作品一覧

  • タンタンタンゴはパパふたり
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動物園にはいろんな家族がいます。でもペンギンのタンゴの家族はちょっと違っていました。 ロイとシロのパパふたりとタンゴ、それがタンゴの家族なのです──。 ロイとシロのおすペンギンは、いつからかお互いに気に入り、カップルになりました。一緒に泳いで一緒に巣づくりして、いつも一緒にいました。 ところが、他のカップルは、ただ一緒にいるだけでなく、どうやら巣の中で何かをあたためている模様。しかもそうこうしているうちにそのあたためたものがかえって赤ちゃんペンギンが誕生しているではありませんか。 ロイとシロは、近くにあった卵の形をした石を拾ってきて、さっそく毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはちっともかえりません。 そんな様子を眺めていた飼育員がはたと思いつきます。 他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれたのです──。 ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。
  • タンタンタンゴはパパふたり

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    温めても温めてもなかなか孵らない卵(石)を不思議そうに見つめるロイとシロの表情が印象的。
    飼育員の機転で幸せな家族ができて本当によかった。

    アンナ・カレーニナの法則「すべての幸せな家庭は似ている。 不幸な家庭は、それぞれ異なる理由で不幸である。」を思い出した。

    幸せな家庭は家族が愛し合っている。この一点が重要なのであってそこに性別は関係ない。

    子どもが産まれたらぜひ読んであげたい1冊。

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    2024年04月18日
  • タンタンタンゴはパパふたり

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    LGBTQの骨抜き法制化の最中に、天声人語で紹介された絵本である。雄2匹のペンギンが卵を温めて孵化させるニューヨークの動物園での実話に基づく絵本である。同様な話は日本でもあるかと思うが絵本にはなっていないであろう。

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    2023年06月05日
  • タンタンタンゴはパパふたり

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    オスのペンギン2匹が愛し合い、子どもを守り育てる話し。実話。LGBTについて子ども達に触れてもらうのに良い絵本だと思う。
    8分。遠目がきく。中学年から。

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    2023年05月13日
  • タンタンタンゴはパパふたり

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    ネタバレ

    ブレディみかこさんの本で知った絵本。

    ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話。
    ロイとシロのオスペンギンは仲良しでいつも一緒。
    他のカップルがしているように、たまご(の形をした石)を、毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはかえらない…
    飼育員がはたと思いついた、他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれる。

    タンゴはふたりで踊るから…という名付けの理由。
    ペンギンをよく見ていて気づいた優しい飼育員、なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤

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    2023年01月25日
  • タンタンタンゴはパパふたり

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    ネタバレ

    前にブレディみかこさんの本でこの本を知りました。
    多様な性について子供の時から受け入れる土壌を作っておくのもいいかもと孫たちのために求めました。
    いざ、読んでみるとページを進むごとにジンワリと心にくるものがあり、作者あとがきで実話であったことを知り、さらに感動して、絵本を読んでここまで深く心が動いたのは初めてでした。彼らが石を温め始めたこと、飼育員さんが彼らの行動をよく見ており、見守っていたこと、卵を抱かせる機転を働かせたこと等何という展開でしょう。孫たちの反応も楽しみです。

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    2022年10月07日

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