NTTデータオープンイノベーション事業創発室のレビュー一覧
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多くの示唆があり考えさせられました。
個人としては、第一原理を自分の頭で考えて、共感を得ることができる能力が必要。
また、組織としては、新時代にどう適応していくか。フットワーク軽く、柔軟な思考で、規制にも負けず、技術力を持った組織。
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DX(デジタル・トランスフォーメーション)、デジタル・ディスラプション(デジタルテクノロジーによる破壊的イノベーション)により、将来の社会、経済、生活、健康などがどのように変わるのか。それぞれの分野で、具体的かつ詳細に、実例を交えながら、事例が紹介されていきます。著者の知識の広さ、情報量の多さに脱帽
...続きを読むです。未来に対して様々な創造・想像が膨らみました。
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21世紀中に起こりうるであろうテクノロジーの変革について述べられた一冊。
事実半分、そこから類推される予測が半分くらいの比率で語られており、近未来に不安を持つ人やイメージしきれない人にオススメしたいです。
自分がいる立場次第では一層不安になるだろうし、ITテクノロジーに立ち向かう体力(耐力?)がある
...続きを読むような人なら背中を押されるような内容。
「テクノロジーによって失われた仕事と同等かそれ以上の仕事を人にもたらす、業務内容が変わるだけ」
こんな感じに考えられる人なれれば今後のテクノロジー社会も楽しく過ごせるのかなと思いました。
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シンギュラリティが近いとも言われる今、AIだけではなく、FinTechや、セキュリティなど、昨今急速に進歩している多数の技術や環境について、わかりやすく、いまと、予測される未来を描いている。
めっちゃ勉強になります。
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読み応えありまくりな本だった。色んな映画に出てくるような未来都市、未来生活があるとして。一方で、近年巷で聞く様々な技術があるとして。 その辺りがどんな流れで接続していくのかが、事例ふんだんに書かれていた。是非一読を。
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テクノロジーが銀行に与える影響が網羅的に書かれている。かなりのボリュームで、読みごたえあり。
テクノロジー企業に対抗するには、中核業務での顧客体験の変革しかないということで、カスタマーエクスペリエンスの重要性を再認識した。
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2030年以降の世界がどのようなテクノロジーで形成され、どの分野でディスラプトが起きるか。まだ、先の話のようだが、しっかりと抑えておきたい。
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テクノロジーの進歩による社会の変化を「拡張」というキーワードで整理。
情報、知能、身体、社会の拡張について、現時点の最先端と書来の予測を丁寧に書いていて、ただの未来予測本と一線を画している。
楽観主義的未来予測なので、懐疑的な人は、本当にそんな変化が起こるのか?と思うかもしれない。しかし筆者は、
...続きを読む人類は技術がもたらす変化に対して常に抵抗してきたが、最終的には変化を受け入れてきたという歴史から、将来の変化もきっと受け入れるに違いないという立場である。
最も尖った未来シナリオとして本書を参考に備えをしておこうと思う。
Posted by ブクログ
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この本は、「来るべき世界と、その世界に適応するために社会が必要とする変化について述べたもの」だという。さらに、「しかしさらに重要なのは、その未来に行き着くために私たち個人が辿るであろう道程について述べていることだ」と言う。
これまでも技術は人間を「拡張」するものであった。馬や自動車、飛行機は人間の
...続きを読む足を拡張し、眼鏡や望遠鏡、顕微鏡は目を拡張し、電話は耳を拡張し、ハンマーやドリルは手を拡張し、そしてコンピュータは頭と記憶を拡張してきた。これからの技術も人間を拡張するものであり、それは今までそうだったように大きく生活を変えるものになる。シェアリングエコノミー、自動運転、VR/AR、ナノテク、ウェアラブル、ビッグデータ、ドローン、スマートホーム、フィンテック、遺伝子技術、バイオといった技術が紹介される。ムーアの法則(CPU)、メトカーフの法則(ネットワーク)、クライドラーの法則(メモリ)の指数関数的進化の結果、その影響は想定以上の大きさになる。そしてインターネットが大きく世界を変えた。
拡張時代の勝者として挙げるのは次のようなものだ。
①テクノロジー大手企業
②人工知能スタートアップ企業
③スマートインフラストラクチャ
④モノのインターネット(IoT)
⑤開発途上国のネットワーキング
⑥開発者、人間とコンピュータのやり取りおよび経験デザインの実施者
⑦ヘルステックとフィンテックの提供企業
⑧個人向けAI提供企業
⑨AR、VR、AVおよびPHUD
⑩エキゾチックなメタマテリアルと3Dプリンティング
色々と未来について予想しているが、著者も参照しているようにどのように起こるのかはすでに過去の偉人たちがつぶやいている。
「私たちはいつも、2年後に起こる変化を過大評価する一方で、10年後に起こる変化を過小評価するものだ」 ビル・ゲイツ(1996)
「未来はすでにここにある - ただ均しく普及していいないだけなのだ」 ウィリアム・ギブソン (2003)
どちらも自分の好きな言葉だ。
色々と準備をしよう。
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テクノロジーがもたらす世界で今後どんなことが起こり得そうか、主にデータによる顧客体験価値の拡張の具体的な姿と今進んでいる取り組みが、日常の消費サービスから医療、移動、スマートシティなど、さまざまな産業が取りあげりている。
分量も多いため、少し読むのに苦労するが、きちんと読めば、自分の知らない産業の未
...続きを読む来を知ることができ、それが今後の自分の考え方、ビジネスの捉え方、データの捉え方を変えさせてくれる本である。
印象に残った考え方として、データはプライバシーの範囲内に入れておきたいものから外部で活用してほしいデータまで様々あり、利用シーンに合わせてその使い方も異なる。データをオープンにするほど便利になるが、一方で、オープンにしたくないものもある、ただ、データをクローズにしておくと、逆にデータから信用のおける人物と見做されなくなる、といったジレンマのようなものが起こってしまうということ。
テクノロジーは人を介在した手続をなくすだけでなく、ヒューマンエラーや安全性を高めるなど、明らかにメリットになることも多い。そういった、データの特徴を理解することが大事である。
Posted by ブクログ
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こういう世界が来るのかもしれないなあと思いながら読みました。
ここに書いてあることを真に受けすぎないほうが良いのかな、と。
とはいえ、こういう世界が来ないとも限らない。
そうなったときに、地域金融機関が世の中に提供できる価値はなにか?
それを考える切っ掛けになった。
機械が人間の行動を分析してフ
...続きを読むリクションをゼロにする世界が来るか否かはわかりませんが、フィンテック企業と協働していくことは、今後の金融機関には避けられないでしょう。
本筋とは逸れるが、第一原理の思考というものをこの本で初めて知った。
自社の方向性を考えるときに、積極的に使っていきたい考え方。
「うちの会社をイチから立ち上げるとしたら、どのような姿で立ち上げる?」
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かつて、銀行は支店網が競争力の最大の源泉になっていた。ユーザーへのタッチポイント(ディストリビューション/デリバリ)が支店(bank1.0)からATM(bank2.0)、そしてモバイル(bank3.0)へ。現在は4.0への移行期にある。4.0はユビキタスで組み込み型。インビジブルな銀行を意識させない
...続きを読むサービスとなる。ゼロフリクションでリアルタイム。最適な人に最適な場面で適切なアドバイスをする為にビッグデータとAIによるレコメンドが大事になる。4.0は日本だとこれからになる分、具体的なサービスイメージがまだわかなかった。。。銀行業のこれまでとこれからがよく理解できた。が、難解で長編なので読み切るのにガッツがいった。
Posted by ブクログ
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テクノロジーにより、これからの20-30年には、過去千年で起きた以上の変化が起きる。病気を治し寿命を延ばし、知性を持ったマシンや自動運転車を手にする。人類が火星に着陸し、地球で生存し続けられるようになる。データ、センサー、機械知性、自動化が世界と私たちの居場所をよりよいものにする。
はるかに遠い未
...続きを読む来ではなく、だれもが経験し得る近未来に、起きる変化というのがすごいです。未来はすでにここにある−ただし均しく普及していないだけなのだ、と。
Posted by ブクログ