冨島佑允のレビュー一覧

  • 日常にひそむ うつくしい数学

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    計算式を見ただけで思考停止する私でも興味深く読めた。そんなところにも数学が!
    著者金融マンなのにこんな面白くて読みやすい文章書けるんですね?!(失礼)

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    2023年04月25日
  • 数学独習法

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    数学的、理系的な思考の要点は、余計なものを切り捨てて本質を浮かび上がらせるシンプルイズベスト。にある。
    本書で扱うのは代数学、幾何学、微積分学、統計学。

    代数学は未知の数字を文字に置き換えて、思考する学問。
    幾何学の基本は三角形。
    微積分学は表裏一体。
    統計学はビッグデータ時代を生きるためには重要な学問。

    数学は面白く、学び直したい。

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    2023年03月21日
  • 物理学の野望~「万物の理論」を探し求めて~

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    面白かった。物理学史の解説なので、一つ一つの数式がよく分からなくても面白く読めた。これだけ天才たちが挑んできたあれこれを小中学校の理科で教えて子どもが理解するのって本当は無謀じゃない?という気がした。
    電磁誘導の法則、磁石の周りをコイルが移動して磁場が変化することでコイルに電流が流れることを応用して、Suicaや発電が行われているというのになるほどと思った。火力も原子力も、発電所というのはコイルのついたタービンを磁石の周りで回しているので、そのタービンの回し方をどうするかの違いだけなのだと初めて知った。
    アインシュタインが出てくると一気に難しくなった印象。光は粒子なのか波なのか、スリットを通し

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    2022年08月02日
  • 数学独習法

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    新聞広告を見て本屋で買った本。面白く読めました。
    「独習法」とありますが、本書は本格的に数学を習得したい人向けの本とは違います。むしろ「方程式を解いたり数理モデルを作ったりといったことは得意な人たちに任せておけば問題」ないという立場です。「数学とは何か、どう考えるのか、何の役に立つのかという『数学の俯瞰図』を頭の中に作り上げることが「本書の目的」です。

    著者の冨島祐允さんは数学者というよりも証券アナリスト。数学の全体像や発想方法をいかにビジネスに活かしていくかを読者にストレスを感じさせることなく説明してくれます。
    本書では数学の根幹をなす4つの分野、代数学、幾何学、微積分学、統計学を「数学四

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    2021年12月16日
  • 数学独習法

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    文系な人向けに分かりやすく数学を解説した本で、単純な学び直しではなく、サイン・コサインがどう社会に役立っているかといった解説本。バリアフリーの例を出すところは、数学得意な人でも中々言えないんじゃないかと感じた。

    …本の題名は間違っている気がしないでもない。「数学の独習の仕方」を学べる本ではないことは確か。

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    2021年10月27日
  • この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門

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    シミュレーション仮説についてわかりやすく解説。
    そもそも人間は感覚器官で捉えた情報をもとに脳が再現している仮想世界に生きているということ、水槽の脳やマトリックスの話、ボストロムの論文からこの世界がシミュレーションである確率が限りなく高いことを説明したり、シミュレーションである場合に都合がよいと思われるこの世界のつくり、22世紀半ばには世界全体のシミュレーションが可能になるであろうこと、ゴルディロックス・エニグマについて、進化論だけでは説明できない生物の仕組み、無限後退の問題、などなど。
    自分が死ぬまでにもっとこの世界のことがわかるかな。長生きしよう。

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    2020年02月03日
  • この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門

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    「シンギュラリティ」の次にイマジンの中で熱いバズワードが「シミュレーション仮設」。

    「テクノロジー」の分野の対局側にある「スピリチュアル」。この2つの分野が合わさったかのような「シミュレーション仮説」とは「我々はシミュレーションの中で生きている」という解釈。

    グランドセフトオートやレッドリデンプション、ウォッチドックスなど最新のゲームをやっていると、本当にその箱庭ゲームエリアの中に人が存在しているのか錯覚するほどの制度なのは身を持って感じている。
    ムーアの法則でべき乗的に演算処理やストレージが進化していくと、今ぼくらが住んでいるこの世界も実は高次元な未来人なのか宇宙人、もしくはシンギュラリ

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    2019年09月19日
  • 人生の選択を外さない数理モデル思考のススメーーやさしい“数学のコトバ”が最強の味方になる

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    簡単なグラフを読める人は多い。だが、統計となると読める人は少なくなる。
    私たちの生活には本著の言うところの数理的思考(物事や問題を論理的に整理し、データやパターンを発見し、数値化や抽象化を通じて本質を明らかにしながら、根拠に基づいて最適な解決策を見つけていく思考法)を求められることが多い。世論調査や街角のアンケートに至るまで様々な場面で意識しないだけでも多くの数字を浴びているのだ。
    そもそも、義務教育では簡単なグラフの読み方までは教えるが、その先は科によって異なるだろう。大学に行けば尚更だ。社会人になっても全くとは言わないが深く読めることは仕事の種類に応じて大小で異なる。本著が掲げる数理的思考

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    2025年10月30日
  • 日常にひそむ うつくしい数学

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    私は数学が大の苦手。苦手を克服しようとたまにこういうのも読むけれどやっぱりアレルギーが出てしまう……。数学ができたら世界の見え方も変わるんだろうなぁ。

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    2025年09月15日
  • 日常にひそむ うつくしい数学

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    わかりやすい言葉で義務教育の先の数学を覗かせてくれる一冊 理数が苦手でも分かりやすいが逆だと物足りないかも

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    2025年03月15日
  • 東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式

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    この世の中の事象を
    数式で表したい、表せるはずだと
    思っていた偉人たちの
    考えたプロセスをたどってみたい、と
    思いました。

    本書は、難しいことは抜きにして、
    結果としてこんな数式が
    発見されて、それはデジタルの
    この社会でこんなに役立っているよという
    入門書です。ありがたやー。

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    2023年10月09日
  • 数学独習法

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    かって「サイン・コサイン、なんになる」(受験生ブルース)と数学を呪詛した(元)学生達に対するアンサー本。幾何学の基本だという三角形が今あるiPhoneに繋がってるというのは現代テクノロジーのそこかしこに数学が活用されてるほんの一例に過ぎない。

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    2021年09月29日
  • 数学独習法

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    代数学
    指数関数は対数グラフで見るとわかりやすい。
    対数と指数は逆の形
    PHは、-log水素イオン濃度。水は0.0000001mol/Lなので、logをとると10のマイナス7乗で7になる=中性。濃度が10倍上がると1増える。

    幾何学
    幾何学の基礎は三角形。図形の中で三角形を探し、それと相似な三角形を考える。
    フーリエ変換で波を三角関数の合成と考える。
    複雑な波の周期の整数分の一の三角関数を足すと、分解できる。
    データ圧縮に使われる。

    微分積分
    積分はグラフの面積を求めること、微分は傾きを求めること。
    速さは距離を時間で微分したもの。もう一回微分すると加速度。

    統計
    ナイチンゲールの功績は

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    2021年09月13日
  • 数学独習法

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    たしかに著者の言う様に、数学的思考は大事そうだよなと、本屋に行ってこう言う本を見かけるたびに思っていて、買って読んでみたのだが、やはりと言うかなんというか、学生時代それこそもう中二の相似とか関数くらいから苦手になってしまったそのまま、読んでいてもあまり理解できなかった。残念!
    それでも全く忘れていた微分積分とはなるほどこういうものなのかって触りは感動だったし、他で読もうとしてすぐ挫折した統計学の本にもう一度挑戦してみようと思えたのは少しは収穫だったと言えるのかもな。
    この本については、スタンスは良いと思うので、著者の言うよりもっと数多くの世の中のこう言うことを知るために解決するために、代数や幾

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    2021年09月08日
  • この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門

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    意識の自然法則が解明されて、心や意識がデジタルで再現可能であれば、この世の中はほぼ間違いなくシミュレーションである、という論理は納得。自然法則が量子力学的に究極にはデジタルであること、光の速度に限界があること、など、従来はそういうゴルディロックスなところに生命が宿っている、という順番ではない可能性がある、など、思考の幅を広げられた

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    2021年08月22日
  • 数学独習法

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    短時間でざっと数学の復習ができて良い。
    複雑な要因が絡むビジネスへの応用は難しいかな?
    数式で表せるぐらい、できるだけ事象を単純化する心構えを学ぶ本。

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    2021年07月10日
  • この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門

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    シミュレーション仮説とは、この世は何者かが作った「仮想現実」で、私たちはその世界に生きている、とする説である。

    そもそも人間は、周囲の情報のうち、ごく一部しかキャッチできない。そのため、私たちが「現実」だと思っているのは、人間の感覚器官で捉えられる限られた情報を元にして脳が再現した、仮想現実世界であるといえる。

    シミュレーション仮説の大前提は、「人間の意識はコンピューター上で再現できる」というもの。その論拠は、次の通り。
    ・人間の意識は、脳内の電気信号のやり取りを通じて“計算”が行われた結果、生じる。従って、その計算を電子的に再現すれば、コンピューターの中に心を生み出せる。
    ・心を電子的に

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    2021年02月16日
  • 日常にひそむ うつくしい数学

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    気軽に読める。最後の無限の数の話よりも、最初の章の方が面白い。ただ数の広がりを考えたら、こういう構成になるのだろうな、と理解。
    ミツバチの巣の話が一番好き。

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    2020年12月04日
  • 日常にひそむ うつくしい数学

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    蜂の巣が六角形であること、花びらの数がフィボナッチ数であること、黄金比がフィボナッチ数から作られること、など自然界と数式の関係を示す

    数字の知識が多少あった方が楽しめる
    著者は大学の先生なのだろうと勝手に思っていたが、現職の金融マンらしい

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    2020年10月08日
  • この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門

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    この仮説自体は面白いが、本書に登場する情報は有名なものばかり。
    また、各説の説得力が足りない。
    巻末の参考文献を後からじっくり読みたくなる。

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    2020年08月17日