堀田和子のレビュー一覧
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ネタバレ長男が2ヶ月の時に読みました。
子育て中の今、インスタグラムで特に目に入ってくるのは子育てアカウントの主婦たちの投稿。「おうちモンテ」と銘打って、こぞって家庭で行うモンテッソーリ教育をとりあげています。
しかしそもそもモンテッソーリ教育とはなんなのかと言うところがわからずにいました。
この本を読んで、その教育の特徴がしっかりわかりました。
著者が運営する「子供の家」での取り組みを中心に紹介しています。また、家庭での子供との関わり方についても述べられています。
一方、施設での教育を受けられない場合、いわゆる「おうちモンテ」のために家では実際何をすれば良いのか、どんな教具が必要か、といった具体的 -
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モンテッソーリメソッドについては既にいくつか本を読んできたが、こちらは具体的な教材の使い方や子どもとの関わり方にも言及しており、興味深かった。
以下メモ
◆子どものなぜなぜ?には、答えじゃなくて共感するだけでいい。理由を知りたそうなら、図鑑で一緒に調べるなど、納得する答え見つけを手伝うだけ。
◆子どもが育つ課程で凹凸ができるのは当たり前。大人が先読みして足りないもの探しをするより、子どもが今興味あることに共感して一緒に楽しむ
◆3ー6歳 感覚の敏感期。感覚器官を沢山使う。芸術的センス、色彩感覚、音への鋭い感覚、微妙な違いのわかる味覚はこの時期の経験によって育つ。
◆子どもと同じ目線で共感する -
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モンテッソーリ教師の12の心得
1環境に心を配る
2境遇や物の取り扱いを明快正確に示す
3子供が環境との交流を持ち始めるまでは積極的に交流が始まれば消極的に振る舞う
4探し物をしている子や助けの必要なこの忍耐の言動を見守ってあげる
5招かれたら答えていく
6招かれたらよく聞いてあげる
7子供の作業を大事にし中断や質問を避ける
8間違いを直接的に訂正せずに間違った子供を尊重する
9休んでいる子供や他人の作業を見ている子供を無理やり読んだり作業を押し付けたりしない
10作業拒否する子供や知らない子供間違っている子供にはたゆまず作業に誘い続ける
11点し探し求める子供にはそばにいることを感じさせ見つ -
Posted by ブクログ
ネタバレモンテッソーリ教育で周りの人間がどうやって子供に接したら良いかが書かれていた。
具体的にこの活動をしろというよりは日常生活でどのような形で接するかが多かった気がする。
子どもが不思議に思ったことには共感し、すぐに正解を伝えない。どうしても知りたいときは後で図鑑などで調べる。
子供の自主性を最大限サポートする
→環境と道具を整えて活動に没頭し始めたら見守る。集中している時には話しかけない。
ありのままを受け入れる
→子供の興味があることを一緒に楽しむ
失敗と学びを経験し、諦めない強い心を育む
→先回りして失敗しないようにサポートするのではなく、失敗した時にどうしたらいいかを伝える
とにかくたく -
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モンテッソーリ教育について、網羅的に知識が得られる書籍。
著者の堀田はるなさんは、モンテッソーリ原宿子供の家で保育士をされている方ですが、20年近くビジネスの世界でお仕事をされてきたという異色の経歴の持ち主。
他のモンテッソーリ系書籍と比べて、少しビジネス書っぽい構成・記述が見られるのもそうした影響かもしれません。
非常に論理的で整然と書かれているので、とても読みやすかったです。
■こんな人におすすめ
・モンテッソーリのことを体系的に知りたい方
・挿絵や図表よりも文章で理解したい方
・モンテッソーリ書籍2冊目以降の方
歴史・起源の話から、具体的なおもちゃの話まで広く書かれていますが、読む人 -
Posted by ブクログ
子供の能力教育に対して、モンテッソーリメソッドと言う概念を学ぶことのできる1冊。モンテッソーリメソッドの3つの基本として、1子供の自主性を最大限にサポートする。2生き方の基礎となる体験を提供する。3敏感期に基づいた関わりをする。
自分で選ぶと言う事はそれだけの責任を自分で取ると言う事適切なリスクを取れると言う事は自立した人間になると言うこと。
世界を変えるようなイノベーションは突然生まれるわけではない自分でやりたいことを追求し研究したいと思う時、それを仕事にして自分の道を切り開いていこうと決意する時から生まれるはずです。そしてこの時に助けになるのは、自分の精神がどれだけ自立、自律しているか -
Posted by ブクログ
「お母さんの敏感期」を読んだ後のため、その時ほど大きなインパクトはなかった。
以下気になった箇所。
◆考え方
・「自立」
他の助けを受けずに独り立ちすること
・「自律」
他からの支配や援助を受けず、自分の行動を
自分の立てた規律によって行うこと
・「自律した精神」「やりたいことの発見と追求」
「柔軟な発想力と実行力」「粘り強さ」
◆教え方
・子どもの自主性を最大限にサポート
→ 最初の試練は「必要以上に手を出さず、子どもが自分でやるのを気長に見守ること」
・環境を整えることが大事
→今必要としている道具を用意する
→ 大人と一緒に行った活動をスタート地点に、自分自身の発想で