前作「ぞぞのむこ」で謎の都市・漠市を通じて強烈な擬音を印象に残してくれた著者。今回は目に見えるような悍ましい食事風景をいきなり投下してくれます。徐々にあきらかになる題名の意味と生態はキモチワルイという表現しか思いつきません。前作と系統は似ていましたが、ずっと似たような怪異とキモチワルサが繰り返されるのでちょっと冗長に感じてしまいました。全体をスリムに短編にするか、連作短編のように主人公を変えて長い年月で表現されたらもっと好みだったかも。それにしても黒いマスク…今後は見かけたらかなり気になるかもしれません。