麻生九美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イギリス児童文学の不朽の名作、大人にも楽しめる学びのある内容でした。冒険を一緒に楽しみました。
冒頭、モグラが地面の下にある自分の家の春の大掃除をするところから物語が始まります。それを放り出して出会いがあり、深い友情の物語が進むのですが、それぞれのキャラクターが生きていました。
純朴で思慮深いモグラ、川辺の暮らしを愛し親切で常識をもつネズミ、頼りになるリーダーのアナグマ、そして皆を困らすヒキガエル、わがままでうぬぼれ屋。
他にも川辺や森に暮らす小動物が登場します。
挿絵もほのぼのとしていて物語に合っていました。
この物語は著者の幼い息子、目に先天性疾患があり病弱な息子にせがまれて眠りにつくまでのベッドサイド・ストーリーとして生まれた話が原型になっていることが、解説に書かれていました。 -
Posted by ブクログ
ファンタジーかよ!っていうね
日本語で言うところの幻想小説かよ!っていうね
四姉妹が良い子すぎてもうファンタジーですわ
それに比べてうちの三姉妹ときたら!
いや、待て待て
うーん、でもそうかー
父親わいやもんなー
そりゃあマーチ家の四姉妹のようにはならんわなー
よし!今からでも遅くない、わい牧師になるわ(マーチ家のパパは従軍牧師)
あれな、トヨタのミニバンな(それはヴォクシー)
はい!というわけで『若草物語』ですよ
1868年の作品、今から150年くらい前ですよ
相変わらずビビりますね
150年前でこんな面白いか
えーと、先日書評家の斎藤美奈子さんの本を2冊読んでどちらもすごい面白かったんですが、面白かったー言うだけで紹介されていた小説を一冊も読まないのは美奈子さんに対して失礼やんと思って手に取ったのが本作『若草物語』でした
話の筋はなんとなく分かってましたが、あらためてすんばらしい少女小説でしたね
そして新訳がすんばらしく読みやすかったです
さすが光文社!やるぅー
お話しの中身については散々語り尽くされているのでまぁいいとして(出た)自分としては素直に受け取ろうよ!って思います
そして『若草物語』は四部作!続きも読みたいけど古典新訳文庫にないんだよなー
できることならこのまま麻生九美さん訳で読みたい!頼んだよ光文社! -
Posted by ブクログ
4人の姉妹と母という女だらけのほのぼのした日常がなんとも微笑ましい。女だらけの家の母親なら普通、「娘たちをいい生まれの男に嫁がせて貧乏生活から脱却」するために動くはずだが、マーチ夫人は素晴らしい人間で、娘たちの幸せを願う人徳者である。よって社交界と関わるようなドロドロした展開には全くならず、安心して読めました。
最も印象的なシーンはローレンス氏がベスのために大切なピアノを贈るシーン。ベスの善行が彼の心を動かしたのだが、こんなに美しい話はない。電車で読みながら泣きそうになりました。
それにしても天路歴程ごっこって(笑)。自分も天路歴程は好きなので好感が持てました。 -
Posted by ブクログ
感性、個性豊かな4姉妹の一年の物語にして作者の自伝的小説。
中盤はやや中だるみ感があるが、第15章、電報あたりから一挙に緊迫し、その後のハッピーエンドまで一挙に読ませてくれる。
まず、四姉妹の性格や闊達さに惹かれる。そして家族は愛情に包まれ、読み手まで優しい気分にさせられる。父親が不在の設定も、帰宅するハッピーなエピソード以外においても、母親の子供に注がれる愛情や毅然とした考え方を際立たせるうえでも功を奏していると感じた。いい人ばかりではなく、マーチ伯母のようなやや悪役キャラの存在も必要ですね。
帰った父親が四姉妹の成長を要約してくれるシーンは感動ですね。
150年前の超有名な小説なだけに時代背景にも興味が起きるが、開設でふんだんに記述されており、大変興味深く読んだ。
第4部まであるエピソードだが、この新約で読みたいと思う。
全くの余談だが、解説の中で日本語は他の言語に比べて変化のスピードが早いと書かれていた。この物語は明治維新に書かれたと言うが、例えば不思議の国のアリスの原文を読む機会があって今の言葉とそんなにも変わらないことに違和感を感じた。日本の文学は昭和初期でさえ文体がかなり今とは異なると感じるのは日本語特有なものなのだと得心した。 -
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イギリス児童文学の傑作ケネス・グレーアムの『楽しい川辺』です
え?そんなに楽しくなかったんだけどw
原因はヒキガエルである
あのヒキガエル野郎な
友情に厚く、しっかり者でそつがなくボートの扱いも上手い、たまに詩人の川ネズミ
おおらかで素直、好奇心旺盛でたまにちょっぴり無茶もするけど、正直者のモグラ
親の遺産で大金持ちで、高慢ちきで、自信家で、うそつき、だけどなぜか憎めないヒキガエル
そして三匹を見守る、人見知りだけど落ち着いて頼りになる大人のアナグマさん
が主な登場動物
この動物たちが川辺であれやこれやを繰り広げるんですが、ポイントは結局ヒキガエルは最後改心して大人になれたのか?ってとこだと思うのよ
最後まで見捨てない友だちたちの忠告を聞き入れて、みんなに信頼される動物になれたのか?ってことだと思うのよ
あやしい
すこぶるあやしい
だってもう川ネズミがやさし過ぎるもの
何回裏切られても、大切な宝物のボートをダメにされても、川ネズミのやさしさは変わることがないもの
でもね
川ネズミくんよ
君のそのやさしさがヒキガエルをダメにしてるのよ
君のその底なしのやさしさがヒキガエルの甘ったれたうぬぼれを増長させてるのよ
いつか、わかってくれるときが来る?
いや、来ないと思うな〜
ヒキガエルあかんままやと思うな〜
離れる決断も必要だとわいは思う
ぜひとも川ネズミくんには参考にして頂きたい
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Posted by ブクログ
東の魔女と西の魔女は悪い魔女です
北の魔女と南の魔女は良い魔女です
今日はこれだけでも覚えて帰って下さい
というわけで、先日読んだ『若草物語』の新訳がすんばらしかったので、麻生九美さんおかわりです
それにしても光文社古典新訳文庫には麻生九美さん、土屋京子さん、小尾芙佐さんと素晴らしい女性翻訳家さんが揃ってます
読みやすいく優しい訳文になっておりますので、古典新訳は是非とも光文社で!
はいはい、オズね、アームストロング・オズマね(それは『巨人の星』)
さすがに読んだことあるっつうの
でね、まぁね最初に言った悪い魔女、良い魔女のやつの話とかってさ、結構現代の小説にも出てきたりすることあるじゃない?『オズの魔法使い』に限らずだけど
まぁ、分かりやすいところで梨木香歩さんのデビュー作『西の魔女が死んだ』とかね
これってちゃんとオズを知ってると、一回題名のところで引っかかるわけさ
西の魔女は悪い魔女だから、西の魔女が死んだのって良いことなんじゃね?実際『オズの魔法使い』ではドロシーにやっつけられてるし
で、わい『西の魔女が死んだ』読んだことないんで(ないんかい!)間違ってたらゴメンなんだけど、たぶん西の魔女は悪い魔法使いってところからスタートしてあれあれあれ?ってのが面白味のひとつなんだと想像するわけ
つまり何が言いたいかって言うと西の魔女が悪い魔女だってことを知ってないと、ここで1個損した気にならない?
ならない、あ、ならないならいいけど
わいはなるのよ
でさ、結構そういうお話ってあるじゃない?いや、あるのよ
だからみんなもっと古典読もうよ!に繋げたかったのだが、あまり上手く行ってない気がしてきたw
あ、そうそう光文社古典新訳文庫では原書のデンスロウの挿絵も掲載されててすんばらしかったですよ
科学実験の人なってそれはでんじろう