亜留間次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界征服するのって大変そうだな。
石油王も麻薬王も死の商人も王様も大統領も、自分の意のままになんでも自由になるわけではないし、そんなに、世の中は単純じゃない。
世界にはいろんな人がいて、それぞれの価値観、宗教、環境で生きている。なので十把一絡げにして「人間」とはこういうものだから、こう管理すればいいのだとはならない。
運やら技術やら人脈やらが揃って、暴力装置の独占が叶い、世界を征服できたとしても、その状態を維持していくのはとても大変そうだ。金はあっても安らぎと癒やしがなく、常に命の危機を感じて生きなければならないのだとしたら、末期のスターリン状態に正しくなるのだろうな。
金も権力もあんまりないけど、騒動や暴動のあまりない穏やかな国で、ぼちぼち生きていくのが私の思う幸せに一番近いのかもしれない。
そんな事を、面白可笑しく科学や国際制度や兵器について解説してくれているこの本を読んでしみじみと思った。
世界征服という壮大な話から、小さな幸せの価値を見いだしてしまった。
この本を片手に世界征服に乗り出す人がいるのだとしたら、それはとても愉快なことなのだろうな。一人ぐらいはいてほしいものだ。 -
購入済み
先生の経験まで赤裸々に…
動画勢の方には既に周知の『合法昔話』に出てきた内容もあります。
他に、世間一般的には下ネタの部類になりますが、あくまでも医学的観点におけるそういった話も多量に含まれています。
概ね楽しく読ませてもらっていますが、引っかかったのは『世界の処女厨』の話。
一般人の話は納得できるのですが、王家に嫁ぐには処女じゃないと駄目、は(今はともかく)昔なら当たり前じゃないでしょうか?
本人でさえも自覚がない妊娠初期(自覚症状が出ないタイプの人も沢山いますからね)の頃に国王(または王子)と結婚したら托卵になり、事実上いわゆる《王家の血の乗っ取り》となりますから。
今なら結婚前に妊娠しているかどうかの検査を受けさせるだけでOKだと思いますけどね。昔はそんな方法ありませんから。
なので、そういった検査方法が確立する前の王家に対して『処女厨』のレッテルを張るのは違うかな、と感じました。
しかし非処女疑惑があるだけで死刑とか、そんなんやってたらこの世から女いなくなるぞ。あたおか政権だったんですね、某国……