ヘンリー・コールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレブレディみかこさんの本で知った絵本。
ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話。
ロイとシロのオスペンギンは仲良しでいつも一緒。
他のカップルがしているように、たまご(の形をした石)を、毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはかえらない…
飼育員がはたと思いついた、他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれる。
タンゴはふたりで踊るから…という名付けの理由。
ペンギンをよく見ていて気づいた優しい飼育員、なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤 -
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Posted by ブクログ
Savage GardenのAffirmationの歌詞を思い出した。
“I believe you can't control or choose your sexuality.”
And Tango Makes Threeが原題。愛し合うふたりが家族となるのはすばらしい。そして我が子を迎えることで、その子によってふたりが三人となる美しさへの歓喜。そういった感情の込められている良い題名だと思う。
でも、このニュアンスを短い題名で日本語に翻訳するのは不可能レベルに難しいし、「タンタンタンゴはパパふたり」という邦題はかわいいしリズムが良い。これ以上の邦題はないと思う。
絵本のラスト -
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Posted by ブクログ
ニューヨークの動物園で暮らすペンギンのロイとシロ。オス同士の2羽はとても仲良しで、年頃(?)になっても女の子には目もくれず、ずっと2羽で一緒。
回りペンギン達がつがいになり、それぞれ巣作りをはじめると、ロイとシロも同じように巣作りを始めます。
しかし、他の巣からは赤ちゃんが誕生するけど、二人の巣は空のまま…その様子を見ていた飼育員さんはあることを思いつきます。
なるほど、今時はLGBTをこうやって絵本で動物を使って教えるのね…と思って読んでいたら、後書きを見てびっくり。
これはニューヨークの動物園で実際にあったお話なのだそうです。
動物の世界にもこういうことがある…人間だって動物なんだから同 -
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