高梨健吉のレビュー一覧
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JALの機内誌で紹介されていたことがあり、興味はあったのだが、
それからだいぶ経ってしまった。
明治11年の夏、47歳の筆者は
横浜から、東京、粕壁(春日部)、栃木、宇都宮、今市、日光・・・
新潟、米沢、秋田、弘前、青森そして、蝦夷へ。
函館、室蘭、紋別・・・別とはアイヌ語で川。
伊藤という18歳の通訳の少年を連れて。
所持した荷物が簡易ベッド、ゴム製バスタブ、蚊帳・・・と驚くが、
当時は蚤と蚊だらけの不潔な宿ばかり。
襖と障子の部屋にプライバシーはナシ。障子のたくさんの穴の向こうに目が。
外人をひと目みたいと、見物人が数百人集まってしまう。
当時の暮らしぶりがよく記述されている。
地方 -
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山形県金山町は、イザベラバードに絶賛された町ですというのを前面に押し出していて碑まであるので、どんな紀行だろうと読んでみました。ほぼ愚痴、そして後進国で不衛生というのが前面に出されていてイギリスでブームを起こしたのもなんだかなぁと。肝心な金山町は半ページほど。三角の木(金山杉)が生えて、ロマンチックな町と記載があるのみ。あとは虫刺されで酷い思いをした事がつらつらと。そっちの方がメイン。皮膚病、脚気、蚊やネズミ、ご飯が酷い そんなことばかりで読んでいてつまらない。ああ、あの道を通ったんだなと頭の中で地図を思い描く。ただそれだけ。
新潟が太平洋側と比べると不愉快な気候。というのは納得だし昔からそ -
Posted by ブクログ
明治初期、鉄道もなく整備された道さえない山間の農村集落を巡りながら、東北地方、蝦夷へ単身で旅をする。
今でさえ難しく感じるこの道のりを、言葉も不自由な外国の、しかも女性が成し遂げたという事実を、どれだけの人が知っているでしょうか。
「だだだ大丈夫!?」―最初の私の印象。
読み進めるほどに、イザベラさんのタフさに圧倒されます。
宿では大量の蚊や蚤と戦い、道では馬に落とされたり踏まれたり暴れられたり、川を泳いで渡ったり、首つりになりそうだったり。
そんな過酷な状況を面白がってるところがあっぱれ。
加えて、彼女のものを視る目の公平さに心を打たれます。
美しいものは美しい。
醜いものは醜い。
自然も -
Posted by ブクログ
スコットランド出身のイザベラ・バードの1878年(明治十一年)の6月から9月にかけての東北,北海道紀行の記録.交通機関は人力車と駄馬で,この馬にはそうとう困っていたようだ.
宿屋では外人女性を一目見ようと人々が群がり,プライバシーがなく,おまけに蚤,蚊,悪臭に始終つきまとわれている.さらに夜中の隣室の宴会によって,眠れないこともしばしばだったようだ.食事のひどさも相当だったらしく,肉への執着をしばしば口にしている.
多くの町はそのひどい様子をこき下ろされるのだが,山形県と秋田市(久保田)は非常にほめられているのが印象に残った.
(バードが通ったところで私がいちばん行ってみたいと思ったのは,青