中原尚哉・他のレビュー一覧

  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    現代中国SFアンソロジーという副題にたがわぬ、面白いSFが詰まっていた。ケンリュウの英訳をさらに日本語に訳してあるので、言葉使いは原典からどのくらい違うのかわからないが、発想やストーリーは十分堪能できる。
    劉慈欣(リュウツーシン)の三体はぜひ読んでみたい(オバマも読んでる)

    鼠年/陳楸帆:まだ鼠の毛一本見つけていない
    麗江の魚/陳楸帆:再訪した。今回は病人として
    沙嘴の花/陳楸帆:深圳湾の夏は10か月続く
    百鬼夜行街/夏笳:百鬼夜行街は藍色の帯のように細く長い通りです。
    童童の夏/夏笳:おじいちゃんがうちに引っ越してくるわよ
    龍馬夜行/夏笳:りゅうまは月夜に目覚めた。
    沈黙都市/馬伯庸:時は

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    2018年10月22日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    ギブスン調、オーウェル調、カルヴィーノ調、クラーク調といった影響元が明らかなものから、中国調としか言いようのない不思議な幻想小説まで。

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    2018年08月28日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    ネタバレ

     個別の感想とは別に、全体的な印象としては、親子や血縁に関する情が表面に現れている作品が多かった気がする。
    中国の儒教的な文化が背景にあると言ってしまえばそうかも知れないが、むしろ日本や西洋のSFの側が、その国の現在の平均的な社会の有り様よりも個人主義的姿勢を作品内で強調して描きがちな傾向があるのかもしれないと思った。
    中国の神や民話や歴史のムードはとても好みだし、SF的な換骨奪胎にも向いている気がする。
    深センを舞台にした「沙嘴の花」がとても良かったので、香港や北京や上海などフィクション全般に使われがちな土地以外の現代中国を舞台にした作品も読んでみたくなった。

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    2018年08月03日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    漢字表記の人名や地名に読み難さを感じたけど、フツーに名品揃いのSFアンソロジーだった。中国でこれらの小説が発表出来ているというので( ゚Д゚)
    で『三体』ってのの邦訳が激しく読みたいんだけど~

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    2018年07月29日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    中国のSF短編をまとめたもの。現代中国文学を読む機会がなかったので想像以上のレベルの高さに驚いた。「沈黙都市」や「折りたたみ北京」は外からみた中国っぽさにも合っているので特に面白かった。

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    2018年06月22日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    ケン・リュウ編集、中国SF文学の名手7名(しかし序文の表現を借りるなら、大半は“新星”世代に属する)の作品を収めた短編集。劉慈欣やっぱりすげー。「円」「神様の介護係」抜きん出て面白かったですが、他にも「童童の夏」「沈黙都市」「折りたたみ北京」が好きでした。「わたしが〈三体〉であらゆる可能性の中から最悪の宇宙を書いたのは、われわれが最良の地球を求めて努力できると願うからである」。

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    2021年07月28日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    ネタバレ

    陳楸帆「鼠年」★★★
    陳楸帆「麗江の魚」★★★
    陳楸帆「沙嘴の花」★★★
    夏笳「百鬼夜行街」★★
    夏笳「童童の夏」★★★★
    夏笳「龍馬夜行」★★★
    馬伯庸「沈黙都市」★★★
    郝景芳「見えない惑星」★★★
    郝景芳「折りたたみ北京」★★★
    糖匪「コールガール」★★
    程婧波「蛍火の墓」★
    劉慈欣「円」★★★★★
    劉慈欣「神様の介護係」★★★

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    2018年12月21日
  • 折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー

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    いま中国SFが熱い!っていうアンソロジーです。
    短編それぞれに力と熱と円熟を感じて、好き。
    どれもよかったけど、表題作の暗い感じというかノスタルジーというか雰囲気が良い。

    体制批判的な文面を感じ取ってしまいがちだけど切り離して読むべき、とのこと。

    英語訳からの邦訳です。
    今まではそもそも英語訳されなかったので知られざる世界だった中国SFを、紹介してくれるケン・リュウに感謝。

    あれ、日本SFの英訳状況ってどんななのかな?

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    2018年05月21日