HBRによるデータビジュアライゼーションに関する書籍。グラフ化や図表化の単なるテクニック本ではなく、デジタルビジュアライゼーションの歴史解説から始まり、心構え、意義、技術について語られている。四象限でのグラフの選択方法はとても参考になる。自分の伝えたいことを正しくデリバリーするためにどれだけ真摯にデータに向き合っているか振り返るのによいかもしれない。データビジュアライゼーションの本としては優れている一方、構成や流れがとにかく読みづらく解りづらい。本書自身をもう少しビジュアライゼーションして欲しかった。