ナイアル・キシテイニーのレビュー一覧

  • 若い読者のための経済学史

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    経済学の歴史が網羅的に書かれてあり、読みやすい。
    「若い読者のための」のタイトルにある通り、経済学を知らない人が、「経済学とは何なのか?」を掴むための本だと感じた。
    大学の一般教養科目の受講を終えた時のような読後感。

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    2025年04月20日
  • 若い読者のための経済学史

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    原始から現代まで経済学がどのような歴史を辿ってきたのかがわかります。それぞれの経済理論の詳細は、また別に勉強することとして。

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    2021年11月27日
  • 若い読者のための経済学史

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    このシリーズは今のところハズレがない。
    テンポよく、網羅的に、興味深いトピックを扱っている。
    エピソードの取り上げ方もうまく、飽きがこない。
    これまで読んだ経済学の入門書で一番分かりやすく頭に残る。
    なかでも、フェミニスト経済学は、改めて、その視点の重要性を認識した。

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    2019年04月15日
  • 若い読者のための経済学史

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    資本主義、社会主義、共産主義、新自由主義、そして21世紀の資本論。
    お恥ずかしながら、名前くらいは知っているがという状況でこの本を手にとった。

    冒頭挙げた概念はもちろんだが、哲学と不可分であった時代まで遡り歴史が綴られる。
    大きな時代のうねりのなかで、以前よしとされていたものの対立軸がうまれ
    またそれも新しい理論に飲み込まれていく。
    そしてなにより重要なのは、そのうねりが実際の経済と影響を与えあいながら発生し続けていることだ。
    経済学史というタイトルだが、淡々と進むのではなくスリリングなダイナミズムを感じることのできる一冊。

    「哲学史」のほうとリンクさせながら読むとより深い洞察が得られるの

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    2018年09月04日
  • 若い読者のための経済学史

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    【若い読者のための経済学史】
    もう若くはないのに2冊も読んでごめんなさいって感じなのですが、"アメリカ史"に続いてシリーズ読書。邦題、意図してるところは分かる気がするけど、違和感〜。
    経済学の各論には多少触れてきたけど、大きな流れで理解することはなかったところ。このシリーズだと個々の発展に対して背景を持った理解ができる。多くの分析が芽生えては萎れる流れを俯瞰すると、経済学は変化し続ける社会を記述するものであって、いずれ来る未来を予測するものではないことがよく分かる。経済学は、予測できないからといって不要なのではなくて、今現在の社会の問題点を引き摺り出そうとするその過程こそが

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    2019年10月06日
  • 若い読者のための経済学史

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    似たようなタイトルで、最近読んだ大澤真幸の『社会学史』が面白かったのは、歴史と言いながらもそこに著者の思い入れと考察が入れ込んであり、それが心から面白いことだと信じて伝えようとしていたからに他ならない。この『経済学史』は、近代経済学の歴史をなぞっていて、とても興味深く読んだのだが、著者の主張があまり見えてこず、そこにどこか何か物足りなさが残った。それでも、経済学史を学ぶにはかなり適した本である。

    大澤氏は『社会学史』の中で「ある領域が「学問」となるためにはその学問固有の主題を持つ必要がある」として、社会学の固有の主題は「社会秩序はいかにして可能か?」であると言った。本書『経済学史』で著者は、

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    2019年09月16日
  • 若い読者のための経済学史

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    経済学史の入門書で1章が短いのでとても読みやすいです。全40章からなり、1章4〜5ページごとテーマが分かれておりその分野を開拓した経済学者とその理論の簡単な紹介があります。類書と比較してかなり最近の経済学者までフォローしています。深入りはしていませんが、とても手際よくまとまっている印象です。経済学の教科書に入る前にこういう本で理論の流れを抑えると良いのではないでしょうか。
    この本を読んだ後、もっと個々の経済学者を知りたい場合は、古いですがハイルブローナーの本もオススメです。

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    2018年06月24日
  • 経済学大図鑑

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    経済学史としてもキーワード集としても読める。よく聞くキーワードと人の名前が結びついていると、あ、こういことなんか、みたいなのがある。

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    2020年06月15日
  • 経済学大図鑑

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    古い理論も含めて経済学のトピックを時系列に並べる構成です。経済学は理論が少しずつ、より正しいであろう姿に進化していく自然科学のような流れではなく、いろんな主張が並立していて、それが現実の経済の結果によって肯定されたり否定されたり、主流派になったり傍流になったりしている。だから古い理論も含めた歴史の流れを追える本書は読んでいて面白いです。

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    2021年12月31日
  • 経済学大図鑑

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    ギッフェン財=価格が上がるほど買われる=下級財、必要なもの、パン、パンより安価な必要財はない。
    ヴェブレン財=誇示的消費。高級品。これも高いほうが売れる。

    シュンペーターとケインズは同じ生まれ年。

    スタグフレーションで、1870年代にドイツ日本アメリカイギリススイスがマネタリーターゲッティングを採用した。貨幣増加率をコントロールするのは不可能。何をコントロールするのか。M2+CDでは不十分。

    オークション 勝者の呪い。適正価格は中間あたりにある。
    公平なのは、2番目の人の価格とすること。

    スティングリッツ 効率的賃金仮説=銀行員の給与が高い理由。

    クルーグマン 比較優位はアクシデント

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    2020年07月28日
  • 経済学大図鑑

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    知らない人がいっぱい出てきて、勉強になる。図鑑として、最も重宝するのは、人物写真である。その人の写真があると、その理論も何となく親しみがでる。入門書としては厚すぎる。注文があるとすれば、人名は原語表記を添えてほしかった。まあ図鑑なのでその体で眺めていればいいかな。ああ疲れた。やっと読み終えた。

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    2020年02月24日