兼松雄一郎のレビュー一覧

  • イーロン・マスクの世紀

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    マスク氏が見据えている遠い未来とは一体どんな世界なのだろうか。彼が稀代の天才であることは間違いない。
    1990年代、インターネット勃興期の情報化革命から時を経て、現在に至っているという今の社会。
    GAFAMやBATなどの巨大企業が、システムやソフトウェアによって世界を席巻した。
    一方、マスク氏が活動している拠点は、いわゆる昔ながらの製造業の世界だ。
    しかし当然彼が目指しているのは、製造業ではないし、モノづくりだけではない。
    大きな目的があってそれを実現するためには、超進化したソフトとハードが必要となるために、同時にそれらを作っているということだと思う。

    例えばテスラ社を「電気自動車を製造販売

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    2023年03月09日
  • イーロン・マスクの世紀

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    2020/12/28
    イーロン・マスクは起業家精神と技術者としての頭脳を併せ持った稀有な人物。もっと早く知っていれば、テスラに投資したのにと悔やまれます(笑)

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    2020年12月28日
  • イーロン・マスクの世紀

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    ネタバレ

    テスラに代表されるイーロンマスクだが、
    著書が多角的に分析している様に、
    いろいろな世界の最先端の縮図を実現しようとするエネルギーは凄い。
    また一口に宇宙と言っても、様々な技術を結集した中で、真に居住地として考えている、世の中の動きにも驚かされた。
    その一つ一つの内容の濃さだけでなく、ベージ数も多く、読み進めるのを躊躇してしまうが、
    とても読み応えあり、読み終えられて満足感が高い。
    著書の構成·編集、非常によく作って戴いたお陰と感謝。

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    2019年04月15日
  • イーロン・マスクの世紀

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    テスラは巨大な自動車メーカーに成長したが、ちょっと前まで誰もがテスラの成功を信じていなかった。
    自動車メーカーの者ほど、テスラの構想を鼻で笑っていた。
    「年間1万台の達成が試金石で、それを乗り越えることはできないだろう。
    仮にそれを達成しても、年間10万台の達成は、不可能ごとだ。」と。
    それが、2023年の販売台数は180万台に達している。

    テスラは何故それほど売れたのか?
    EVだからではない。
    乗りたい車だからだ。
    そのために、デザインも性能も妥協しない。
    そして、生産に関して、徹底的な革新を実行した。
    一度運転してみると、今までの車とは全く違うことが実感できる。
    加速は、フェラーリを軽く

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    2024年10月23日
  • イーロン・マスクの世紀

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    イーロンマスクの伝記的なものかと思ったが、筆者も後書きで書いているように、その周辺を含む業界の動向を概観した書。大きな流れは把握できるものの、個別の掘り下げが弱いことからいささか読みにくい面もあった。

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    2021年06月01日