知里幸惠のレビュー一覧

  • 知里幸惠 アイヌ神謡集

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    声にして『序』を読んでみるのがいいです。
    すーっと身体にはいってきます。19歳という若さで書き上げた、自然と祖先への愛とリスペクト 滅びゆく民族への憂い 文章にして残せる幸福感を記した 美しい序文に圧倒されてしまいました

    最初のおはなし

    『梟の神の自ら歌った謡』
    銀の雫 降る降るまわりに

    ふくろうの神様が、
    銀の滴降る降るまわりに,金の滴降る降るまわりに.

    と歌いながら子どもたちの頭上をゆくと
    成り上がりのお金持ちの子らと貧しい子どもが ふくろうを射ようとしている。
    ふくろうの神様は、貧しい子の味方をして 自らその子の矢に捕らわれ、子どもの家に福をさずけるというお話。
    とにかくとにか

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    2026年06月23日
  • 知里幸惠 アイヌ神謡集

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    19才で亡くなったアイヌの生き証人、
    知里幸恵によるアイヌ神話を集めたもの。

    ギリシャ神話とも違うし古事記とも違う、人格神や動物神や自然神などが自らが語るスタイルで、教訓や寓意性のある抽象度の高い物語です。

    意味が分からない物語もあったりしますが、純真で子供の夢の中のような話しで不思議な感覚になります。

    評価どうこう出来る内容ではないのですが⭐️5つにしておきました。

    知里幸恵を発掘し、東京に呼び寄せ、本書を発行した金田一京助は偉大だなあ。

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    2025年07月18日
  • 知里幸惠 アイヌ神謡集

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    ネタバレ

    明治時代アイヌ出身の少女が病身を奮い起こして書き残したカムイユカラ(叙事詩)。

    梟や狐や鮭など様々な動物が主人公として登場する。
    カムイたちへの感謝を忘れないこと、海の恵みは人だけでなく他の動物たちのものでもあること、魔除けに蓬の弓を用いることなど様々な物語が記されている。

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    2024年09月01日
  • 知里幸惠 アイヌ神謡集

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    よく知られた本であると思う。最近になって改訂が施されたということではあるが。これまで読んだことが無かったのだが、切っ掛けが在って手に取ることとなった。出逢うことが叶って善かったと思える一冊だった。
    アイヌは、神話や英雄譚というような内容の様々な物語を「口承」で伝え続けて来た。誰かが謡うように語る物語を、より若い世代の人が聴いて覚えて再現するようになって行く。更に若い世代、もっと若い世代へとそれらは引き継がれる。
    こうした何世代にも亘って受け継がれた物語を、可能な形で記録し、その内容を紹介するという取組が為された経過が在った。アイヌの口承文芸に関する研究を手掛けた金田一京助が知里幸恵と出会い、知

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    2023年12月08日
  • 知里幸惠 アイヌ神謡集

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    美しい北海道の大地を自由に駆け巡る神々、生き物そして英雄たちが、とてもとても美しい言葉で書き綴られています。
    面白いのは、悪い心の持ち主が主人公の話がいくつもあることです。いかに英雄にやっつけられるかが敗者目線で描かれているのです。この発想はあまり類を見ないのではかしら。

    左ページにアイヌ語をローマ字で書いたもの、右ページに日本語の対訳が載っています。私はアイヌ語を全く知りませんが、和訳の日本語がとても美しく洗練されているので、著者はベテランだと思っていたら、10代のときに書いたものと知り、ただただ驚きました。

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    2025年06月21日
  • 知里幸惠 アイヌ神謡集

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    ルビの追加と修正・注釈のおかげで、文章が読みやすい。
    ローマ字で書かれたアイヌ語表記も、時間を見つけて読んで行きたい。

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    2023年09月04日