デイヴィッド C テイラーのレビュー一覧

  • ニューヨーク1954

    Posted by ブクログ

    昔の復刻版と思ってたのが、ごく最近書かれた作品と気付き、驚いた。もう、全然当時の雰囲気。ブルボンのお菓子工場でハイテクに効率良く生産されるのが現代の作家で、この人のは、孫達が来るから笹団子つくろ。誰も喜ばないけどな、とよもぎを積みに行く老婆のしたりがおが浮かぶ。具体的に言うと、昔の人にはスタイルがあった。気に入りのシェーブローションを頑なに使い続け、店にその人が入って来たら「あ、来たな」と存在が解る。
    クールな文体なんだけど表現がいい。特に前半の人生とは、という説明が粋でなあ。内容は事件で人が殺されるよ。

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    2019年08月28日
  • ニューヨーク1954

    Posted by ブクログ

    刑事のコンビもの作品として何処かでオススメして下さった方、コンビものには思えなかったけれど面白かったです。ありがとうございます。

    相方はいるけれど主人公キャシディ単独、もしくは家族の印象のほうが強かったです。
    このシリーズは原作では続いているようですが、このまま日本では出版されないんでしょうか。個人的に今作の邦題を「ニューヨーク1954」にして”Ngiht”で続けてる次作の邦題はどうするんだろうと気になります。

    キャシディが魅力的だったので何より次作が読みたいです。

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    2021年11月18日
  • ニューヨーク1954

    Posted by ブクログ

    う〜む、極めて米国っぽい物語、しかも1954年というある意味中途半端な時代性がとても効いている。あ〜米国もそういう時代だったのだなぁと。
    全編に漂うNY 夜の街はとても心地よいし、あの時代のいろんな要素が絡み合ってとても刺激的快感。

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    2018年02月13日