姫野桂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
“「エレベーターやエスカレーターは足が悪い人や妊娠さん、高齢者などにとってはありがたいですが、健常者も荷物が多いときや疲れているときはエレベーターやエスカレーターを使いたくなりますよね。バリアフリーになった結果として、私たちは身体障害者ではないけれど恩恵を受けています。そういうふうなことが、発達障害者にもできないかなと思っています」”(p.132)
“認知行動療法によって、自分を改めることで生きやすくしようとすると、何でも自分のせいにしてしまって、余計に病んでしまうことがあります。”(p.126)
わたしもまさにこのパターンで認知行動療法に失敗したことがある。自分を改めようとするトレーニ -
Posted by ブクログ
高学歴とくくる必要がない
著者は偏差値60の日本女子大学に入ったことを高学歴でもなんでもないと書いてるが、疑問。立派な高学歴ではないか。
また、これは健常者でも戸惑ふよなといふ事例もあり、健常者にたいして認識にズレがある発達障害のひともゐるのではないか。
あと、わざわざ高学歴発達障害と限定してゐて、高学歴とさうでないのとで、何か発達障害にちがひがあるのかとおもったら、できない仕事が多く社会に馴染めず、高学歴プライドで鬱憤がたまると言ふ。結局それは学歴または発達障害関係なく、誰にでも起りうる事である。
要するに、高学歴と限定する必要性を感じなかった。
なほ、発達障害の生きづらさ