山本昌仁のレビュー一覧

  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    本書は、たねや四代目山本昌仁氏の語る「現代の近江商人」です。

    あゝ、絶対に勝てない人がまた一人増えてしまった。この本を学生のときによんだら、「たねや」に就職したいとおもったほど、うらやましいというか、共感をもちました。また、自分はまだまだ甘かったと心から反省しました。
    営業をされていらっしゃる方は一度はお読みになられたほうがよいとおもいます。隠れた販売の名著です。

    気になったのは次です。

    ■商売のやり方
    ・バブル絶頂期で、「一人一人のお客様に向き合う」決断をしておいたことが、たねやを救った。
    ・支店を出すのであれば、家族ともども移り住んですべてを投げ出して全力投入する。これは支店ではない

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    2023年03月18日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    「たねや」「クラブハリエ」等のブランドで展開し、滋賀県を代表するたねやグループの山本社長の著書。
    「商売の原点は顧客が喜ぶこと」「お店は商品を売る場所でなく、顧客に感動を与える場所」「ここにしかないものを作る」など、商売の本質が多く散りばめている。

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    2021年08月29日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    日本全国のデパートなどに展開している和菓子屋「たねや」オーナーによる「たねや」をはじめとした近江商人の思想について紹介した著作。

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    2024年12月11日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    和菓子屋というよりも商売人としての生き様が描かれていました。顧客に向き合うことは言うことを鵜呑みにすることではなく、時には教育をする必要があることも学びました。
    そのためには自分自身が学び続ける姿勢でいなくてはなりません。たねやでは毎日2時間フリータイムを設けております。仕事以外に触れる時間を強制的に作ることで新しいアイデアを醸成する良い機会になるからです。Googleでも90分ルールの取り組みがなされているので、強い企業、アイディアが生まれる企業というのは余裕を作ることを忘れないのだと感じました。
    また、現場への応援も忘れないのは良い企業だと思いました。大手企業でありがちなパターンは現場の意

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    2024年11月27日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    全国区になっていく菓子屋がどういった精神で運営されてきたのか知れる本。

    ごくたまに買いに行く側としては有名な和菓子屋さんとしてしか認知していなかったが、「たねや」としての哲学、商売を大事にしながら日々運営されているのだと知れた。
    何十年と商売を続けるなかで、変えるものと変えないものを絶妙にバランスを取っているように見えたが、実際はいろいろなものを少しずつ変えていて結果的にうまくいったものを変えてきたのだろうなぁとか想像した。

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    2023年08月16日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    経営の本として非常にためになる本。優秀な経営者のバトンリレー、現場主義、経営者の現場との距離感、そして三方よし。三方よしの考え方は、渋沢栄一の「論語と算盤」にも近いものを感じた。そしてこれまで触れることがなかった和菓子業界の話も、新鮮で非常に興味深かった。

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    2021年12月31日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    自慢か、と思うことが多々あるが、自信を持って自慢しているんだろうなぁ、と思える。近江八幡の店に数年前にいったけど、やたらこんでいたなぁ。
    ああ、水羊羹、食べたい。和菓子党。

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    2019年06月25日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    江戸時代。近江国(滋賀県)から全国へ行商をしていった人たちが成功していき、近江商人と呼ばれるようになります。彼らは地方へ商品を運搬していきその場で売りさばき、帰りしなには地方の商品を購入して持ち帰るなどし、またそこで商売をして儲けを上げていった。往路でも復路でも無駄がない商売だったわけです。

    そのような業態で考え出された哲学がありました。「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」の考え方です。売り手と買い手がwin-winであるどころか、商売をさせていただくその地域までもがwinとなるのである、というものです。この「世間よし」の部分まで考えるのは、地域にとってのその発展や住みやす

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    2025年10月24日
  • 近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本

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    【評価の理由】
    自分が知りたかった部分と少しズレていたため。
    最近観光地になっている「ラコリーナ」が、どんな理由で生まれたのか気になっていた。
    しかしこの書籍では、「たねや」や「近江商人の歴史」について述べられている部分が多かった。

    ただ、ラコリーナは故郷への恩返しという願いが込められており、数百年単位で成長させようとしていた事に衝撃を受けた。

    【見習いたい事】
    お客様のために動くこと。それを貫けば数字はついてくる。

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    2020年08月16日