浜柔のレビュー一覧

  • ギルドの新人教育係(自称)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    「ウルザは夢想した」を最初に

    個人的には、巻末特別収録の「ウルザは夢想した」を最初に読んで欲しいと思います。

    本編ですが(自称)とあるものの
    自称すらしていません。

    英雄ではなく、限界を感じ、拗ねた諦観で向上心に蓋をしてしまったおっさんが、ギルドの門を叩く新米に、ほんの少しだけの助言を皮肉混じりで与えて
    ほんの少しだけ、より良い道に行くよう願いつつ、、、

    あるものには、願いは届かず、あるものには転機となり、あるものには助けとなり、あるものには助けが届かず、、

    良いものも悪いものも、いずれも何かしらの寂しさや悲しみを湛えた物語が綴られます。

    巻末の特別編では、それだけで読めば、ただ微笑ましい日常ですが
    ある意味、一

    #感動する #泣ける #切ない

    0
    2024年10月23日
  • ギルドの新人教育係(自称)

    購入済み

    冒険者に、乾杯。

    もっと続いて欲しいのに、もう続く事はない。
    いくつもの出会いと別れが登場する物語です。

    他の「冒険者モノ」では味わったことの無い読了感を得ました。
    締め方の好き嫌いは分かれるかもしれませんが、
    私は読み終えたあと、もう一度カーマセンとウルザの日々を覗きたくなり、読み返しました。

    最後に改めて
    冒険者に、乾杯。

    #切ない #エモい

    0
    2023年05月26日
  • ギルドの新人教育係(自称)

    ネタバレ 購入済み

    読後の余韻に浸り……

    じんわり読後の余韻に浸れる一冊(一巻完結)。
    ただし前提としてハッピーエンドとは言えないので、注意。

    冒険物の冒頭でテンプレの、【ギルドに来た主人公に絡んでくる噛ませ役】が本作の主人公。
    ・年齢的にも全盛か下り気味、才能も普通な中堅冒険者
    ・過去の蟠りを胸に抱え、才能の上限もあり、酒場でくだを巻くおっちゃん(悪ぶりつつも人情派の一面あり)
    この前提は最後まで堅守され、同年層が主人公だとよくある【何らかの理由で才能が開花(または付与)】という展開もなし。

    何人もの駆け出し冒険者達と出会う主人公。
    その中には落命する人もいれば、反発する人、指導する仲になる人もいるが、延々一緒にとはならず、駆け

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    2018年05月28日
  • ギルドの新人教育係(自称)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いい本だとは思うのですが、すこしつらい気がします。そういう意味でもう一度読み直すか?という点では、どうでしょうか。

    0
    2018年07月15日