菅哲賢のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
主に海上輸送を手配する会社の社長が書いた本
船会社から船を持たないフォワーダーまで国際的な視点から海上輸送業界の現状と課題を解説
船が大型化し供給量が増えたことで過当競争となり価格破壊が起こり船会社が疲弊している。実際、韓国の世界的な大手の会社が倒産した。競争によるサービス向上で荷主の利益になれば良いが、現状はそうとは言い切れない。
空輸もあるが日本の貿易のメインは海上輸送。大阪のアベノハルカスよりも大きな船があり、輸送量が桁違い。四方を海で囲まれた日本は有事(2011年東北大震災では放射能の影響を懸念し海外の船が日本を避けるようになった)の際を想定し、国の施策で船会社をある程度は維持すべ