草笛光子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コロナ禍になって、お年頃の症状が出始め、太って、おしゃれへの意欲はかなり無くなりました。
(入る服があって楽だったらもういいや状態)
でも、この草笛さんの本を読むと、無性にまたおしゃれがしたくなりました。
草笛さんは、ブルーベースの色もイエローベースの色もハツラツと着こなしています。
自分に似合うものは、自分の血肉が教えてくれるものなのかもしれません。おしゃれは一体誰のもの?と問いかけてくださったように感じました。
面白いなあと思ったのは、草笛さんが『光子の窓』に出演している当時の色の話でした。
白黒テレビの時代で、細かい柄ものはモアレを起こす、真っ白はハレーションを起こす、黒は沈みすぎ -
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Posted by ブクログ
草笛光子さん、昭和8(1933)年生まれ。
同い年だった父が
「岸惠子と草笛光子は、平沼(高校出身)なんだぞ~」とよく言っていた。
憧れのマドンナだったんだろうな。
父がいてくれたら、今、いろいろ訊きたいのに・・・
さて草笛光子さんの「文藝春秋」連載のエッセイ。
シニア世代を意識したのか、活字組やフォントにも配慮があって読みやすい。
十年ほど前、
三谷幸喜×ニール・サイモンの「ロスト・イン・ヨンカーズ」で
ナマ草笛さんを拝見した。
おみ足こそは、おばあちゃんのそれだけれど、
若々しさとパワーは凄いなぁと思ったのを憶えている。
あの若々しさはCMをしていらっしゃる通販の商品だけで得られるは -
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Posted by ブクログ
文章を読みながら、沢山の俳優さん、監督、スタイリスト、作家さんなどの名前が出てきて楽しい。そして、その誰もが草笛さんの事が好きなんだろうなと感じる。
小林桂さんに、
「君はそんなに綺麗でもないし、そんなに上手くもない。あるのは人柄だけよ。」と言われたと描いてあった。その通りなんだろうと思う。
パーソナルトレーナーのコータローさんには
「草笛さんは、お金はないけど人には恵まれてますね」
といわれたそうだ。人柄ゆえだろう。
今更人柄は変える事が難しそうだが、人脈を大事にできる人になりたいなと思う。長生きしたいと思ったことはないが、草笛さんみたいにしゃんとして生きて行きたい。