松村哲哉のレビュー一覧

  • 若い読者のための音楽史

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    評価が分かれるのかしら?私は良かったんだけど。
    まずもって、音楽史なんていうと、バッハから始まってモーツァルトベートーヴェンなんて具合が普通かと思うけど、実はそうなんだよねってのがこの本だ。
    音はどんな風に表現されたのか目的はなんだったのか、楽器になるまでの経緯やその使われ方。
    音楽って。と考えさせられるものだった。
    近現代の音楽、ロックなんかも買いてあるから、なかなか斬新だと思って読みました。

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    2024年11月30日
  • 指揮者は何を考えているか:解釈、テクニック、舞台裏の闘い

    Posted by ブクログ

    バーンスタインのエピソードや、客演指揮者のシステムなどは興味深かった。
    やや長かったり、「関係者との調整が大変」という話が多くて読み疲れる部分もある。

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    2024年05月11日
  • オーケストラの音楽史:大作曲家が追い求めた理想の音楽

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    なんかふるくさいタイプの作曲家とオケ作品の関係の話。病院などの時間つぶしにはよいだろう。と思ったら1936年の本なのか!

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    2021年09月22日
  • オーケストラの音楽史:大作曲家が追い求めた理想の音楽

    Posted by ブクログ

    オーケストラの歴史ではなく、副題(大作曲家が追い求めた理想の音楽)にもあるように、オーケストラと作曲家がどのように音楽を作っていったのかということが、年代を追って詳しく説明されている。
    どちらかといえば、器楽曲よりはオペラの記述に重心がかかっているきらいがないではないが、クラシック音楽がどのように発展していったかという点に関しては、あらゆる楽曲を取り上げてバランスの取れた記述がなされている。
    最終章、これからのオーケストラのあり方を含めたクラシック音楽の行く末についての記述は、これが1936年に書かれたとはとても思えない示唆に富むものである。

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    2018年02月14日
  • オーケストラの音楽史:大作曲家が追い求めた理想の音楽

    Posted by ブクログ

    1900年代初頭までのクラシック音楽史を、「オーケストラ」という観点からまとめた1冊。翻訳の方がよく訳してくださっていて、非常に読みやすかったです。
    楽器の発明&開発、メロディとハーモニー、歴史背景、美学に触れそうな領域などなど、様々な側面からのアプローチが上手くまとまっていました。

    具体的に作品名を挙げて解説されているので、楽器の名前と音の特徴、有名どころの作曲家のオペラと交響曲がすぐに浮かばないと置いていかれちゃいます。
    私も現代に近づくにつれ危うくなりました…

    ベートーヴェンが頂点で、19世紀後半あたりでオケはカンストしたという考え方は賛否両論だとは思いますが、今のクラシック

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    2013年09月28日