山口明雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前半は「伝え方」、後半は「答え方」で構成される。誤解されないように伝える、というのは聞き手に勝手な解釈や想像をさせないように伝えるということ。ビジネスでは最初に結論を伝える「逆ピラミッド」を使う。回答者の困惑を含む反応や反論を求める「困った質問」に対しては、見出し(簡潔に明確な返事)->ブリッジ(見出しから主張への橋渡し)->キーメッセージ(主張)の3段階で答える。その際、質問のタイプをいちはやく分類して質問の本質を捉えて対処するのが肝心。
「余計なことを言うと誤解を招く」という考えは大間違いで、何も言わないと相手は疑問を抱き想像力を働かせて大きな誤解が生まれる、という説明に目から -
Posted by ブクログ
誤解なく、事実を伝えるための方法論。
ビジネス向けなので、カウンセリング本などとは異なり、感情、共感はまた別の話。
ただし、スピーチなどで相手の知識、情動に沿うことの効果についても少し触れられている。
・説明は逆ピラミッドで!
結論→理由・原因→背景・発端
・日頃の会話は、大概、時系列。
・質問に対しては、見出し回答(簡潔に結論)→細目
・困った質問に答えるときは、見出し回答→ブリッジ→キーメッセージ
話の組み立てを意識すること、ぼかし言葉は使いどころに注意することを実践したい。
ざっと流し読みしたので、細かいメソッドはまた確認して読んでみる。