チャド・マレーンのレビュー一覧

  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

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    読み易すぎて逆に評価を落としている気がするのですが、日本のお笑いを海外と比較し、とても客観的に分析されてるめちゃめちゃ良い本だと思いました。

    著者本人が邦画の英語字幕作家で、そういった経験が作用してか、著者が背景にある文化や人種間の笑いの違いにとても敏感なことがよく分かります。

    私はコメディの歴史に詳しくありませんが、著者の出身であるオーストラリアだけではなく様々な国のコメディや文化と比較しながら、日本のお笑いが語られるのを読むのは初めてで知らないことばかり。とても面白かったです。あるあるネタが日本独特の文化で共感がベースにあるとの考察は鋭いなあと感心しました。日本のアイドルがパフォーマン

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    2023年01月08日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

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    ‪日本のお笑いを理解して他国にも理解できるように、
    かつ日本のお笑いを消さずに翻訳できるチャドさん凄いなと思う。
    できる人がもっと増えると良いなと思う。

    この本が英語版で漫画化されると広く日本のお笑いが知れて面白そう。

    あと火花の最初の翻訳版も見てみたいと思った。

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    2019年04月25日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

    Posted by ブクログ

    芸歴20年ということだけどお笑いとか見ないせいかまったく知らない芸人さん。ネットで検索するとお笑いの翻訳で活躍しているみたい。プラスワンがあってこそ活躍の場が広がる。日本と海外のお笑いのそれぞれの特徴、違いについては初めて知った内容が多く興味深かった。やはり国ごとに国民性というのがあって、文化はその上に成り立っている。

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    2018年03月25日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

    Posted by ブクログ

    オーストラリア人から見た日本のお笑い、
    生まれ育った英語圏の笑いを知り、
    日本のお笑い文化を直に体得している著者だから
    書ける文化のお笑い文化の違いや、
    日本の強みなど読んでて興味深かった。
    民俗学として、授業の一つになってもおもしろいのではないかと思った。
    講義名は「お笑い文化人類化学」だろうか。
    あたまに「お笑い」とつけると、すごくうさんくさくなるw

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    2019年11月03日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

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    チャドさんの人生を語りながら、その中で感じた日本のお笑いについてをさまざまな視点で語っており面白い。

    お笑い芸人の成り上がり方が書かれてるだけでなく、そこに海外比較の視点や、お笑いの先輩と海外(や英語)との関わりも書かれていて、二重に面白い。

    海外と比較したときに、こんなに多くの視点があるのかという驚きもあった。それを無意識に生きてるのだなぁと。
    ・ツッコミは日本にしかない
    ・お笑いのジャンルが細分化している
    ・バラエティという特殊な場
    ・否定(ツッコミ)の文化
    ・共通認識が大きい日本だからこそ成立するあるあるネタ(人種が多様だと成り立たない)
    ・締めの一言の文化
    などなど。

    それと、翻

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    2018年10月07日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

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    外国人芸人の目から見た日本のお笑いシーン。
    日本の文化の中で育ったわけでなく、それでいながらお笑いの当事者が語るからこそ、一定の距離間をもって冷静に分析できていると思った。

    いちばん日本的なネタはあるあるネタなのだそう。
    日本独自のお笑い文化が成立しているのは、国民の均質性もあると分析。多様性が叫ばれるなか、「あるあるネタ」が通用するくらいの認識がを多くの国民全体に共有されている。

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    2018年08月09日
  • 世にも奇妙なニッポンのお笑い

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    日本のお笑い番組にハマり、NSCに留学、お笑いコンビとして売れるようになる。共通幅が広いため、様々なスタイルを持てるが競争も熾烈、持ちネタを磨く日本のお笑い。海外ではテンポの良いその場ノリのタイプ。

    お笑い芸人さんたちがすごいっていうのは知識としてありましたが、更にそれを、海外と比較されているところが興味深かったです。

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    2018年04月09日