岡本真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
良書:一般的な文章の作成以上に気合いが必要なウェブな文章のつくり方の伝授書です。
いちばん大切なことは、単純明快なことです。そして、「読者の立場になって考える」という点です。
気になったことは以下のとおりです。
・読み手である相手側の立場を想像し、相手がぜひ目をとめたくなるような工夫や配慮を施す必要がある。
・ウェブ文章と一般の文章との違いは、文字だけではない
ウェブは画像、動画、図表、グラフをふんだんに使える。
紙の本のように、ページをめくることはできない。
・一読してわかる伝わる文章を書くこと
・ボタンの意味がよくわからないと、押すのをためらってしまう。
・伝わるとは -
Posted by ブクログ
「伝える」と「伝わる」が違うよ。というのにぐさっときた。
私は、「伝えた!完!」ってなりがちだけど、
伝わるには、そもそも読む人の目にとまらないといけない。
読み手が何を求めているかを知り、読み手に興味を持ってもらうことが大事。
(メリットやデメリットを伝えることは、興味にもつながるらしい!)
ウェブは紙と違って、ページを捲るとか順番がない。
リンクから直接飛んできたりもする。
だから、ページトップの冒頭で、概要を書いて相手の目に止まることが大事。
背景をつらつら書きたくなるけど、最初にユーザーにやってほしいことなどの結論を伝える。背景はあと!
最初、HP作る人とかにだけ関係ある話かなって -
Posted by ブクログ
ネタバレウェブで「伝える」でなく「伝わる」文章を書くには。
短い文章であること。
4W1Hを基本に書く。
改行や句読点を入れる。
検索にかかるような言葉を入れる。
丁寧な言葉はほどほどに。
自分で校正をする。(言葉を統一する)
わかりやすい言葉を使う。
などなど、私にもよくわかるように解説してくれてます。
「伝わる」文章を書くには、
語彙をたくさん持っていなくてはならないし、
書く習慣も必要。(←ウェブも紙もここは一緒)
そうしたスキルがあって、さらにこの本に書いてあるような、
書き方をすれば、きっと多くの人に「伝わる」文章になるのだろうと、
思いました。 -
Posted by ブクログ
期待度が高かったせいか、点がちょっと辛くなったか。
ウェブと紙媒体では文章の書き方に違いがあるというのが、この本の出発点。でも、ウェブ向けに書く文章に多少のノウハウはあるのは確かだが、「違い」をさほど感じなかったのが3☆の理由。タイトルにある「伝わる」というところが肝要なのだろうけど。
あとは、本のボリューム感か。170ページに740円は高いような。横書きで読みやすく、図も多いけど、お腹いっぱいにはならない。
参考文献で、本多勝一「日本語の作文技術」を紹介していた。講談社から本を出しているので、新装版の講談社バージョンを紹介しているが、朝日新聞出版から文庫本もでている。ただ、こちらは字が小さく