恒川裕康のレビュー一覧
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ネタバレチェック項目7箇所。自分が軸にあると、「面倒だ」「早く帰りたい」という感情から間違った判断をしてしまう可能性が高くなります、しかし、それを使う利用者への貢献を考えていれば、利用者のためにテストをやった方が良いかを考えることができます。まずは、周囲の人に「ありがとう」と言ってもらえるように働くことを意識しましょう、それが習慣化できたら、次は上司、顧客、会社というように、貢献する相手を広げていきましょう。技術を学び、専門化すれば専門化するほど、自分の力を発揮するために人的ネットワークを必要とするようになります、人的なネットワークを作るためには、協調して仕事をしていくためのスキルや、正しく依頼を出す
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◯何でも良いから目標を決めて、その方向に向かって行動することが大切です。(31p)
◯仕事は小さな仕事の積み重ねと心得よう。仕事を分解し一つ一つを効率的に実施しよう。(113p)
◯自分で品質を確認しなければ、品質が悪いことは、外部からの指摘で明らかになります。すると外的圧力で品質を高めなければいけなくなってしまいます。(127p)
★良い本である。しかし、ドラッカーはあまり出てこない。もちろん成果を上げるプロフェッショナルになることが目的であれば、必ずしもドラッカーでなくてもいいし、他の本からも学ぶべきである。しかしタイトルから受ける印象とは異なった。 -
Posted by ブクログ
とても久々に仕事に関する本を読んだ。
この本の著者は、デージーネットという会社の代表取締役。Unix/Linux周りに明るい人らしい。IT業界は幅広いので、よく「この本に書かれていることは自分でも当てはまるんだろうか?」と考えたりする。今回はどうだろう?
ざっくり書かれていたことを思いつく限りでまとめてみる。
・労働のタイプには、肉体労働・単純労働・知識労働の3つがある。SEは知識労働に当たるが、知識労働は感情の影響を受けやすい。「疲れた、帰りたい」という思いから「これで問題ない。何とかなる」という誤った判断をしてしまったり。
→自分を軸にしてしまうと、そういった考えになりがち。他者への貢 -
Posted by ブクログ
すごいソフトウェアを、
IT技術者が一人で開発して、
維持し続けることなんてことはない。
オープンな世界で競争しながら、協調するために、
必要なことをドラッカーは教えてくれているのかもしれない。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。まったくの無能を平均以下の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかにエネルギーと努力を必要とする。「明日を支配するもの」(P.68)
○ここで言う強みとは、「得意分野」とは少し違います。私は、自分が仕事で成果を出しやすい特性や成果のことだと考えています。(P.70)
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Posted by ブクログ
IT開発・運用チームをマネジメントするうえで必要な考え方やアイデアが体系化されていてどれも頷ける内容ばかりだった。新卒入社した会社で、自分がリーダーになったらこういうふうにやってみようと思っていたことがけっこうあったけど、それに近い内容もかなり網羅されていた気がする。
ただ、今リーダーになってみて、ここに書いてあるやるべきことのほとんどが取り組めてないという状況にある。
ポジションが中途半端なのと組織が小規模すぎるというのもあるけど、何より大きいのはむかつく、嫌だ、被害妄想といった負の感情があまりにも先行してしまうこと。結局、こういった感情的問題をクリアできないと実践まで持っていけなさそう。も