笛吹りなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ソードワールド・リプレイの中でも、いや数あるリプレイの中でもある意味異色。プレイヤー視点からのリプレイです。
本書解説にも書かれていますが、既刊リプレイの大半は、その書き方、たとえば小説風やキャラクター視点と変化させても「著者=ゲームマスター」が一般的なものです。
そもそも、リプレイとは「作品の面白さ」を伝えることで、作品の紹介を主眼としておいていました。
どうすれば、この楽しい作品を皆さんに広められるのか?そういった点からすると、ゲームの内容、ストーリーの根幹を知っているGM(ゲームマスター)が執筆するのが、自然な流れでしょう。
それが、まさかのプレイヤー視点。商業展開としては面白いアイデア -
Posted by ブクログ
本当にSW2.0初心者向けのリプレイです。著者がプレイヤーというのも、「あのシーンでこのプレイヤーはこんな事考えてたんだ」と初心者の人に理解させるにはとても適したものだと思います。
なので少しでも初心者のラインを超えた人達にはどうしても物足りなくなってしまうのは仕方がないかと。
セッションの雰囲気、RPをする雰囲気、ノリ、そういった臨場感を掴むなら、たのだん1・2巻でいいと思います。
どうせなら初心者プレイヤーだったひよこ君にこの時どう思っていたのか、と当時の心境が読めたら良かったかなぁと。
個人的に後ろのプレイヤーさん直筆のキャラシが見れたのは楽しかったです^^ -
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Posted by ブクログ
アニメのように派手なアクションを見せられず、コミックのようにはったりの効いた絵面を見せられないノベライズというメディア展開だと、ミリタリー系の蘊蓄を披露するこの作品のやり方は妥当なところ。「軍用銃を美少女に擬人化」というこの企画の意図を考えれば、最低限の挿し絵でしかビジュアルイメージを提示できないライトノベルが不利なのは自明なわけだが。
主役のアサルトライフル4人(4丁?)と準レギュラーのバトルライフル3人が動かせないのは仕方ないとして、SMGとして妙にイングラムMAC10を推していたのは作者の趣味か。初等部で取り上げるなら、H&K MP5系は鉄板として、後はPDWのH&K M -
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