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Posted by ブクログ
草笛光子さん、昭和8(1933)年生まれ。
同い年だった父が
「岸惠子と草笛光子は、平沼(高校出身)なんだぞ~」とよく言っていた。
憧れのマドンナだったんだろうな。
父がいてくれたら、今、いろいろ訊きたいのに・・・
さて草笛光子さんの「文藝春秋」連載のエッセイ。
シニア世代を意識したのか、活字組やフォントにも配慮があって読みやすい。
十年ほど前、
三谷幸喜×ニール・サイモンの「ロスト・イン・ヨンカーズ」で
ナマ草笛さんを拝見した。
おみ足こそは、おばあちゃんのそれだけれど、
若々しさとパワーは凄いなぁと思ったのを憶えている。
あの若々しさはCMをしていらっしゃる通販の商品だけで得られるはずもない。
この本によると、ちゃんとパーソナルトレーナーさんがついている。
そういえば、補聴器も使っているとのこと、ご出演のCMの商品では無さそうだw
だよね~~
・・・という「ほらね」と納得の事実も語られているエッセイだ。
このような90歳直前、老いと向き合う現在への想いとだけでなく、
戦時下の日も綴られている。
強い戦争への激しい憤りと共に。
戦争を体験した90代の女性なのだ。
女優さんならではの、経済的に一般人には真似のできないことに
若さとパワーは支えられている部分もあろうが・・・
ものすごく共感したのは、
「きれいに生きましょうね」の言葉。
マネージャーでもあったお母様の言葉だそうだ。
芸能界に入り、嫌なこと、ずるい人をたくさん見てきたある日、
お母様が「わたしたちはきれいに生きましょうね」とおっしゃったのだとか。
嘘をついたり他人を押しのけたりしない、毅然と生きていこう・・・と。
「飾らないこと、それが今の私にとって、きれいに生きること」とも書く。
お母様の言葉は、まさに我が意を得たりだ。
そして、ひよっこシニアは、もはや飾ることもしたくない。
(お洒落をしないと言う意味にあらず、お洒落は大事なのよ)
「きれいに生きましょうね」・・・はい、ぜひ!
Posted by ブクログ
文章を読みながら、沢山の俳優さん、監督、スタイリスト、作家さんなどの名前が出てきて楽しい。そして、その誰もが草笛さんの事が好きなんだろうなと感じる。
小林桂さんに、
「君はそんなに綺麗でもないし、そんなに上手くもない。あるのは人柄だけよ。」と言われたと描いてあった。その通りなんだろうと思う。
パーソナルトレーナーのコータローさんには
「草笛さんは、お金はないけど人には恵まれてますね」
といわれたそうだ。人柄ゆえだろう。
今更人柄は変える事が難しそうだが、人脈を大事にできる人になりたいなと思う。長生きしたいと思ったことはないが、草笛さんみたいにしゃんとして生きて行きたい。
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