ブレット・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は、「来るべき世界と、その世界に適応するために社会が必要とする変化について述べたもの」だという。さらに、「しかしさらに重要なのは、その未来に行き着くために私たち個人が辿るであろう道程について述べていることだ」と言う。
これまでも技術は人間を「拡張」するものであった。馬や自動車、飛行機は人間の足を拡張し、眼鏡や望遠鏡、顕微鏡は目を拡張し、電話は耳を拡張し、ハンマーやドリルは手を拡張し、そしてコンピュータは頭と記憶を拡張してきた。これからの技術も人間を拡張するものであり、それは今までそうだったように大きく生活を変えるものになる。シェアリングエコノミー、自動運転、VR/AR、ナノテク、ウェア -
Posted by ブクログ
テクノロジーがもたらす世界で今後どんなことが起こり得そうか、主にデータによる顧客体験価値の拡張の具体的な姿と今進んでいる取り組みが、日常の消費サービスから医療、移動、スマートシティなど、さまざまな産業が取りあげりている。
分量も多いため、少し読むのに苦労するが、きちんと読めば、自分の知らない産業の未来を知ることができ、それが今後の自分の考え方、ビジネスの捉え方、データの捉え方を変えさせてくれる本である。
印象に残った考え方として、データはプライバシーの範囲内に入れておきたいものから外部で活用してほしいデータまで様々あり、利用シーンに合わせてその使い方も異なる。データをオープンにするほど便利にな -
Posted by ブクログ
こういう世界が来るのかもしれないなあと思いながら読みました。
ここに書いてあることを真に受けすぎないほうが良いのかな、と。
とはいえ、こういう世界が来ないとも限らない。
そうなったときに、地域金融機関が世の中に提供できる価値はなにか?
それを考える切っ掛けになった。
機械が人間の行動を分析してフリクションをゼロにする世界が来るか否かはわかりませんが、フィンテック企業と協働していくことは、今後の金融機関には避けられないでしょう。
本筋とは逸れるが、第一原理の思考というものをこの本で初めて知った。
自社の方向性を考えるときに、積極的に使っていきたい考え方。
「うちの会社をイチから立ち上げると -
Posted by ブクログ
かつて、銀行は支店網が競争力の最大の源泉になっていた。ユーザーへのタッチポイント(ディストリビューション/デリバリ)が支店(bank1.0)からATM(bank2.0)、そしてモバイル(bank3.0)へ。現在は4.0への移行期にある。4.0はユビキタスで組み込み型。インビジブルな銀行を意識させないサービスとなる。ゼロフリクションでリアルタイム。最適な人に最適な場面で適切なアドバイスをする為にビッグデータとAIによるレコメンドが大事になる。4.0は日本だとこれからになる分、具体的なサービスイメージがまだわかなかった。。。銀行業のこれまでとこれからがよく理解できた。が、難解で長編なので読み切るの
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