石崎比呂美のレビュー一覧

  • Radio Silence レディオ・サイレンス

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    海外のティーンの生活が見られて面白かった。
    それぞれ悩んだり絶望したりしてもがいてる様子が自分の思春期を思い出されて、「がんばれ…がんばれ…」って思いながら読んでた。
    今っぽい世界観、表紙の絵もかわいい!

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    2024年10月24日
  • Nick and Charlie ニック・アンド・チャーリー

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    つい先日刊行されたばかりの、『HEARTSTOPPER』5巻の続きにあたるお話。
    アメリカでは、漫画版より大分前に刊行されていて、英語版読むしかないかなー?と思っていたら翻訳版が出ました!
    嬉しい!

    ニックの大学進学が決まり、遠距離恋愛になってしまうことにチャーリーが強い不安を抱いてしまって…というお話。
    チャーリーのメンタルの問題はやっぱり根深いし、今度はチャーリーの卒業があるから大人になるまでにはまた色々あるかもだけど、2人はずっと仲良しでいて欲しいな、と思った。
    タオとエルのカップルもね。

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    2024年01月24日
  • This Winter ディス・ウィンター

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    ネタバレ

    私にはすごく刺さった。
    ハートストッパーのドラマを観ていて、優しさに溢れているのに理解する気のない人たちのせいでどんどんチャーリーが病んでいって悲しかったから、続きが気になって買ってみた。
    セクシャルマイノリティはアロシスヘテロよりも希死念慮が高くて精神を病みやすい。だから、メンタルヘルス×クィアの物語は私にとっては身近で、求めていた。
    チャーリーが自分のことを異常だと思ってしまうこと、異常という言葉遣いを自分に使わないように主治医から言われていること。チャーリーと共存するために頑張っているトリ。理解する気のない両親。
    息が苦しくなる。
    でもこれがクィアの日常で、そこにあることに安堵する

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    2023年12月22日
  • This Winter ディス・ウィンター

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    ネタバレ

    この冬が、せめてよい日であればよかった。

    クリスマスの日のトリ、チャーリー、オリバーの気持ちを描いている。『ハートストッパー』より先に書かれたそう。だから彼らについて作者が何を描きたかったのかが、色濃く出ているとも思った。生きづらさをかかえる登場人物と、その周囲の無理解と、理解ある人たちともいつもうまくはやれない辛さ。この物語がどうか苦しい人の光になればいいと思う。せめて、ひとりではないのだと、知ってもらえたら。

    このクリスマスに続く日の物語となる「ソリティア」の冒頭も載っている。読みたい。

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    2023年09月23日
  • This Winter ディス・ウィンター

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    本編4巻のクリスマスの日のお話。
    お姉ちゃんのトリ視点が多かった。

    チャーリーの家族もニックの家族もパーフェクトではなくて。
    当然なんだけど。
    それがリアルだなって思った。
    チャーリーのお母さんの気持ちもすごく分かる。

    巻末にトリが主役のお話の第一章が載ってて、続き読みたいなぁと思って調べたら、まだ翻訳版は発売されてなかった。
    でも、翻訳の方の後書き読んでたら発売されるぽかったので楽しみに待ちたいな。
    (それか、頑張って原作を読もうか悩み中。)

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    2023年04月10日
  • ♯100 HAPPY DAYS あなたは100日連続「幸せ」でいられますか?

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    詩を覚える
    行事を作る(企画を立てて動く)
    感謝してる事を書き出す
    深呼吸を1日2分する
    思っている事をなんでもいいから書き出す→幸福度が上がる
    住んでる所を観光地みたいな気分で歩く

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    2019年09月19日
  • 僕の心がずっと求めていた最高に素晴らしいこと

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    タイトルから「あー…なんかハッピーエンドじゃないんだろうな」と云う匂いがして手に取ったのですが、余りにも自分の過去の追体験過ぎて途中で読むのをやめようかと思いました。双極性鬱とか、サバイバーだとか。
    小説になったり映画になったり、綺麗ごとじゃねえんだよ!!みたいな。
    この著者は、かなり解ってて勉強もしてきてるんだなーと思っていたら、彼女もサバイバーである事があとがきで書かれていて、成程と思う傍ら、それをきちんと作品にまとめ上げられる程色々昇華してきたのだなと、腑に落ちたというか。

    人の愛し方も知っているし、誰かに愛されたりもするし、人より秀た芸やルックスなんかにも恵まれて居たり、育った環境も

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    2017年04月14日
  • Solitaire ソリティア

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    ネタバレ

    自分はこの世界において間違っているに違いない。

    『ハートストッパー』のチャーリーの姉トリの一人称で語られる物語。コミックより前に書かれたもの。人間関係に馴染めず、大人たちとも相容れず、自分自身すら持て余す。無気力になっているトリの前に現れたのは、自分とは噛み合わない好奇心を持つマイケルと、謎のブログ「ソリティア」だった。

    理解のない大人、しっくり合わない友人、死にたくなって泣き暮らす毎日、思い通りにならない世界。周囲の人が皆敵のように、何も考えないバカのように思えて、人と関わるのは煩わしいのに、1人でいるのは寂しい。自分に都合の良いものを求めては傷付く。この物語は、あるタイプの人には自分の

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    2023年11月23日