松本トモミのレビュー一覧

  • 恋愛はラテン式に

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    『憂鬱なフィアンセ』―留学先からギリシャに帰国したフェーベは、ペトロニデス家の長男との婚約を解消しようと決心していた。本当は次男スピロスのほうを愛していたから。だが、親族が決めた婚約の破棄は許されない状況に陥る。婚約者の援助がなければ父の会社は倒産してしまう…。
    『ローマの熱い風』―アリーは双子の妹を訪ねてローマに来たところ、緊急事態に直面した。妹は失恋が原因で自殺未遂を起こしていたのだ。失恋相手の親族ヴィットーリオは大富豪で、一族の平穏を守るためアリーに自分の恋人のふりをするよう命じる。彼女が双子の姉であるとも知らず。
    『情熱の取り引き』―シドニーに住むリアは弟が作った借金の返済に頭を抱えて

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    2009年10月04日