笠原正雄のレビュー一覧

  • 2センチの隙間
    三編の短編が掲載されている。表題作の「2センチの隙間」は、浪人3年目、勉強部屋の雨戸を閉じ切り、2センチの隙間から水遣りをする隣家の女神のような少女に目を奪われる。同じ大学の情報処理学科を受験するという彼女との出会いがきっかけとなり、人生の転機を迎えた主人公。ふたりは大学に合格したが、ある日突然、彼...続きを読む