三浦俊彦のレビュー一覧
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ネタバレパラドクスの列挙
こじつけぽいものもあるがトピック絞れば面白かった
以下好きなトピック
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罪でない「脅し」と「要求」を同時にすると、恐喝として罪になる理由について
実行側はそれぞれの単体行動より明確に有利のため、自然に恐喝まで進む
受けた側はその対策が取りやすく暴力性が拡大しやすい
(脅しと要求が罪に問われないことは言及なし)
罪悪感を持つことで快感を得て元行為を省みない、それは罪悪感を持たない状態と比較してどうか
本の回答は、
罪悪感を持つことは善だがそれをすることによる悦は別の理解
囚人のジレンマゲームで、不特定多数を相手に繰り返し試行した際に、高得点になるアルゴリズムは、次の手に相手の手を真似るもの
ランダムウォークの性質は独立かつ不偏
人がランダムウォークを真似て作った動きは、独立性を忘れがち
(分散への感覚が弱い?)
衛生環境が悪い状況でのウィルスは攻撃性が低いか高いか
宿主を移る時間が短くなると考えられるため、宿主を滅しても問題生じないため攻撃性は高い
「パンダ・サル・バナナ」から近い関係の2単語を抽出するとき、
アメリカ人は動物で抜いてアジア人は文脈(サルとバナナ)で抜き出しがち
欧米人はシンプルな構造での、アジア人は背景を組み込んだ思考をしがち -
Posted by ブクログ
多宇宙と輪廻転生―人間原理のパラドクスからの流れで。扱っている内容は知りたいものばかりだけど、やはりというか難しく理解が追いつかない。
・1つの可能性世界からあなたの存在が消え去ったとしても、別の無数の可能世界においてあなたそっくりの分身-あなたと同じ記憶、性格、趣味を持った人間-は絶えず存在し続けているわけですから。輪廻転生の論理学版というか、様相実在論こそが死の恐怖を乗り越える手がかりを与える、ともいえそうです。
・多世界解釈では実際「われわれ誰もが主観的に死ぬことがない」という、一種の生まれ変わり思想(量子不死)が真面目に議論されている
・あなたがある世界に存在することは必然的事実であることになります。これはもちろんあたなだけでなくあらゆる人、個体についても言えるでしょう。どんな個体であれ、ある世界には具体化しない個体ですら、必ずどこかには具体化していなければならないというわけです。可能世界の数は、それほどに膨大なのです。 -
Posted by ブクログ
有名なパラドックスやジレンマを紹介している本なんですけど、そっち方面の知識に乏しい僕には新鮮で面白かったです。
ここでは僕が特に面白いと思ったヤツをいくつか紹介しようと思います。
答えが気になる人は是非読んでみて下さい!
1.「2人の子ども問題」
・スミス氏には2人の子どもがいる。そのうち少なくとも1人は男の子である。2人とも男の子である確率は?
・スミス氏には2人の子どもがいる。そのうち少なくとも1人は火曜日に生まれた男の子である。2人とも男の子である確率は?
2.「2つの封筒のパラドックス」
ここに外見では区別できない2つの封筒があり、その中に、それぞれある金額を書き込んだ小切手が入ってる。一方は他方の2倍の額である。あなたはどちらでも好きな方を貰える。あなたは一方を取った。ここで、「取らなかった方と交換してもいいですよ」と言われた。この時、あなたは封筒を交換した方が得だろうか?
また、あなたが最初に封筒を選んだ時にその中身を確認したとすると、その後封筒を交換した方が得だろうか?
3.様相理論の公式
空欄に適切な語を入れて、正しい比例式を完成させなさい。
運命:可能=義務:権利
=願い:( )=祈り:( )=( ):忍耐=固執:( )=( ):恋愛
ヒント:否定(「ない」)の位置(かかる範囲)をずらすと同じ意味になる。
4.逆説的ESS
部屋の一方の隅にレバーがあり、それを押すと反対側の隅の給餌口に食べ物が出てくる。そこにブタを入れるとやがて学習し、レバーを押して走って餌を食べに行く往復運動をするようになる。
さて、このときブタを二匹入れたらどうなるだろうか?
二匹は食欲旺盛で健康で走る力も同じだが、表立った上下関係があり、ケンカをすると必ず勝つ(優位ブタ)と必ず負ける(劣位ブタ)だとする。
考え得る結果は以下の4つだ。
1.二匹とも往復運動をする。
2.優位ブタだけが往復運動をし(奴隷になり)、劣位ブタは給餌口に張り付いて食べ続ける(主人になる)。
3.劣位ブタだけが往復運動をし(奴隷になり)、優位ブタは給餌口に張り付いて食べ続ける(主人になる)。
4.二匹とも動かない。
どうなるでしょうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレなかなか面白そうなので思わず衝動買い(笑)
その好奇から、サクサクっと読めると踏んでいたのですが…中盤から終盤にかけて、???の連続で。。
僕の理解力と想像力は乏しいものだと痛感しました(笑)
ほほー!!と思った問題1問を
哲学者マックス・ブラックの学生が、海外で研究発表をすることになったのだが、飛行機に乗るのをこわがった。
テロリストが爆弾を持ち込むかもしれないというのだ。
そこでブラックは彼女にこう言った。
『誰かが爆弾を持ち込むというのは、ありえなくはない。
しかしどうだね、たまたま2人の人間がそれぞれ別個に爆弾を持ち込む確率はほぼゼロではないだろうか』
『ええ、まあ、2人重なることはほとんどありえないと思います。だけど1人でも爆弾を持ち込めば危険なわけで……』
『だったら、きみ自身が爆弾を持ち込んだらどうだ。2人重なることはまずないのだから、きみの他に1人爆弾を持ち込む確率はほぼゼロになるだろう。それで安心だ』
ブラックはもちろんジョークとして言っているのだが、ブラックのこの理屈は本当は正しいのだろうか、それとも間違っているのだろうか。