デビッド・リットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まだ完結してないが、久しぶりに一気読み中。
日本語タイトルが秀逸。
元のタイトルは「My Hopey,Changey White House Years」。
日本だと20代の若者が首相?のスピーチの台本(しかもジョーク)を書くことなんてきっとあまりなさそうなのでこのタイトルは惹きつけるのが上手い。
2007年の大統領選から、ドナルド・トランプとの因縁、それからオバマの最大の売り「オバマ・ケア」がどう評価されていったか(ここはまだ読んでないけど)といったオバマが大統領だった8年間についても超絶駆け足で学べる。
White Houseの建物の構造や、時々テレビで大統領の執務室の様子など、テレビ -
Posted by ブクログ
決して24歳の著者の成功物語ではない。
ごく普通の青年が、何の因果かオバマ大統領のスピーチライターになった。
もちろん偶然ではないし、本人の努力や才能や運もあったと思う。
しかし本書で書かれている内容はとても控え目で、等身大の24歳の青年が、そのままの目線で自らの仕事について描いている。
決してオバマ大統領を賛美することはない。
オバマ大統領も人間だ。イライラもするし、失敗もする。
しかしさすが黒人初の大統領だけあって、やっぱり普通じゃない。
大統領のスピーチライターはホワイトハウス内で何人もいて、彼はあくまで下っ端ライターだ。
書いたスピーチは何度となく書き直され、ほとんど褒められたことはな