大島靖美のレビュー一覧

  • 動物はいつから眠るようになったのか? ―線虫、ハエからヒトに至る睡眠の進化

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    飛行機でも新幹線でも自動車でも、揺ら揺らしながらの旅はすぐ眠くなる。2、3冊の本を積読しながらウトウトするので、周りから見ると、気合いが空回りしている痛いヤツだろう(多分興味もないと思うが)。そんなウトウト状態で読んでいる本が、『動物はいつから眠るようになったのか』。今回は、随分と眠たいレビューになりそうだ。

    脳があるから眠るのだ、と思っていた。身体を休めるだけなら、横になれば良いだろう。だから、脳が大きくなるにつれて睡眠が必要になるのでは。だが、そう言えばネコは人間ほど脳が大きくないがよく眠る。他にもそんな事例は多い。

    なんならクラゲもハエも眠るらしい。世の中みんなスリーピー。

    肉食動

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    2025年12月08日
  • 動物はいつから眠るようになったのか? ―線虫、ハエからヒトに至る睡眠の進化

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    睡眠の定義や種類(レム睡眠やノンレム睡眠)、各睡眠の平均的な時間や割合について、ヒト、その他哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、軟体動物、昆虫を含む節足動物、線虫(かなり原始的でありふれた多細胞生物)の各種における既存の論文の数値を紹介するという、かなり淡々とした内容。
    最後には睡眠の起源についての章があるが、それほど深い考察は載っていない。
    思ったよりなかなかマニアックな内容だと感じたが、睡眠についての進化生物学的な観点からの本は少なく、これはこれで知識として役には立ったと思う。
    何かについて知りたい場合は多角的な観点から知識を得て考える材料にしたいのでこの本のような内容も必要だと思うが、娯

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    2024年05月29日
  • 動物はいつから眠るようになったのか? ―線虫、ハエからヒトに至る睡眠の進化

    Posted by ブクログ

    哺乳動物の寝姿、特に子供の寝ている姿は可愛いですねw。この本はいろんな生き物の眠りについて科学した本です。ヒトは7h睡眠が長寿の睡眠だとか。イルカ・クジラは脳の半分ずつが交代で眠る。冬眠は中途覚醒(摂取・排泄など)を繰り返しながら(これがないと凍死してしまう)。渡り鳥は渡りの時期には睡眠のパターンが変化、飛びながら眠ることもある。魚は1回の眠りが非常に短い断片的な眠りで、その回数はヒトの50~100倍とか。この本では詳しく書かれてないですが、昆虫の眠りも興味深いです!

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    2020年12月22日