著作はもとより、インタビュー記事などを参考にして考え方などを紐解いてくれる。

    水木センセイの生い立ちは割と知っていたが、京極先生についてはそこまで詳しくなかったので面白く読んだ。

    特になるほど!と思ったのは、北海道出身の京極先生は身近に古い建物や街並みがなかった。(古くても明治〜大正で江戸のものはない)
    だからこそ、法事などで古い民族的な作法や道具に魅了された。
    という話。

    私は旧街道沿いの宿場町の一つだったところで育ったので、古い建物が割と残っていて、完全にとは言わないけれど、江戸時代の街の様子など感じることが出来た。
    あの感覚が京極先生はなかったのか・・・!
    それを知らずしてあの薄ら暗い小説を書いているのか!と
    と驚いた。



    妖怪には3つの要素がある話も興味深かった。
    ・見た目
    ・名前
    ・説明

    全て揃っておらず、名前だけ、見た目だけ、などの妖怪も多いようだ。
    水木センセイは見た目のない妖怪に見た目を与えたりしている(砂かけ婆、子泣き爺など)今の私たちにはそれらが妖怪の姿のスタンダードになってしまっている。
    これから50年後には水木センセイが作った妖怪は新世代として区別する、みたいな学問が起こりそう。

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    2026年06月12日
  • プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑

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    キャラの濃い怪異が一覧になっていて面白かった。
    特に好きだったのは
    ・腹ペコ妖怪ヒダル神
    ・酒代を請求しなければ力仕事で返してくれる三吉鬼
    ・生きながら天狗になった闇堕ち皇族崇徳上皇
    ・化け狸の親分の刑部狸
    ・桃太郎に討伐された後日談で占いに目覚めちゃった占い鬼の温羅
    怪異の出てくる創作をする方は見ていると色々思いつくきっかけになって楽しいのではないかと思う。

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    2026年04月25日
  • 水木しげると京極夏彦 時代を超える「妖怪」の魅力

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    のどかな田舎の原風景が残る鳥取で育った水木先生と、近代以降の姿しか持たない北海道で育った京極先生。生まれ育った風土の違いが、妖怪との向き合い方や描き方の差につながっているという視点がとても興味深かった。 水木作品と京極作品が読み継がれていく限り、きっとおばけは死なない。そんな気がした。

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    2026年03月03日
  • 水木しげると京極夏彦 時代を超える「妖怪」の魅力

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    創作論の類としても読める。各々の作家については個別に掘り下げたものもあろうが、そこまで背景事情に詳しくない身からすると手に取りやすい。

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    2026年02月22日
  • 水木しげると京極夏彦 時代を超える「妖怪」の魅力

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    水木しげると京極夏彦を妖怪を視点に語る。あちこちに書かれていた情報をまとめて、それぞれの妖怪観や創作に関する姿勢を浮き彫りにする。
    水木しげる以前のことも書かれているため、日本に於ける妖怪観の流れがわかりやすい。

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    2026年01月01日
  • 京都異界めぐり

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    物々しい雰囲気の怪しい本過ぎて一目惚れ
    もっとオカルティックな内容かと思いきや
    内容は観光案内かな

    京都中心に神社などをテーマごとに紹介して
    最後にこういうコースで巡れますよ!という感じ

    例えば鬼に縁のある観光スポットは
    ○○神社 →徒歩○分→ ○○神社 →…
    みたいな。
    紹介されている神社は最寄り駅など記載されていて行きたい!と思える作りになっている。

    まあ関西行ったことないから気軽には行けないんですが。

    中身も新聞のような感じで1ページに2段構成になっており写真も多く 文字数多いけど読みやすい
    1つ1つのスポットもしっかり紹介されていて良き

    あまりいい例えではないかもしれないけど、学級新聞ぽい。
    レイアウトという意味でも、好きなことを調べて書いてるっていう点でも。
    これはだから幼稚とかそういうことではなく、読みやすい点での例えです。

    内容としてはかなり好きな部類だけど、レイアウトが全体的に似ているので、途中で閉じるとどこまで読んだか少し分かりづらい。2段構成なのも読みやすさと迷子になりやすさが半々で、栞は必須かも。

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    2025年10月14日
  • 日本異界図典

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    広く浅くといった印象。
    広くといってもすべてを網羅しているのかというとそこまででもなく、調べものというよりは読み物として楽しむ対象の本という印象。
    図を楽しむには十分であるが、これをもって創作や調査をするには不十分。

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    2025年06月08日
  • 1日1話、つい読みたくなる世界のミステリーと怪異366

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    世界各地の幅広いジャンルのミステリーが読みやすくまとめられていて、1日1話といわず一気に読んでしまいました。
    誤字脱字が多すぎる点と、何箇所か誤解を招く書き方があった点がなければ、文句なしの★5つでした。

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    2022年06月17日
  • 日本異界図典

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    オカルト好きの人のために書いた、民俗学の面白さを伝える本。というのが読後の印象。

    身近言葉や習慣の中には、自分が知らないうちにやったり触れたりした呪術的なことがたくさんある。それを気づかせてくれる。
    平易な文章で読みやすい。しかし誤字が多いのは残念だった。絵や写真のデザインとても好きなんだけど、資料写真がもっと多いとなお良し。

    恐れの対象だった異界は、戦国時代には武将の強さを誇示するために異界の住人を退治したという逸話で語られるように。変遷の仕方や異界の住人(鬼とか妖怪)を退治する逸話を作るという取り入れ方をしたというのが非常に興味深かった。

    今まで知らなくて衝撃を受けたもの
    ○桃太郎の子分はなぜ猿、犬、雉だったのか?それは鬼門(丑寅)の対極にあるのが、申・酉・戌だからだということ。鬼が角に虎柄パンツの由来は他の書籍などで知っていたが、桃太郎の子分にこんな意味があったなんて!

    ○神話の中で伊邪那美命は黄泉の国で醜くなって伊邪那岐命が逃げて蓋をした。という神話から、現世と死者の国は繋がっていること、醜くなって…の件から死は忌み嫌う穢れであること認識されるようになったという見方。
    また、(全く知らないことはなかったが)伊邪那美命は黄泉の国の食べ物を食べたので現世に戻れなかったというもの。象徴的というか、物語的というか…そういえば聖書の創世記のアダムとエバと似ていると思った。

    ○自分の子を愚息などと呼ぶのは、大事なものを褒めるとそれを聞いた魔に取り憑かれたり奪われたりするからという専門家もいるという。
    単なる謙遜語ではなく、言霊信仰がここにあったとは。
    同じく、いってらっしゃいが、行ってといらっしゃいが合わさって、無事に帰ってきてほしいという願いを込めた言霊だということ、それを今も当たり前に使っていることが衝撃だった。
    英語で調べてみると家で送り出すときの言葉として対応するものはなかった(シーユーとかだった)。

    ○囲碁は天と地の宇宙観を表している。当時は中国からの思想で天は丸く、地は四角いと考えられていた。

    ○水神である河童がなぜ妖怪になってしまったのか?それは水難事故への注意喚起の意味を持っていたのではないかと考えられている。河童伝説のあるところは事故があったところも多い。水死体の筋肉が緩んで肛門が大きくなったのを見て「尻子玉を抜かれる」となったのではないかと。
    これこそが妖怪なんだと衝撃を受けた。これが、「河童はいる」なのだと。

    ○お年玉は元は餅のことだった。歳神様の御歳魂、魂が宿るお餅を頂くのだと。

    ○彼岸の時期。この時期は太陽が昇り沈む方角が真東と真西にあたり、彼岸と此岸がまっすぐにつながる時期であると考えられた。これは単に伝承とか信仰とかだけではなく、科学的なことをこの時代の人たちは理解してそれを彼岸にとりいれているということ。無知蒙昧なのではない。馬鹿にしてはいけない。

    ○上記と同様にちゃんと科学的な根拠からのおこないの例として、墓場に植える彼岸花。
    毒があるため動物に墓を荒らされないように植えたと。
    結果、墓場に生える不吉な花の印象を持たれてしまったと。
    私は美しい花で好きだけどな。

    ○石川県加賀の菊酒は、菊の露を飲み不老不死になった菊慈童の故事になぞらえて作られた地酒。手取川の水は菊水と呼ばれ、それを用いたお酒として重宝されたと。
    「菊水の辛口」、一時期好きでよく飲んでいたのだけれど、そんなルーツがあったとは!
    あと石川県では菊姫という銘酒もある。
    ちゃんと理由があったんだね。

    ○あとは、能。難しいけれども、日本人の信仰や異界観、作法の奥深さは興味がある。
    お面をかぶるのも。(月蝕の仮面は、能がモデルになっている印象を受けた。面をかぶってトランス状態になる神事というとこも)

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    2022年03月06日
  • つい、見たくなる怪異な世界

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    一通り読んでみた。90年代の学校の怪談ブームの頃にオカルトに興味を抱いた者なら知ってるだろう、講談社kk文庫やポプラ社から出版されていた学校の怪談シリーズに載っていた、常光徹さん等が書かれていた怪談や都市伝説が結構掲載されていて、非常に懐かしくなった。そのままコピペするのではなく、著者流の筆致で書かれているのも好感が持てた。この方の日本現代怪異辞典に興味があり、まずは文庫や新書でお手頃に買える著書を読んでから自分に合うか合わないかを決めようと思っていたのですが、非常に好みです。怪談、オカルト好きにはおすすめです。竹書房怪談文庫、角川ホラー文庫等の怪談とはまた違う味わいの怪談を楽しみたい方に是非。

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    2021年12月22日
  • つい、見たくなる怪異な世界

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    短いからサクサク読める。心霊やオカルト好きな人だったらアレね!ってやつばかりだけど、自分が知らない部分が付け加え?改変?されている感じで、情報の広まりを感じて面白い

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    2021年12月04日
  • 1日1話、つい読みたくなる世界のミステリーと怪異366

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    世界中の色んな意味でのミステリー、UMAや幽霊はもちろん、歴史の謎や都市伝説、古代文明、宇宙の神秘などを一日一話、366話紹介しています。今流行りの一年毎日一話のミステリ版ですね。さすがに数が多いので、一日分が短くても読みごたえはあります。毎日ちょっとずつ読むのもよし、一気に読むもよし。好きな人にはたまらん一冊です。

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    2021年11月24日
  • 大迫力!日本の都市伝説大百科

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    世界の都市伝説バージョン同様、小学生高学年向け
    イラストが全面的に使われており、説明もわかりやすくなっている
    最近薄れてきた妖怪や都市伝説がこういった本で再熱していくのかと思うと少し興味深い
    もっと詳しく知りたくなったら日本現代怪異事典を読むことをおすすめする
    同じ著者の方が書かれている本のため。

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    2021年05月09日
  • 大迫力!世界の都市伝説大百科

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    どちらかというと小学生高学年ぐらい向け
    世界の怪異といっても有名なものを集めただけ(稀にマイナーなものが混じってる)なので、こんなものかなとは思う
    イラスト付きでわかりやすく説明されているので、軽く読む分にはいいと思う
    理解はしやすい
    著者の方は世界現代怪異事典も書かれているので、大人の方はそちらがいいかもしれない。ただし、そちらのほうは基本的に文章での説明である。

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    2021年05月09日
  • 怪しい古典文学 日本の美しい怪異の世界

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    想像の範囲内の内容で、特に目新しいことはなかったけれどエンタメとして軽い気持ちで読むにはちょうど良かったです。
    今原本の古典を読む気力はないし、サクッと楽しめました。
    江戸期の本は読み直したいなぁ…記憶がない。

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    2026年08月19日
  • 水木しげると京極夏彦 時代を超える「妖怪」の魅力

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    水木しげると京極夏彦という妖怪創作者二台巨頭の遍歴と作品世界の基本的な考え方を解説する新書。180ページない中で、二人の妖怪と創作の基本スタンス、個別のシリーズの創作論が実に簡潔にまとまっていて二人の入門編として最適。巻末のブックガイドが良い。
    著者がデビュー6年で著作40冊とか書かれてて驚く

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    2026年06月26日
  • 世界猟奇殺人者事典

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     これまでの世界の猟奇的殺人者を快楽や強盗、利益等の殺人理由に振り分け、辞書風に記載されています。これまでの有名な殺人鬼から知らなかった殺人鬼まで事細かに記載されています。未解決事件の事まで記載されています。

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    2026年03月07日
  • 日本異界図典

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    ネタバレ

    広く浅く。
    「日本の異界」に興味があるなら、わかりやすくて良いんじゃなかろうか。
    特に後半の「行事」「芸能」は、浅いんだろうけど知らないことも多く、最初の一歩によい文章量だ。

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    2025年06月06日