伊神満のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
頭の悪い僕にはちょっとアカデミックで骨が折れた、、けど
結論は納得する。
個人的に、既存企業にとっての"共食い"のうち、リソースとして有りがちなのは人材だと思う。
有望な人材を主流の事業に置くか、新規事業に置くか。
おそらく大半は前者にしてしまっていて、だからこそイノベーションが起きないんじゃないかなぁ。
だとすると、異動ももちろんそうなんだけど
採用からこれまでとぜんぜん違う人材を見極めて、増やしていく必要性に迫られる。
ところが社会的には少子高齢化、売り手市場。
なかなか思うような採用もできなくなっちゃいました…
っていう日本の状況を妄想してました。 -
Posted by ブクログ
ベストセラーとなったクレイトン・クリステンセン「イノベーターのジレンマ(1997)」の結論をトートロジー(「無能な会社は失敗する」)にすぎないと批判し、理論的・実証的な裏付けのある検証可能なものとして再構築するというのが本書の狙い。結果的に結論はクリステンセンと同じになるのだが、仮説→検証の過程で明らかになる対象業界(HDD製造)と個別企業の特性はもちろん、最終的に株主って誰?政府って誰?という素朴だが根源的な問いに到達してしまうところが面白い。
ただし、本書で扱われる「イノベーション」はややハードルが低く、「HDDインチ数の縮小」という既存製品サービスの外延が対象。そのため、そもそもこれを