伊東歌詞太郎のレビュー一覧

  • 僕たちに似合う世界

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    歌詞太郎さんらしい、歌声通りの優しくて真っ直ぐな言葉ばかりの温かなエッセイでした。
    中学時代は歌詞太郎さんの歌に支えられながら生きていましたが、この人のファンになれて自分は幸せ者だなぁと思います。

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    2025年08月20日
  • 家庭教室

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    伊東歌詞太郎、音楽が好きなので、よくよく見たことがある名前でした。
    本屋で見つけてびっくりしました。

    子供と関わる仕事もしているので軽い気持ちで楽しめるかなーと読み始めました。
    作家じゃない方がちょっと本書いてみましたー的な話題だけの本かと…。
    最初は大学生のお気楽な感じ、稚拙な感じが現れてたので、やっぱこんな感じかーなんて読みながら、でも読み進める内にどんどんどんどん物語の世界へ。。
    やるせなさも涙もある、とてもとてもいいお話でした。

    子供は本当に日本の未来の宝です。
    みんながもれなくすくすく育ってほしいと心から願うけれど、そうはならない現実。
    歯がゆいですね。。
    重い題材もありましたが

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    2025年03月27日
  • 家庭教室

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    昔から伊東歌詞太郎さんのファンでした。
    歌詞太郎さんが生み出される曲からはいつも優しさが滲み出ているように感じていましたが、小説という媒体を介して向き合ってみると改めて歌詞太郎さんの芯にある優しさと傷に触れられたような気がします。
    歌詞太郎さんの【酸素の海】という曲が大好きで、自分自身いじめで苦しんでいたときに聞いては泣いてを繰り返していました。
    作品内では子供達が家庭内、学校、思春期や生きることと向き合いながら学力以外の大切な学びを得ていく姿にこちらも元気を貰えます。
    幼い私が酸素の海に救われたように、この家庭教室は今の私を支えてくれるような気がします。

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    2024年12月02日
  • 家庭教室

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    家庭の問題は、家族の問題であって、他人がとやかくできることではないが、第3者によって解決できることもある。でも生半可なことではない。そして解決できるようでできない現実。今の社会の問題を見事に書き上げていると思う。 ここ最近読んだ中では上位にくる本だった。

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    2023年01月11日
  • 家庭教室

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    一つ一つの家庭の中身を拝見できて楽しかった。
    思春期の難しい年齢の子どもたちとの付き合い方。
    子どもでも、一人一人、考え方や興味、関心ごと、悩みが違ってて、大人が思うよりずっと、しっかりしているものだから、いつまでも子どもを子どもとして見ていてはいけない。ちゃんと年齢に応じて、同じ立場で、一人の人間として見ていく必要があるなと感じた。

    特に、杉原杏瑠さんの、満天の星空を見るところは、子どもにとって、すごく感動的な出来事で、一生の思い出になったんじゃないかなと思った。
    子ども時代の思い出は、一生の思い出になるので、そういう経験も大事にしてあげないといけないなと思った。

    子育ては自育て。頑張ろ

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    2022年12月11日
  • 家庭教室

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    灰原によって多くの人の心の内面の葛藤が徐々に明らかになっているところが、灰原のすごいところだと思った。この小説は、実在する名称などもたくさん書いてあって、現実味が強い。また、時間を空けて何度も読み返したい一冊と出会えた。私も家庭教師をお願いしてた時期があったけど、こんな先生にも出会ってみたかったなって思った。

    今後、伊東歌詞太郎さんの執筆作品が発売されるのを楽しみにしています✨

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    2022年02月22日
  • 僕たちに似合う世界

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    歌い手であり、シンガーソングライターでもある、伊東歌詞太郎さんの、考え方が詰まった本。

    「つらかったね」、「大変だったね」と返されるような経験をたくさんしつつも、
    それを「仕方ないこと」と諦めたり、「なぜ、自分がこんな目に合わなければならないのか」と嘆いたりせず、
    それを前向きにとらえていること、更には、どうしてとらえることが出来たのかまで書かれている。
    "どうやって"を語らない、語れない人が多い中で、
    そこまで書いてくれているのが、嬉しいし、有難い。
    自分の場合は?が、考えやすい。

    何度も読み返したくなる1冊。
    歌手としての伊東歌詞太郎さんも好きですが、
    人としても、

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    2021年07月17日
  • 家庭教室

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    主人公、灰原巧が読み進めていくうちに次はどんなことをしてくれるのだろうとワクワクした。ただ勉強を教えるだけではない家庭教師の彼はとても奥が深い人物だったと思う。読めば読むほどほかの分野の知識も身につきます(笑)読む手が止まらないほどの面白さです。是非。

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    2021年02月08日
  • 家庭教室

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    とても読みやすくて、一気に読み終わりました。
    家庭教師って少し憧れていたけど、大変だなと思ったし、だけどこんな先生がまわりにいたらいいなあと思いました。

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    2020年12月31日
  • 僕たちに似合う世界

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    とんとんと進んでいくから読みやすい。近くて遠い距離。そう感じていた人が同じ人間なんだなと感じる本。80、81ページ、これにはとても共感。

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    2020年08月13日
  • 家庭教室

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    "伊東歌詞太郎らしさ"が滲み出ている気がする。主人公である灰原巧と伊東歌詞太郎が重なる部分が多々あった。大した悩みもなく平凡な生活を送っている自分では気付けないことに気付けたと思う。
    命の大切さ、真っ直ぐに向き合うことの重要性がわかる本だった。真っ直ぐに向き合って救える人もいるし、救えない人もいるという世の中の無情さも分かった。

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    2019年08月26日
  • 家庭教室

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    大学時代の独特な時間の流れ方を思い出して懐かしくなった。ワインの飲み方も学べて面白い。シンガーソングライターだからか、表現も言葉のチョイスも新鮮。心に留めておきたい言葉が沢山。
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    初めは主人公の灰原が地味な人柄だと思って読んでいたけど、話を読むほどに彼の責任感や追求心の高さとか行動力に感心してしまった。各章で区切って書かれていたから読みやすかった。この本のように、一つ一つにこれだけの時間をかけて向き合えたらどれだけ力を尽くせるか。現場を離れるからこそ解決できることもあるなと納得。

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    2019年08月23日
  • 家庭教室

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    伊東歌詞太郎さんという方はこの本を読んで知りました。

    ひとつひとつの家庭に正面からぶつかって行く所などが
    とても素敵でした。

    やっぱり、考えさせられましたね

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    2019年07月26日
  • 家庭教室

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    ネタバレ

    『現代の教育に一石を投じてくれる』読み終えた時には、学校での教育は、どこか味気なく無味乾燥なんだという事を感じると思います!
    主人公の灰原を中心に据えながら、1章ごとに1人の生徒にクローズアップしていき、その先々で生徒に諭している灰原の台詞に感銘を受けました。
    各々の生徒の問題を一緒くたにするような学校のやり方ではなく、生徒の心情をしっかりと読み取り、同情してくれる、側にいてくれる、そういう灰原の姿も垣間見えて心理カウンセラーのようでもあると思った。
    作者の思想の断片が、灰原や生徒に投影されているメッセージ性がしっかりと伝わってくる素敵なお話でした。読んで本当に良かったです。

    p.s解決には

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    2018年10月06日
  • 家庭教室

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    塾講師のアルバイトをクビになってしまった大学生の主人公が、紹介してくれる人がいて、家庭教師のアルバイトを始める。難しい生徒ということで紹介され、勉強を教えるよりも、勉強をしない原因を探すという物語。ちょっと重たい話もあるけれど、読みづらいと言うほどではない。食事のシーンがたくさん出てきて、美味しいものが食べたくなる。東京のいろいろな地名が出てくるのだけれど、東京出身者による東京のイメージについては、共感した。

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    2018年06月17日
  • 家庭教室

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    それぞれ個性的な子ども達が出てきて、その子どもや家庭の抱える問題も様々で、今の社会を反映しているようだ。
    家庭教師の灰原が、子ども達の心を開こうと四苦八苦する様子が、その家族の謎解きのようで面白い。
    少し話が上手くいきすぎだけど、テンポ良く読めた。

    どの家庭も親は子どものことを全然わかってないんだなぁ。そして、考え方とかは子どもの方が大人なの。
    仕事とかでは一人前でも、我が子のことや夫婦のことになると冷静に考えられない。そんだけ自分にとって大切なものなんだと思う。必死になってるのは事実。それが上手くいかないことが多いだけ。


    東京の風景描写はもっと少なくても良かったかな。登場する子どもたち

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    2022年09月01日
  • 僕たちに似合う世界

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    シンガーソングライター・伊東歌詞太郎さんの自叙伝。
    伊東さんを知ったのは、ニコニコ動画の「歌ってみた」。歌が上手いのはさることながら、力強く筋の通った声で、心に響いた印象がありました。その後の活動は小説ぐらいで、あまり知らなかったので、今回のエッセイを機に今も活動しているということがわかりました。

    伊東さんの自叙伝ですが、自己啓発本としても活用できました。昔から音楽活動を貫いてきたり、いじめや一家離散など波乱万丈の人生を送ってきたりと様々な経験から発する言葉には、伊東さんの絶対的な自信や芯がしっかりしている印象でした。
    勝手な想像ですが、控えめな性格なのかなと思っていましたが、しっかりとした

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    2020年07月22日
  • 家庭教室

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    伊東歌詞太郎さんはライブにも行かせていただいて、ライブ終わりに一人一人の目を見て手を振りながら「ありがとう」と言っていたように、とても優しくて、素晴らしい感性の持ち主だと感じました

    その優しさというのがこの一冊から感じられました。
    しかも、ただ家庭教師をして生徒の成長を描くだけではなく、「勉強はなぜするのか」といった哲学的な考えも載っており、勉強になりました。
    唯一言うとすれば、羽田くんのお父さんのことがモヤモヤしたまま終わってしまったなーという感じですが、とても面白い作品でした!

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    2020年04月19日
  • 家庭教室

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    たまたま本を探していたときに「伊東歌詞太郎」さんの文字が目につき、小説を書いていたんだと興味を持ち購入。
    伊東さんは、youtube「歌ってみた」動画で知っていましたが、まさか小説家デビューしていたとは知りませんでした。
    早速読んでみると、歌詞を作っているというベースがあるためか、わかりやすい表現で、世界観に溶け込めました。
    塾講師だった主人公が、あることがきっかけでクビになり、その後、ある人物から家庭教師として働いてみないかと誘われます。全6章+αという構成で、章ごと(第1章を除く)に様々な事情を抱えた家族に出会い、解決していく物語になっています。
    作者の得意分野だったのかわかりませんが、塾

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    2019年12月14日
  • 家庭教室

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    まるで自分も家庭教師になったような気分になり、面白かった。最後章のトップ塾に通う子が出てくる話が一番印象的だった。友達がいじめが原因で自殺してしまう。その子のことを思うととても胸が痛かった。

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    2023年03月20日