川島睦保のレビュー一覧
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格差はない方がいいよねーっていう本。
今ある格差という状態以上に、それ以降の経済発展にも影響が大きいということがよくわかる。
国ごとに悩みの種はあるもんですねPosted by ブクログ -
個人的に全面賛成というわけではありませんが、積極的財政政策の中にはちょっと無理がありすぎる主張の人も多い中で、バランスシート不況論は説得力があると思いました。
600ページを超える大作ではありますが、丁寧にわかりやすく解説していてオススメしたい本です。
公共事業に関しては日本やアメリカでインフラの老...続きを読むPosted by ブクログ -
■英国人経済学者と英国人疫学者の共著による、429ページもある分厚い書籍。だが、人類学や格差問題に興味がある人にとっては読み応え充分。名著だと思う。
■結論は格差が少ない社会は比較という呪縛から逃れることができ、より多くの幸福を実現できる可能性が高いということ。それを様々な形で検証している。Posted by ブクログ -
経済を専門としてるわけではないので、難しいところもありましたが、被追国の問題点や対処方法がロジカルに説明されてとても面白く読めました。
政治家の方には、桜問題などやっていないで、しっかり読んでもらいたいと思います。
しかし、本書で述べられているケース3・4のフェーズから、1・2に戻るのは、いろんな...続きを読むPosted by ブクログ -
伝統的なマクロ経済学の基礎から始まり、それを含んだ形で著者の理論を展開しているため非常にわかりやすい。
この理論を用いると現在の国際経済を簡潔に説明することができる。著者はその上で、日米欧の不況の解決策とその効果を実施例と共に提示している。
FRBはこの理論のもとで経済政策を行なっているようで、現...続きを読むPosted by ブクログ -
600ページ超の大著だけど、それを感じさせない読みやすさだった。一読を進めたい良書。
【以下ネタバレあり】
民間部門が利潤最大化を目指していることを前提とした今の経済分析・政策論議は誤りであり、人々が債務最小化を行なっている現状を踏まえた議論が必要だ。
本書の主張を一言に要約すると、以上のよう...続きを読むPosted by ブクログ -
リチャード・クー氏の書籍は通読しているが、本書は、これまでの主張に加え、バランスシートがキレイになった後の状況についての解説が新たに加わったこと、更にその処方箋、そして貿易不均衡に関する資本移動の制約提言が加味された。バブル崩壊以降、各エコノミストの主張(構造改革派、リフレ論者など)を追っかけてきた...続きを読むPosted by ブクログ
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マクロ経済学の現実への適用について理解できました。様々な識者の意見の正確性について評価できるようになったように思います。それが正しいかについては、生涯をかけて検証してまいります。Posted by ブクログ
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自分がどういう派閥・視点からマクロ経済を眺めるか、そういう骨格をつくるのによい。分厚いがサクサク読める。同じことをしつこく書いてるのでサクサク読める。じっくり読み込まねば理解不能というような本ではないので分厚さにビビる必要はない。
著者の主張 なんとなくまとめ
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インタビュー集
成功者の思考法、ルーティン
●アンソニー・ロビンス
ブランソンの問い
「ダウンサイドは何だ?それを防ぐにはどうすればいい?」
●ピーター・ティール
もしあなたが何かを始めたいと思っていて、それを成し遂げるための10年計画を温めているのだとしたら、自分の胸にどうかこう聞いてみ...続きを読むPosted by ブクログ -
ティムのインタビュー集
知性を得る/保つための学ぶ姿勢、メモリ解放
●コラム 怠け者宣言 p131
“忙しさとは、ある種の安心感であり、空虚に対する防衛策なのだ。とても忙しくて、予定がびっしり詰まっていて、毎時間ごとに仕事があるとしたら、その人生が愚かだとか、くだらないとか、無意味だとは言えない...続きを読むPosted by ブクログ -
合成の誤謬、バランスシート不況、資本移動の自由化、極右派の台頭要因、など勉強になる考え方が沢山あった。
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MMT現代貨幣理論入門を読んでいたので、本書はとても興味深い内容が盛りだくさんでした。、
どこかのお偉いさんが構築した学派・技術というのが、必ずしも世の真理ではなりということ。
特に経済学のように「人間の心理行動に影響を受ける」若い学派は、完全に信じきってはいけない。常に新しい学びと改善が必要だと...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は、大変です。ポッドキャストを元にしているからなのか、様々な著名人のインタビューから得られた生の言葉にたくさん触れられる点は、非常に良い点として大変です。もう一つは、著名人のことばと、ティムフェリスの言葉が混在していて、(読めばティムよりと書いてあるが。。。)整理されていない感があるため、それ...続きを読むPosted by ブクログ
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格差は心を壊す 比較という呪縛
プロローグ 格差の大きな国で起こること
不平等が私たちの心を蝕む
300を超える学術論文の成果
不平等は、万人に影響する大問題
所得格差が広がるとストレス格差も大きくなる
世界と地球のために不平等をなくそう
第1章 格差は私たちを不安に...続きを読むPosted by ブクログ -
ティムのインタビュー集
●ジェイン・マクゴニガル(未来研究所)
・遊びの反対は仕事じゃない。気分の落ち込みなのよ。201
セラピーとしてのテトリス
p.202
“ゲームをした後には、視覚的なフラッシュバック(ブロックが落下したり、ピースが置き換えられたりする)を体験しますが、それらが視覚情報を...続きを読むPosted by ブクログ -
研究結果から政策提言といった感じで、個人としては、面白いけど、さてどうしたものかというのは否めない。企業の在り方について、従業員所有を提言しているのは、良いなと思った。格差が少ない国として日本のデータが使われているが、正規/非正規格差はOECDのレポートでも言及されるぐらいには国際的にも知られてるの...続きを読むPosted by ブクログ
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副題の「エージェンシー理論の光と影」に惹かれて購入したものの、良い意味でも悪い意味でも裏切られた。
【本書の概要】
本書は、アメリカ経済の「組織化」の変遷を、主に3人の思想家(学者・事業家)の人生とともに読み解くノンフィクション。
1人目は、「所有と経営の分離」のバーリ。この時代は、大企業が力を持...続きを読むPosted by ブクログ