土方正志のレビュー一覧

  • 瓦礫から本を生む

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     災害が多い国なのだと改めて思いました。
     阪神淡路大震災の時、吹田市に住んでいてかなりの揺れを経験し、もうだめかな・・・と一瞬思った。
     それ以前も以後も災害とは無縁に過ごせている。でも、それはたまたまなのだと思う。いつ何時どのような大災害に見舞われるかは分からない。一瞬であらゆるものを失うやもしれない。
     そんなとき、本書のような本が助けになるのだと思う。
     東日本大震災の被災者となった著者、その友人知人たち、取材の中で出逢った人たちの言葉に助けられるのではないかと。

     また色々な本が紹介されていて、読みたい本が何冊も増えました。

     そして、本書の表紙写真がまたいいのです。その写真にま

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    2025年03月31日
  • 新編 日本のミイラ仏をたずねて

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    (天夢人・山渓 2018)
    1996年発行の『日本のミイラ仏をたずねて』(晶文社)をベースに加筆。
    コラムは『ムー』1997、『望星』1997
    紀行エッセイ
    著者は1992年8月4日号集英社『週刊プレイボーイ』の「ミイラ巡礼」の企画ではじめて、即身仏の取材をしたらしい。それ以来”ハマった”そうだ。
    プレイボーイと即身仏がいまひとつつながらないが、プレイボーイの読者層のニーズがよくわからないのでなんともわからん、、当時、流行ってたのか?そこらへんの世相に詳しくないので不明。
    ともかく、即身仏廻りガイドブックとしてはとても良いし、読み応えもある。即身仏が非常に身近に感じられるというか、目線がヲタな

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    2023年07月07日
  • 瓦礫から本を生む

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    《本は魂を受け取る手段》

    仙台の小さな出版社がどの様な想いで本を出版しているか…グッときます。
    著者であり出版社「荒蝦夷」代表の土方氏は北海道出身、その縁なのか北海道新聞で記事を読むことがあった、この書籍も記事で知った。
    元々日本各地の自然災害に遭われた人達の思いを、丁寧に聞き取り伝えていたところ、著者自身も東日本大震災の被災者となった。被災者となって更に人達の想いが詰まった、魂の様な本を出版したのではないだろうか。
    新型コロナウイルスで、思う様に外出もできず、娯楽が再現される中、魂が入った本を読もう!

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    2020年03月15日