有働由美子のレビュー一覧
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有働さんのエッセイ。
以前から有働さんには好感をもっていたが、この本を読んで完全にファンになった。というか、図々しいのを承知で言うならば、友だちになってほしい方!
いわゆる男社会で必至に働いていたことも、男性のことで痛い思いをした経験も、日々の暮らしの中で感じるちょっとしたことも亡くなった母への想いも、もうほとんどのことに共感できる。
そして、すごくしっかりとキャリアを積み重ねられ、すごく安定感のあるアナウンサーかと思いきや、オチャメな失敗もたまにあり、その加減がとても素敵で、本当に愛すべき存在。
若い人にモノを言うとき、がつんと伝えて、丁寧に説明する。が、それは将来それに気付かないような若者には言ってはいけない、というのは参考になった。キツいことも誉めることも、できるだけ誰にも平等に、と思いがちだったが、目から鱗だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「個性ってどうすれば出せますか?」
確かに、私より相応しいアナウンサーはいっぱいいる。
同じような努力では、綺麗な容姿にはなれないし、美しい声にもなれない。同じことをしていたのでは、私なんて特に必要とされない存在になってしまう。
初めて、大勢の中での自分の個性、というものを考え始めた。
認識した自分は、自分に都合のよい自分の勝手な個性であって、「他人から見た個性」ではないのだということ。そのことを認識していないと、理解されない、分かってもらえない、ということになる。
私は、どんな場所に、どんな立場でいて、どういう仕事をしていて、何歳で、どういう容姿なのか。それもこれも含めてみている他人が、私のことをどんな個性の人間だと思っているのか。それさえ掴めていれば、あとは楽になる。仮にそれが、自分が思う本当の自分とは少々ずれていても、それは自分の素を理解されていない、ことにはならない。
やりがいがある、と仕事に手応えを感じ始めたのは、働き始めてから二十年も経ってからだ。私のような不器用な人間には、このくらいの時間が必要だった。
ちょっときつくでも言ってあげる方が、将来伸びるだろうなと思う若い後輩には、潔くモノを言います。ポイントは、将来それに気付かないような若者には言ってはいけないということです。人選を間違うと、「あのオバハン、偉そうにいいやがって。自分が最高だとでも思ってんのかよ。うぜえよ」と思われたままで終わる大損パターンになりますので、ご注意を。
だいたい、人にモノを伝えるって、いいことも悪いことも、すべてにおいて大変な精神的苦痛を伴うものです。人と関わらない方が、絶対傷つかないですもの。でも、関わらずには生活できない。だからいろいろとやっぱり、なるべく嫌われない方法を探りながら、今日も生きています。 -
Posted by ブクログ
NHKってとても素敵な女子アナばかりで、その時々でこの人好きだなって人が現れますが、ウドウさんはまさにワタシの初恋の人なのです。彼女の後ずっと開いてスズキさんオウミさんハヤシダさんと現在に至っています。
大阪放送局の頃からかわいいアナだなと思って応援しています。でも友人に話してもそのあたりはあまりわかってもらえないことが多かったです。ウドウさんはその4人の中でも最強クラスで、時が時ならばぜひブラタモリに登場して欲しかった女性です。
ウドウさんがこんなことをこんなふうに悩んでこんなふうにその悩みたちを扱ってきたのだと目からウロコでした。なんだかもっと好きになりました。