姫野桂のレビュー一覧

  • 生きづらさにまみれて

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    きれいなひとなんだろうなあ。いまはどんな感じなんだろう?読むのが辛いところもあったけれど、読んでよかった。結石が一つ転がり出たような。

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    2025年10月13日
  • 発達障害グレーゾーン

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    本書にも書いてある通り、最近書店でも「発達障害」関連の本がやたら目立つ。発達障害は最近になって注目され始めており、私も職場でいろいろと研修を受けたが、呼び方や対応も変遷してきており覚えきれない。発達障害についてもっと詳しく知りたいけど、どんな本が良いかわからない。
    そんな中、鴻上尚史さんの「ほがらか人生相談」でこの本が紹介されていたので興味を持って読んでみました。発達障害の確定診断が出なくても、なんとなく生きづらさを抱えているグレーゾーンの当事者たちをルポし、具体的な解決方法をいくつか示している点がとても良い。いろいろな例が示されているので、発達障害ではない人が読んでも「あ、こういう面は私にも

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    2025年07月29日
  • 心理的虐待 ~子どもの心を殺す親たち~

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    生きづらさを感じている人、もしかしたら自分もという人(親も子も)は是非手に取って欲しい。身体的虐待や性的虐待に比べたら、自分なんてまだ楽な方だ、虐待のうちにも入らない、などとという気持ちは捨てて欲しい。

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    2024年12月09日
  • 心理的虐待 ~子どもの心を殺す親たち~

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    ■風呂上がりに裸のまま子供の前に出てくることもマルトリートメント。
    ■両親の喧嘩やDVを目の前で見せられたこともの脳は視覚により情報を最初にキャッチする視覚野が健全な同年齢の対照群と比較して優位に萎縮していた。
     目の前でDVを見せられることは情動反応や記憶反応する部位の健全性にも影響する。
    ■身体的なDVと暴言DVのどちらに曝される方が子供の脳に影響を与えるか検討したところ、暴言DVに曝される方が子供の脳により大きな影響を与えることが分かった。
    ■体罰は、感情や思考、犯罪抑制力に関わる前頭前野を萎縮させる。前頭前野は気分や感情、行動のコントロールに関わる部位。ここが萎縮すると衝動性が高く、キ

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    2024年11月17日
  • 発達障害グレーゾーン

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    発達障害と診断されていないけれど、生きづらさを抱える人。
    発達障害のグレーゾーンの方(グレさん)を取材した本です。

    個人的には、巻末の「おわりに」から読むといいかもしれないと思いました(著者がどういう立ち位置なのかが分かるし、この本を読んで「発達障害かも」と不安になった場合の考え方が記載されています)。

    診断を受けることには、メリットとデメリットが両方あるのですが、グレさんたちは大きく分けて、
    ・診断が欲しいけどもらえない人
    ・診断は欲しくないけど困っているので支援が必要
    ・診断も支援も要らないと考えている人
    このような違いがあるようです。

    昨今の「発達障害ブーム」とでもいうようなものに

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    2024年08月30日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    ■発達障害は「ニューロ・ダイバーシティ」(脳の多様性)であるという捉え方も広まりつつある。ニューロ・ダイバーシティとは発達障害を「障害」として捉えるのではなく、「神経系の多様なあり方」として尊重していくという考え方。
     定型発達の人でも多かれ少なかれ凹凸がある以上、ニューロ・ダイバーシティという概念はあらゆる人を包含するものである。

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    2024年04月23日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    ネタバレ

    良書。
    発達障害がよくわかる。
    個性だとか、誰でも失敗するとか、慰めの言葉が当事者には辛いこともあるとは。対応が難しい。声をかけないのもよくないし。
    高学歴の人も悩み多く、幸せとは限らない。

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    2024年03月09日
  • 発達障害グレーゾーン

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    ◾️発達障害、と自己認識したら、得意/不得意を整理。
    ◾️会社やサポート機関には、どう理解して欲しいかやどのような合理的配慮を希望するのか、を伝える。ただ困っています、だけではどうもできない。

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    2023年11月15日
  • 私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音

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    発達障害の程度や毛色は人それぞれ。
    しかし、現代は生きづらさを抱えている人がこれだけ多くいるんだということに気付かされる。
    そして、こういった症状というのは見えにくいのが特徴。
    普段、何気なく生活している人にもなんらかの失調症や言語障害などが見られるケースも多々ある。
    そのために自助会や当事者同士素直に話せるオフ会といったコミュニティーが機能しているのだろう。
    劇的な改善は見られなくてもそういうコミュニティーが症状の緩和に繋がり、同じ想いをしている人が周りにもいるんだという安心感を提供できる。

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    2022年12月18日
  • 発達障害グレーゾーン

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    内容は装丁とは裏腹に堅苦しさは一切ない。学術的な話もなく、紙面のほとんどは、著者が取材した発達障害の当事者や医師、支援団体のインタビューに割かれており読みやすいだろう。

    その構成も作用してか、この本は、発達障害に思い当たる人が読めば心が軽くなれる、そんな本だと私は思う。

    この本には悩みと真剣に向き合う人が多数出てくる。そんな人々の言葉は重い。表面的な自己解決ではなく、克服のための工夫の跡が見られる言葉ばかりだ。他人と違うことに悩み疲れてしまった当事者からすれば、自分以外にも自分と似た境遇のものが見つけられ感覚的には少し救われるはずだ。

    問題は、そういった当事者に手にとって欲しいと思う反面

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    2022年12月18日
  • 「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック

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    もっと若い頃に出会っていたら、人生違ったのかなと思わされた一冊です。

    わたしは発達障害の自覚があります。
    子供の頃から、自分の感覚や人格に違和感があり、漠然と生きづらさを感じていました。

    現在わたしは35歳ですが、高校1年生の頃、近所の本屋さんでたまたま発達障害に関する本を見つけました。
    読んだところ、ほとんどの特性に当てはまっていて、漠然とした不安が確信に変わりました。

    本屋に居合わせた友人に「うーわどうしよ!うちこれ全部当てはまってるんやけど」と伝えたところ「マジで?知恵遅れとかの病気なん?!笑」といったリアクションを取られてしまいました。

    当時は「発達障害」という概念は存在しては

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    2021年09月27日
  • 新婚ゴミ屋敷生活~夫が発達障害でした~ 6巻

    購入済み

    勉強になりました。

    こういう障害があったんだ、と知る事ができて良かったです。始めは、そんなかな〜と思って読んでいましたが、次の展開がどんどん気になっていくお話になっていきました。

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    2020年07月23日
  • 発達障害グレーゾーン

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    ASD,ADHDD,ADHDなどの診断がつかないけど傾向があるというグレーゾーンのグレさんたちのケース紹介や、その人たち向けの支援などについて。登場人物ほとんど当事者。
    ま、私も傾向あるだろうな。
    こういうのは傾向の度合いが強いか弱いかであって、診断がつくかどうかも線引きをどこにするかなのではないか。

    けっこう、受診しても「傾向がある」とのみいわれて様子見されてしまうことも多いみたいだね。

    でも、手帳や薬が欲しいだけじゃなく、自分が納得したいから診断が欲しい、という人が多いように感じた。

    自分が抱える生きづらさは、なんでなのか知りたい。理由を求めたいのか。診断がつかなくても、傾向があるん

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    2019年08月18日
  • 発達障害グレーゾーン

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    発達障害であると診断されず、かといって定型発達者でもない、いわゆるグレーゾーンの方に焦点を当てた本。

    こういう本は今までなかったように思われる。

    私自身、ASD 傾向が平均値よりも高いこともあり、飲み会の雑談が苦手だったり、人と仲良くできなかったりと生活を営む上で支障があった。だからといって、本当にASD なのかというとそういうわけでもない。

    そのような人が自分だけでもないことを知り、少し救われた気分になった。

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    2019年07月06日
  • 私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音

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    ネタバレ

    5ページ 当事者の悩みで一番多かったのが、マルチタスクが苦手だったり、職場の人と良好なコミュニケーションが取れなかったりして、仕事が続かないこと。次いで、二次障害によるうつ病や睡眠障害、自律神経失調症、発達障害の特性により引き起こす可能性のあるギャンブル依存症や買い物依存症、性依存症などだった。 体調が悪くて病院を受診したら、その体調不良は発達障害が引き起こした二次障害だと判明したケースも珍しくなかった。この本により、当事者の現状や本音が少しでも多くの人に誤解なく伝わり、生きづらさの緩和への道が開ければと思う。⇒☆二次障害のうつや睡眠障害は結構認知度が上がったと思うけれども、ギャンブルや買い物

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    2018年11月04日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    高学歴発達障害当事者の端くれとして、共感するところが多かったです。
    特に、本人やその周囲の人々の「本来これくらいできるだろう(できて当然)」というイメージと、現在提供されている支援がミスマッチを起こしやすいという点が。

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    2025年07月11日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    株式会社kaien など発達障害をサポートする民間ができ始めていること。
    精神科ガチャがあること

    大学関連は
    入試、履修、就活と卒論の両立、卒業研究など直面する場面が多いこと

    そして当事者が大学が一番楽だったという割合が多いと感じ、また社会にでてからが本当に大変だということ。

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    2024年04月21日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    高学歴でありながら発達障害を抱えている人は意外に多い。こういった人たちが普通のふりをして社会で生きていくのが、一番辛い。一人ひとりが自分らしく生きることができる世の中にしなければと思う。

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    2024年01月29日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    発達障害は環境にうまくハマれば仕事ができるが、そうでない場合は活躍が難しい。

    その特性に学歴というファクターが重なる事で、本人のプライドとどう折り合いをつけるかという問題も発生する。

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    2023年12月02日
  • ルポ 高学歴発達障害

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    高学歴でありながら就職後に様々な困難を抱え、退職や診療内科へ通院した経験を持つ人々を追ったルポ。際立った特性を持つ故に他の人が出来る「当たり前」が出来ない。この苦しさは誰にでもあると思いますが「高学歴」という一つのレッテルが更に本人を苦しめています。

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    2023年11月28日