・主審、副審のしくじりエピソード
・プロのレフェリーからのレクチャー
・著者と都並敏史氏の対談
の3部構成。しくじりエピソードが一番興味深く読めたが、あまりこの部分だけが長いのも不味なのだろうと思うので、バランスの良い構成だと思う。
個人的には副審の難しさが印象に残る。シロかクロかを明白に見分けなければならず、ベンチやスタンドからのヤジも受けやすい。彼らがもっと報われるよう、いいジャッジには拍手を送るような心構えを持ちたい。
Jリーグ草創期の審判員の方々が著者になっているが、近年引退された面々でつくる続編なども見てみたい。