水上ルイのレビュー一覧

  • ロイヤルマリアージュは永遠に

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    ネタバレ

     欧州の小国で修行中の見習いソムリエの准也。
     准也は元々、日本で生活をしていたが、ソムリエをしていた祖父に憧れ、ソムリエの道を志す。
     けれど、祖父の下で修行中に、祖父と祖父の勤めるレストランの経営者が相次いで倒れ、そのツテをたどって、ソムリエ修行のために欧州の小国までやってきたのだった。
     ところが、その修行に赴いた先は、先代の時代とソムリエだけでなく、シェフや経営者すべてが入れ替わってしまっていて、見習いである准也は散々な扱いを受け、何のポリシーも感じられない店にも愛想をつかしかけていた。
     准也をただそこに繋ぎ止めていたのは、自分をこの店に紹介してくれた祖父への恩と、日本へ帰るためのお

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    2012年06月02日
  • ロイヤルロマンスは突然に

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    ネタバレ

     新米カメラマンの須藤駆は、自分を育ててくれた、カメラマンでもあった亡き師匠の取材旅行計画していた地を回る旅に出、南欧の小国を訪れていた。
     そこは、王族が収めるF1開催の地であり、小国ながらもかなりの財力を持った土地であった。
     そんな美しいときに魅せられて、駆は写真を撮るために、港へと近づき、もっといい景色を撮るために、船の上から写真を撮ろうと、停泊中の豪奢なクルーザーへと侵入してしまう。
     ところが、誰もいないと思っていたのに、そこには船の主がいた。
     慌てた駆が海に落ちると、その主は助けてくれたけれども、その金髪に琥珀色の瞳の超美形は、何とこの国の大公の息子で、王位継承権を持つマクシミ

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    2012年05月14日
  • パティシエの恋愛条件

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     グルメ雑誌の編集者・安藤昌人は、雑誌の廃刊の危機に立たされていた。
     そこで、記事が載れば雑誌の売り上げアップである有名レストラン『リストランテ・ラ・ベランダ・ミラノ』を取材するように、編集長命令が下りる。
     実は、昌人の年下の幼馴染みである徳田翔一郎は、スー・パティシエとしてそのレストランに勤めているのであった。
     昌人としては、翔一郎を利用しているようで気が乗らなかったが、雑誌の廃刊の危機がかかっているとなると、そうも言ってられない。
     嫌々ながらもミラノへ向かうこととなる。
     けれど、昌人にはもう一つ、翔一郎に会いたくない理由があった。
     それは、二人がまだ若かった頃の過ちで、それが理

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    2012年04月08日
  • ロイヤルマリアージュは永遠に

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    ワインや食べ物に関する描写力は半端なく、勉強になる以上に頭にはてなマークが飛び交うような部分もありましたが、そこが逆に知らない世界の二人を客観的に見ている感じがして読みやすかったです。

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    2012年04月02日
  • エグゼクティブの恋愛条件

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    ネタバレ

     前作「グランシェフの恋愛事情」にちょこっと出てきていた鮎川さんのお話。

     ずっと想っていたグランシェフの小田桐に失恋したシェフの鮎川雪彦さん。
     小田桐の恋の相手は、入ってきたばかりの新米シェフで、職場でも随所で彼のことを小田桐が大切にしている場面が目に入ってくる。
     クールだけれど本当は優しい鮎川は、小田桐の想い人のことも嫌いになれず、切ない胸の内を必死で隠しつつ、小田桐の下で働いていた。
     けれど、そんな心情を店のオーナーであるアルマンドに見破られてしまう。
     アルマンドは以前から、鮎川に対して自分の想いを伝えてきていたが、鮎川はまったく本気にしていなかった。
     けれど、そんなアルマン

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    2012年01月15日
  • グランシェフの恋愛条件

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    ネタバレ

     鷹野和哉は、一年前の出来事が忘れられずにいた。
     料理人の新人賞を取った大会で、完璧だと思える料理を仕上げたのに、思い切りけなされたのだった。
     自信満々だった和哉は怒り、そのけなした相手――超有名レストランの天才グランシェフ・小田桐総一郎に自分を認めさせようと必死で努力してきた。
     そして、ついに自分の実力を認めさせる機会が巡ってきた。
     小田桐がグランシェフを務めるレストランで採用試験があるというのである。
     和哉は、その採用試験の書類審査・一次試験をパスし、面接試験までたどり着いた。そこで再会した小田桐は、和哉を見ても何の反応も返さない。
     悔しさから、暴言を吐いてしまった和哉に、なぜ

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    2012年01月09日
  • ショコラティエの恋愛条件

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     思ったよりも読みやすくて、さらさら読めました。

     姉のお供で訪れた超有名ショコラティエ・一宮雅人が経営するカフェに行った大学生の浅野葉平は、夢のように美味しいチョコレートを口にした。
    「もう一度あのチョコレートが食べたい」と思う葉平だけれど、甘い物好きを隠しているため、姉と鉢合わせする可能性があるその店には近寄れず、また、女の人ばかりのその店に一人で入る勇気もナシ。
     そんな時バイト先に訪れてきた一宮と会う。
     ついうっかり彼の作るチョコレートの美味しさを熱く語ってしまった葉平に、将人は「チョコレートを食べさせてあげる」と自宅の住所を葉平に手渡す。
     ただし、自分はゲイだと告白した上で「そ

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    2011年12月17日
  • ロイヤルキスに熱くとろけて

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    皇太子×隣国の王子。
    ここまで純情か!というくらい純情な王子がすっかり攻の手管にはまっちゃう話。
    前の本の主人公(受の兄とその伴侶)も出てくるので華やかですね。

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    2011年12月06日
  • あなたの胸で恋のレッスン

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    水上さんの作品らしい、甘々で安心の一冊ですね。
    本宮先生と美弦は最初から激甘。ちょっとしたスパイスの鹿島くんにもそのうちダーリンが出現するのかしら?それとも側近の政近がダーリンになるのかな?
    他にもこれから進展しそうなカップルも出てくるし、もちらん前作のカップルも出てくるしこれがスピンオフの面白いところですね。

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    2011年10月09日
  • クールな作家は恋に蕩ける

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    カップルが集まってますね!しかも仲間内では公認。
    今回の二人は無防備な美人と野獣のような紳士です。
    とってもしっくりくる二人です。どちらもただ大人なだけでなく、隙もあってそこが魅力でもありますね。

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    2011年08月12日
  • とろけるジュエリーデザイナー

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    短編集。懐かしい他の本の主人公たちもちらっと出てくるので、楽しいです。
    どれも甘々・・・・・・・・・・。

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    2011年07月06日
  • ミステリー作家の危うい誘惑

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    気になる脇役だった紅井悠一が今回の主役なので期待してた。いいお相手が現れてよかった(笑)。ただ、家のこととかせっかく複雑な設定があるので、テンプレ展開で終わってしまったのは少し物足りないというか、もったいないかな。

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    2011年02月14日
  • エグゼクティブの恋愛条件

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    ずっと好きだったグランシェフの小田桐に失恋したシェフの鮎川幸彦。切ない胸の内を必死に隠しつつ、小田桐のもとで働く鮎川だが、そんな心情を店のオーナー・アルマンドに見破られてしまう。「小田桐のもとにいたければ、滞在期間中だけ私の恋人になりなさい」と条件を突きつけられた鮎川は、どうせすぐに飽きられると思って、小田桐の側にいるためだけにアルマンドに従うことを決めるのだが……。

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    2011年09月09日
  • 執事は永遠の愛を捧げる

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    名門貴族フェアフィールド家の血を継ぐ安東秋良は、祖父から突然英国に呼ばれ、当主継承争いに巻き込まれることに。モデル並みに美しい執事・エインズワースに預けられ、教育を受けることになるが、見た目を裏切るいじわるで辛辣な彼の態度に反発ばかり。けれど二人きりで遠出した夜、身の安全のためにと添い寝してくれた彼の体温に、秋良の体は何故か甘く疼いてしまい…!?「イケナイ御主人様だ。お仕置きですよ」。いじわるな英国執事×お坊ちゃまのビクトリアン・ラブロマンス。

    英国名門貴族の執事X高校生 年の差&年上攻

    いつもの水上ワールド全開。

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    2011年01月09日
  • ジュエリーデザイナーの交友関係

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    このシリーズの今まで出てきたカップルが勢ぞろい。それぞれを思い出すが大変でした。
    どのカップルも受の攻を賛辞する言葉が歯が浮きそうなくらいの美辞麗句の嵐。すごいですね。

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    2010年11月16日
  • 真夜中の特別レッスン

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    とっても水上さんらしい作品。とってもセレブで品行方正ななんでもできる生徒会会長と優秀でとっても魅力的だけど全く自覚なしの新任教師との年下攻のお話。

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    2011年05月24日
  • グランシェフの恋愛条件

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    水上ルイ×こうじま奈月で贈る、美味しい恋のスペシャルレシピ☆

    憧れのシェフ・小田桐のもとで働く事となった新米シェフの和哉。絶対に小田桐に自分を認めさせてやると意気込んで反発していたけれど、1回指導する度にキスマークを付けると条件を出されてしまい…?

    『大嫌い』な超有名レストランの天才グランシェフ・小田桐宗一郎のもとで働くこととなった新米シェフの鷹野和哉。過去、小田桐にプライドを踏みにじられたことのある和哉は、実力を認めさせようと頑張るけれど、ひょんなことから憎き小田桐から料理の直接指導を受けることになってしまう。その上「失敗のたびにキスマークを一つ付ける」なんて嫌がらせのような宣言をされ

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    2010年08月02日
  • ショコラティエの恋愛条件

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    水上ルイ×こうじま奈月で贈る美味しい恋のスペシャル・レシピ!

    男のくせにチョコ好きな事を知られるのが恥ずかしくて、周囲に隠している葉平。だけど偶然知り合った超有名ショコラティエ一宮に「キス一回でチョコレート一つ、君の為に特別に用意しよう」なんて云われてしまい…!?

    「チョコレートの代価は、君の初めての夜だ―」姉のお供で訪れた超有名ショコラティエ一宮雅人が経営するカフェで、夢のように美味しいチョコレートを口にした大学生の浅野葉平。「もう一度あのチョコレートが食べたい」と思う葉平だけど、女性が群がるその店に一人で訪れる勇気もナシ。そんな時バイト先で偶然、一宮と出会う。ところが「直接チョコレー

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    2010年08月02日
  • エゴイスティックな恋愛契約

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    ―――君との、あの夜が忘れられない。

    失恋のショックを癒す為に訪れたバリのリゾート地で、幸次は世界的なホテルグループの総帥・ジャンニと出会う。「一目で恋に落ちた」と囁かれ抱かれてしまった幸次だったけど…!?とっておきのシンデレラ・ラブ登場!

    「他の男のことなど考えられなくなるくらい、私が君を抱いてやる」失恋のショックを癒すため、バリの超高級リゾートホテルを訪れた幸次は、そこで世界有数のホテルグループ総帥・ジャンニと出会う。「愛してる」と囁かれ、抱かれてしまった幸次だが、一夜限りの関係に本気になりかけた自分に焦り、翌日逃げるように帰国してしまう。ところが、突然日本に現れたジャンニが「私を苦し

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    2010年08月02日
  • ロイヤルロマンスは突然に

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    モンテカール公国を訪れた新米カメラマンの駆がマリーナで出会ったのは、なんと超絶美形な公国の王子様!? 勘違いでいたずらをされてしまった駆を、お詫びにと王子はゴージャスな観光に連れ出してくれて…。

    南欧の小国を訪れた新米カメラマンの須藤駆は、停泊中の豪奢なクルーザーに撮影のために潜入し、船の主に見つかってしまう。しかしその主はなんと、金色の髪に琥珀色の瞳の超美形・マクシミリアン公爵殿下だった!パパラッチと間違われてHなお仕置きをされてしまった駆だけど、誤りに気づいた彼は、非礼のお詫びにとプライベートビーチやパーティーに連れ出してくれる。さらに、「君を愛してしまった」と求愛されてしまうが、そん

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    2010年08月02日