浅川智仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会話のテクニックやビジネススキル論に終始せず、他者への想像力というキーワードを根幹に据えた対話論、だと思う。相手の背景や行動原理を推察する、あるいはそこをうまく刺激する言い方ひとつで、物事の動きかたは変わってくる。
所々、筆者のイケイケ営業マンとしてのカラーが強い持論の展開があり、手放しで賛同できない箇所も。結局は話し手のキャラクターも重要だなと。
以下、印象的なページのメモ。
124 会話の予定調和を崩す 実績のある人にはあえて失敗談を聞く、そこを見てくれていたか!というところに突っ込む
130 相手のこだわりに気づく
137 話に困ったら時間と空間を広げる質問を
146 結果(成果)、 -
Posted by ブクログ
営業コンサルタントである著者が仕事ができる人の発言や行動を自身の経験や講演などから書いた一冊。
本書を読んでスキル面だけでない仕事の結果が出る考え方や行動を学ぶことができました。
常に相手のことに興味を持って観察しできることを考えることや相手の感情を大切にすることや感謝を忘れないことなど気持ちの面で大切なことを学べました。
また、数値化や分解など具体的に指示や提案をすることや物語で想像を膨らませることや表情や感情を込めて言葉を発することや自己紹介や質問などでつかみを大事にすることなど印象を良くするためのポイントを多く知ることができました。
そして、どんな事態でも柔軟に行動することや準備を怠ら -
Posted by ブクログ
仕事復帰前に新しい会話術を学んでおきたいと思い、読んでみた。
お客様の心を本当の意味で動かし、この人から買いたいと思ってもらえるには、表面上だけではなく相手にとってどういうメリットがあるかを伝えるのが、いちばんシンプルで重要だと再確認。
そのために使えるフレーズで参考になるものは、すぐ仕事の中で活かそうと思う。
一方、中にはかなり強引なフレーズもあり、自分の分野では使えないだろうものも多かった。
でもそれは、もしかしたら、勝手に「失礼にあたる」と思い込んでるだけかもしれない‥‥。
つまりは相手によって言葉を使い分ける必要があるから、相手がどんな人かを見極めることが大切なんだよなぁ。
そのために -
Posted by ブクログ
営業のプロフェッショナルである著者が自身の講義でも話す営業の会話術の極意について書いた一冊。
相手の気持ちに寄り添ってうまくトークを展開する手法を本書を読んで学ぶことができました。
アプローチからディスカバリング、ビルディングを経てクロージングに至るまでの流れが詳しく書かれており、時系列の流れを感じながら会話術を学ぶことができました。
示唆質問でなりたい自分をイメージさせることや認知的不協和を駆使した話法など人間心理を上手く揺さぶり営業を行うノウハウをたくさん知ることができました。
そして話法だけでなく考え方も学ぶことができ、メンタル面でもサポートとなりより説得力のある営業ができると感じまし