高梨健吉のレビュー一覧

  • 日本奥地紀行

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    読み終わって、僕が知っていた明治時代の印象が大きく変わりました。外圧や災害で時代が激しく揺れ動いている今、外からの視点がとても大事だということを改めて思い知ったように思います。当時の中央が外国人に見せたくなかった現実が生々しく描写されていて、貧乏と清貧を混同して語ってはいけないなと改めて痛感しました。
    それにしてもイザベラバードの旅好きから高じたタフさ加減には脱帽。あの時代にあのルートを外国人女性が愉しみながら旅してたなんて、やっぱりイギリスは先進国だったんだなーとしみじみと思いました。

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    2012年03月24日
  • 日本奥地紀行

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    民俗学では欠かせないアイテムのこの本。江戸時代に英国夫人であるイザ・ベラ・バードが一人で東北地方へ旅をし、(海外からの)客観的に見た当時の日本を知るなら持ってこいの一冊。
    人文学科、コミュニケーション文化学科の人は見ておくべき!?

    生協学生委員会お勧めの書籍です。

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    2012年03月18日
  • 日本奥地紀行

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    [ 内容 ]
    文明開化期の日本…。
    イザベラは北へ旅立つ。
    本当の日本を求めて。
    東京から北海道まで、美しい自然のなかの貧しい農村、アイヌの生活など、明治初期の日本を浮き彫りにした旅の記録。

    [ 目次 ]
    初めて見る日本
    富士山の姿
    日本の小船
    人力車
    見苦しい乗車
    紙幣
    日本旅行の欠点
    サー・ハリー・パークス
    「大使の乗り物」
    車引き〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)

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    2010年07月15日
  • 日本奥地紀行

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    明治時代の女性海外僻地ひとり旅!外国の人から見た日本の人や風景が、少し難解でショック。
    しかしスゴイパワーだなぁ。

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    2019年04月11日
  • 日本奥地紀行

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    ネタバレ

    明治11年(1878)に初来日し日本の奥地(外国人がまだ踏み入れていない地域)を歩きたいというイギリス人女性イザベラ・バード(当時43歳)が北日本・北海道を日本人の通訳兼世話人伊藤を伴っての旅行記。彼女は脊髄彎曲症で健康回復のために旅行に出たとのことだが、そういう病気を持ちながら、長い間歩いたり、馬の背に乗って揺られたりしたのはさぞや大変だっただろうと思う。(普通そういう人は未開発地の踏破なんて考えないでしょう)でもまあ、食事だとか蚊についての愚痴が多いこと。

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    2019年03月19日
  • 日本奥地紀行

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    明治維新後の日本を外国人の女性が一人で旅する、
    そのシチュエーションだけでもすごいな、と思う。
    当時の女性としてはすごい度胸だっただろう。
    詳細な記述により当時の様子が克明に分かって面白い。

    自分が何よりも面白かったのは、当時の英国人がそれはもう
    ナチュラルに日本を見下している事だ。
    何から何まで上から目線。
    日本の馬を毎回のように「駄馬」と書く。
    いらっとする事もたびたびあったが、本人に悪気は全くない。
    これが当時の差別の現状なのだと思った。
    そういう意味でも勉強になった。

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    2012年12月31日
  • 日本奥地紀行

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    けっこう辛辣だけども精密な描写で、100年ちょっと前の日本はこんなだったんだなーと新鮮な驚き。東北地方についてはちょっと似た感じが長々と続いて飽きたけど、アイヌのところは興味深く面白く読めた。たぶんもう、ほとんど消え去ってしまったし・・・。

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    2012年06月24日
  • 日本奥地紀行

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    明治初期、鉄道もなく整備された道さえない山間の農村集落を巡りながら、東北地方、蝦夷へ単身で旅をする。
    今でさえ難しく感じるこの道のりを、言葉も不自由な外国の、しかも女性が成し遂げたという事実を、どれだけの人が知っているでしょうか。

    「だだだ大丈夫!?」―最初の私の印象。
    読み進めるほどに、イザベラさんのタフさに圧倒されます。
    宿では大量の蚊や蚤と戦い、道では馬に落とされたり踏まれたり暴れられたり、川を泳いで渡ったり、首つりになりそうだったり。
    そんな過酷な状況を面白がってるところがあっぱれ。
    加えて、彼女のものを視る目の公平さに心を打たれます。
    美しいものは美しい。
    醜いものは醜い。
    自然も

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    2012年06月05日
  • 日本奥地紀行

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    スコットランド出身のイザベラ・バードの1878年(明治十一年)の6月から9月にかけての東北,北海道紀行の記録.交通機関は人力車と駄馬で,この馬にはそうとう困っていたようだ.
    宿屋では外人女性を一目見ようと人々が群がり,プライバシーがなく,おまけに蚤,蚊,悪臭に始終つきまとわれている.さらに夜中の隣室の宴会によって,眠れないこともしばしばだったようだ.食事のひどさも相当だったらしく,肉への執着をしばしば口にしている.

    多くの町はそのひどい様子をこき下ろされるのだが,山形県と秋田市(久保田)は非常にほめられているのが印象に残った.
    (バードが通ったところで私がいちばん行ってみたいと思ったのは,青

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    2012年05月30日
  • 日本奥地紀行

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    1880年当時の日本を、スコットランド人女性の著者が、東京から北海道まで旅行した時の紀行文。これは、人に読まれることを前提としているよりも、まず自分自身の日記という意味あいのほうが強いので、言葉を飾ることなく、かなり素の感想が書かれていて、それが面白い。

    著者のイザベラ・バードという人は、とても客観的な人で、日本のようにまだヨーロッパにとっては珍しい異国の紀行文を書くにはぴったりの性格だったと思う。あまりに率直すぎるのと、日本に対して後進国として蔑視しているような空気がいたるところに流れているので、毒舌すぎるところもある。
    しかし、その目はどこまでも公平で、日本の良いところは素直に褒めていて

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    2020年07月15日